全羅道・釜山(韓国)
作品の概要
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韓国の鬼才:ポン・ジュノが放つ“人間の真実”に迫る傑作サスペンス!ウォンビン待望の復帰作品! 永遠に失われることのない母と子の絆。 すべての”謎”の先に、”人間の真実”が明かされる。 「戦意喪失してしまうほどパーフェクトだ。 お願いだからそこまで面白くしないで、と何度も悲鳴をあげそうになった。 ポン・ジュノという人が隣の国に居る、それだけでたまらなく怖いし、涙が出るほど楽しい。」(映画監督:西川美和) 「母なればこそ我が子を守るために命を賭ける。 悲しい母です。そして尊い母です。 泣いて下さい。母の姿に。」(パーソナリティ:浜村淳) 『母なる証明 』 |
ストーリー
漢方薬店で働きながら一人息子のトジュン(ウォンビン)を育て上げた母(キム・ヘジャ)。二人は貧しいながらも、母ひとり子ひとりで懸命に生きてきた。息子は、内気だが朗らかな純粋な青年であった。
ある日、二人が住む静かな街で凄惨な殺人事件が起きる。一人の女子高生が無惨な姿で発見されたのだ。
事件の第一容疑者として、トジュンの身柄が拘束された。
彼の無実を証明するものは何もない中、事件の解決を急ぎ警察は形ばかりの捜査を行い、トジュンの逮捕に踏み切ろうと画策する。一方、弁護人はやる気もなく、有罪判決は避けられないように見えた。
無実を信じる母親はついに自ら立ち上がり、息子の疑惑を晴らすため、たった一人で真犯人を追って走り出す。
地域ばなし
ボン・ジュノ監督作品の大きな特徴のひとつに、自然でありのままの世界を追求するため、基本的にすべてロケーション撮影を行うと言うことがあります。本作品もこの基本を忠実に守った作品となっています。
ロケハンは、4チームにわかれ、それぞれが5ヶ月もかけ、8万キロも韓国国内を探し回って、4万枚の写真を撮影しました。
地域でおこった エピソード
制作チームは季節ごとの太陽の位置まで書き込んだ天候や地形入りの「映画の舞台となる町の地図」を作成しています。
(地図には、感情豊かに記された風景や交通の便までも記されています。)
映画のストーリー上の舞台
韓国の静かな街。(おどろくほど多大なロケ場所が組み合わせれたにも関わらず、映画では「継ぎ目のない完璧な一つの町」になっています。)
ロケ地
韓国各地
全羅道(オープンセット:母の働く漢方薬店、写真館)
釜山(オープンセット:廃屋)
映画に出てくるグルメ
・漢方薬 :母が漢方薬となる草を切る。
・鳥の蒸し煮 :母が息子のために作る韓国料理。
支援
提供:「母なる証明」フィルムパートナーズ(ビターズ・エンド、アンデスフィルム、オゾンネットワーク、ビー・プランニング)
協力:ハピネット、KOREAN AIR
キャスト
キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ、ユン・ジェムン、チョン・ミソン他。
スタッフ
- 監督:ポン・ジュノ
- 脚本:パク・ウンギョ、ポン・ジュノ
- 製作:CJエンタテインメント、バルンソン
- 制作:バルンソン
- エグゼクティブ・プロデューサー:ミッキー・リー
- 共同プロデューサー:カテリーヌ・キム、ムン・ヤングォン
- プロデューサー:ソ・ウシク、パク・テジュン
- 原作:ポン・ジュノ「母なる証明」(幻冬舎)
- 音楽:イ・ビョンウ
- テーマソング:
- 撮影:ホン・ギョンピョ
- 照明:
- 美術:リュ・ソンヒ
- 録音:
- 衣装:チェ・セヨン
- 編集:ムン・セギョン
作品データ
- クレジット:(C)2009 CJ ENTERTAINMENT INC.&BARUNSON CO.,LTD.
- 製作年:2009年
- 公開日:2009年10月(日本)
- 製作国:韓国
- 配給:ビターズ・エンド
- 上映時間:129分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:第34回香港国際映画祭アジアン・フィルム・アワード・最優秀作品賞・最優秀主演女優賞(キム・ヘジャ)・最優秀脚本賞(パク・ウンギョ、ポン・ジュノ)、第22回「日刊スポーツ映画大賞」外国作品賞、第30回「青龍映画賞」最優秀作品賞・男優助演賞(チン・グ)・照明賞、第3回「アジア・パシフィック・スクリーン・アワード」主演女優賞(キム・ヘジャ)。第46回大鐘賞最優秀助演男優賞(チン・グ)
- オフィシャルサイト:http://www.bitters.co.jp/hahanaru/
ゆかりの地図
全羅道 | 釜山 |
대한민국 전라북도 고창군 아산면 삼인리 500 |
大韓民国 プサン広域市 |
