男はつらいよ 第21作 寅次郎わが道をゆく
熊本県阿蘇市・南小国町・小国町・山都町、大分県竹田市・南山田村、東京都台東区
作品の概要
戦前から戦後にかけて、浅草のランドマーク的存在だった、大劇場・浅草国際劇場の舞台で、絢爛豪華なSKD(松竹少女歌劇)のレビューが繰り広げられる。国際劇場の取り壊しが決定し、それを惜しむかのように舞台に立つ踊り子たちの哀感を描いている。 マドンナには、下町育ちの“ショーガール”木の実ナナ。彼女がとらやを大慌てで訪ねるシーンで、ユニークなキャラクターが印象づけられる。 『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』
DVD発売中 ¥3,990(税込) 発売・ 販売元:松竹 (c)1978 松竹株式会社 |
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ストーリー
熊本県・田の原温泉で、やることなすこと裏目に出てしまう地元の青年・留吉(武田鉄矢)に、“人の道”を大真面目に説く寅さん。ところが宿賃がなくて、さくらが迎えにやってきてオカンムリ。
今度こそはと反省の日々を送るが、さくらの同級生で幼なじみのSKDの踊り子・紅奈々子(木の実ナナ)に夢中になって、レビューに通う日々が始まる。
一方の奈々子は、このまま舞台を続けるべきか? 結婚して引退すべきか? で、真剣に悩んでいた…
今度こそはと反省の日々を送るが、さくらの同級生で幼なじみのSKDの踊り子・紅奈々子(木の実ナナ)に夢中になって、レビューに通う日々が始まる。
一方の奈々子は、このまま舞台を続けるべきか? 結婚して引退すべきか? で、真剣に悩んでいた…
地域ばなし
熊本県阿蘇市・南小国町・小国町・山都町、大分県竹田市・南山田村、東京都台東区浅草などが舞台になっています。
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)
熊本県阿蘇市
阿蘇大観峰(草原を旅する)
阿蘇大観峰(草原を旅する)
熊本県阿蘇郡南小国町
田の原温泉
(留吉の前に再び現れる)
大朗館(逗留する)
熊本県阿蘇郡小国町
阿弥陀杉[国の天然記念物・樹齢1200年](留吉に声をかける)
杖立温泉(さくらがバスに乗って到着、留吉の迎えを受ける)
熊本県上益城郡矢部町(現・山都町)
通潤橋(渡る)
通潤橋(渡る)
大分県竹田市
広瀬神社(啖呵売)
大分県玖珠郡南山田村菅原
宮原(みやのはる)線 麻生釣駅(ホームで寝ている・夢から醒める)
東京都台東区
浅草国際劇場(さくら楽屋に奈々子を訪ねる)
浅草六区映画街東京クラブ裏(布地を啖呵売)
映画にちなんだもの・グルメ
とんかつ
(浅草国際劇場脇の“河金”でとんかつを御馳走する。)
(浅草国際劇場脇の“河金”でとんかつを御馳走する。)
レビュー衣裳
(浅草国際劇場のステージでSKDのスターたちが華やかなステージを繰り広げたが、その踊り子たちの鮮やかな原色の衣装。)
歌「赤城の子守唄」「詩吟 偶成」「SKDの歌」「道」
キャスト
渥美清、倍賞千恵子、木の実ナナ、前田吟、下條正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、笠智衆、中村はやと、岡本茉莉、佐山俊二、武田鉄矢、竜雷太 ほか
スタッフ
- 監督:山田洋次
- 脚本:山田洋次、朝間義隆
- 原作:山田洋次
- 音楽:山本直純
- 撮影:高羽哲夫
- 美術:出川三男
作品データ
- クレジット:(c)1978 松竹株式会社
- 製作年:1978年
- 公開日:昭和53(1978)年8月5日
- 製作国:日本
- 配給:松竹株式会社
- 上映時間:107分
- 映倫区分:G
- オフィシャルサイト:http://www.tora-san.jp/index.html
ゆかりの地図
熊本県阿蘇市田の原温泉
熊本県阿蘇郡南小国町満願寺田の原