1リットルの涙

愛知県豊橋市・岡崎市

作品の概要

「例え歩けなくっても出来る仕事、あるよね」

中学3年生の木藤亜也は、ある難病を患った。
それは、徐々に体が動かなくなってゆき、やがて体の全機能が停止してしまう不治の病「脊髄小脳変性症」。
彼女は、21歳になるまで日記を書き続けた。

本作は、その日記をもとにストーリー化された木藤亜也さんの著書「1リットルの涙ー難病と闘い続ける少女亜也の日記ー」と、母・潮香さんの著書「いのちのハードル」を原作として映画化された。
亜也さんの著書は、難病と闘いながらひたむきに全力で生きた姿が感動を呼び、160万部のベストセラーとなった。
本作では、発病から21歳までの心の激しく揺れ動く葛藤の日々を中心に、家族や主治医らとのふれあいを描く。

『1リットルの涙』
DVD発売中¥5,460(税込)
販売元:東映ビデオ
(C) 2004 ALL OUT CO,LTD.

 
 
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ストーリー

中学3年生の少女、木藤亜也(大西麻恵)。
いつものように元気に家を出たある日、通学中に転んでしまい、下あごを強打する。
急いで行った近所の病院で、母・潮香(かとうかずこ)は医者から意外なことを聞く。
普通、人が転ぶときには手が先に出て、あごを打つようなことはあまりないという。

勧められて検査に訪れた病院の山本絋子医師(鳥居かほり)から、潮香は事実を告げられる。
亜也の病気は「脊髄小脳変性症」という不治の病だという。
衝撃を受ける潮香は、高校受験を目前に不安と希望を控える亜也を看て決意する。
この子の残された命を充実したものにするのが自分に出来る唯一のこと、出来るだけのことをしようと。

亜也は、目指していた進学校・豊橋東高校に合格し、晴れて高校生となった。
「文章にすると考えがはっきりする」と山本先生は亜也に助言する。
山本先生のその勧めで、元々書くことが好きな亜也は日記を付け始めた・・・。

地域ばなし・プロダクションノート

生前、亜也さんが実際に通学した県立豊橋東高校を始め、豊橋市を中心とする中京圏でロケが行われました。
高校や養護学校、病院など、多くの施設が撮影協力をしています。
また、亜也さんの母親の潮香さんが養護学校のシーンで参加もしています。

本作の舞台である豊橋市内で先行上映されました。

映画のストーリー上の舞台は、愛知県豊橋市、岡崎市などです。

ロケ地

愛知県
豊橋市の愛知県立豊橋養護学校(亜也の通う養護学校。実際の亜也さんは岡崎養護学校へ通学)・愛知県立豊橋東高等学校・豊橋市民病院・豊橋バイパス
岡崎市の愛知県立岡崎養護学校
豊川河川敷

映画にでてくる地域の料理・地場産品

 正岡子規「病床六尺」、川端康成「雪国」
(亜也が入院中に読む)

支援

愛知県豊橋市 、愛知県立豊橋東高校、愛知県立豊橋養護学校、 愛知県立岡崎養護学校、豊橋市民病院、 豊橋障害福祉会館さくらピアなど。
エキストラ出演をした 愛知県立豊橋東高校の演劇部及び有志のみなさま、 愛知県立豊橋養護学校の有志のみなさまほか。

キャスト

 大西麻恵、鳥居かほり、芦川よしみ、松金よね子、森下千里、かとうかずこ、浜田光夫、森山周一郎、速水亮ほか。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

 

愛知県立豊橋養護学校
愛知県豊橋市草間町字平東100
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