終の信託

愛知県名古屋市、福岡県北九州市

作品概要

『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』で日本を代表する映画監督・周防正行が、愛と死に直面した人間を冷静な視線で最後まで描ききった真のラブストーリー。
終末医療の現場で起こる生死をめぐる問題の数々。知られざる検事室での聴取。数奇な運命に翻弄される女医…。
出演に『Shall we ダンス?』以来16年ぶり共演となる草刈民代と役所広司。さらに浅野忠信、大沢たかおの豪華俳優陣が集結。
愛とは何か? 命の重さとは? そんな問いさえもはるかに超える息詰まる展開と衝撃の結末。
人は愛を裁くことができるのか?
英語タイトル:A Terminal Trust

©2012フジテレビジョン 東宝 アルタミラピクチャーズ

第25回東京国際映画祭
上映

ストーリー

1997年、天音中央病院。折井綾乃(草刈民代)は、患者からの評判も良い、呼吸器内科のエリート医師。
しかし、長い間、不倫関係にあった同僚医師の高井(浅野忠信)に捨てられ、失意のあまり自殺未遂騒動を起こしてしまう。
そんな綾乃の心の傷を癒したのは重度の喘息を患い入退院を繰り返していた江木秦三(役所広司)の優しさだった。綾乃と江木は心の内を語りあい、医師と患者の枠を超えた深い絆で結ばれる。
しかし、江木の病状は悪化していった。自分の死期が迫っていることを自覚した江木は綾乃に懇願する。
「信頼できるのは先生だけだ。最期のときは早く楽にしてほしい」と。
2か月後、江木は心肺停止状態に陥る。 江木との約束通り延命治療を中止するのか、患者の命がある限り延命の努力を続けるのか…。
「愛」と「医療」の狭間に揺れる綾乃は重大な決断を下す!
3年後、その決断が刑事事件に発展する。検察官・塚原(大沢たかお)は綾乃を殺人罪で厳しく追及。綾乃も強い意志でその追及に応える…。

ロケ地

愛知県
名古屋市:名古屋市役所

福岡県
北九州市:九州労災病院

支援

撮影協力:北九州フィルムコミッション、なごや・ロケーション・ナビ、他。

協力:高山緑化園、他。

作品データ

キャスト:草刈民代、役所広司、大沢たかお、浅野忠信

監督/脚本:周防正行
原作:朔 立木
エグゼクティブ・プロデューサー:亀山千広、桝井省志
撮影監督:寺田緑郎
照明:長田達也
美術:磯田典宏
録音:郡 弘道
編集:菊池純一
音楽:周防義和
助監督:片島章三

クレジット:©2012フジテレビジョン 東宝 アルタミラピクチャーズ
製作年:2012年
製作国:日本
配給:東宝
上映時間:144分
オフィシャルサイト(リンク):http://www.tsuino-shintaku.jp/

ゆかりの地図

名古屋市役所
愛知県名古屋市中区三の丸3丁目1−1

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