犬神家の一族

長野県上田市・安曇野市・佐久市・大町市、東京都大田区大森

作品概要

名探偵・金田一耕助 登場。
角川映画、記念すべき第一回作品

 

 

日本の製薬王、犬神佐兵衛が残した謎の遺言状。
犬神財閥の巨額の遺産を巡って、血塗られた連続殺人が起こる。
犬神家の家宝である 斧(ヨキ)・琴(コト)・菊(キク)に隠された秘密とは?
名探偵・金田一耕助が解き明かす血の系譜、そして意外な真相とは!?
ミステリー界の巨匠・横溝正史の世界を映像化した最高傑作。

 

DVD『犬神家の一族 デジタル・リマスター版』
¥2,800+税
発売元・販売元:株式会社KADOKAWA 角川書店
©1976角川映画
 
 

ストーリー

日本の製薬王といわれた信州・犬神財閥の創始者、犬神佐兵衛はやがて血で血を洗う葛藤を予期したかのような不可解な遺言状を残して他界した。
犬神家の顧問弁護士、古舘恭三の助手・若林は、莫大な遺産相続にまつわる一族の不吉な争いを予期し、東京に事務所を構える私立探偵・金田一耕助に助力を得るための手紙を送ったが、那須に着いた金田一と顔を合わせぬまま、何者かに殺されてしまう。
奇怪な連続殺人事件は、その若林の死から第一幕が切って落とされた。
佐兵衛には腹違いの三人の娘、松子・竹子・梅子があり、松子には佐清(すけきよ)、竹子には佐武(すけたけ)と小夜子、梅子には佐智(すけとも)という子供がいる。 そして犬神家には佐兵衛が今日の地盤を築きあげることができた大恩人である野々宮大弐の孫娘・珠世も住んでいた。
問題の遺言状は佐清の復員を待って公開されることになっていたが、戦争で顔を負傷した佐清は、仮面をかぶって、一族の前に現れた…。

地域ばなし

犬神家のお屋敷のシーンは、長野県安曇野市の旧飯田家(現在は、花林桃源郷「蔵久」安曇野本店)でロケ撮影されました。

那須(架空の町)のまちなかシーンは、長野県上田市でロケ撮影されました。

湖の風景は長野県の青木湖・木崎湖・仁科三湖でロケ撮影されました。

那須神社のシーンは、長野県大町市「仁科神明宮」で撮影されました。

劇中で金田一耕助が宿泊した「那須ホテル」は長野県佐久市にある「井出野屋旅館」です。

金田一耕助の住所は、東京都大田区大森1丁目です。(劇中に映る手紙の住所)

ロケ地

長野県
上田市
佐久市:井出野屋旅館
大町市:仁科神明宮、仁科三湖(青木湖、木崎湖)
安曇野市:蔵久

映画にちなんだもの

双眼鏡、菊人形、タバコ、領収書、ビルマ、塩酸モルヒネ、ケシ(芥子)、外食券、斧(よき)、琴(こと)、菊(きく)

映級グルメ

うどん、生卵

キャスト

石坂浩二、高峰三枝子、三条美紀、草笛光子、あおい輝彦、島田陽子、地井武男、川口晶、川口恒、金田龍之介、小林昭二、坂口良子、小沢栄太郎、加藤武、大滝秀治、寺田稔、三木のり平、横溝正史、岸田今日子、三谷昇、辻萬長、佳那晃子、三國連太郎

スタッフ

監督:市川崑
脚本:長田紀生、日高真也、市川崑
製作:角川春樹 、市川喜一
原作:横溝正史(角川文庫版)
撮影:長谷川清
美術:阿久根巌
録音:大橋鉄矢 
照明:岡本健一 
音楽:大野雄二
編集:長田千鶴子

作品データ

ゆかりの地図

井出野屋旅館 花林桃源郷「蔵久」安曇野本店
36.265193,138.362868
36.265193,138.362868

 

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