『男はつらいよ』50周年プロジェクト、新作☆第50作 2019年公開 etc.

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クレジット:© 松竹株式会社

山田洋次監督作・渥美清主演『男はつらいよ』が2019年に50周年を迎えるにあたり、周年プロジェクトが始動。
第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりに新作の製作が決定しました。
 第1作が公開されてから50年目となる2019年、待望の第50作が公開となります。

50周年記念公式サイト:http://tora-san.jp/50th/
50周年記念公式Twitter:https://twitter.com/torasan_50th

映画『男はつらいよ』50周年プロジェクト

クレジット:© 松竹株式会社

 1969年に第1作が公開されてから50年。映画『男はつらいよ』50周年プロジェクト紹介

1)『男はつらいよ』新作映画の製作が決定
第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりに新作の製作が決定。 第1作が公開されてから50年目となる2019年、待望の第50作が公開となります。

2)シリーズ全49作、4Kデジタル一挙修復
第1作『男はつらいよ』(1969年)から第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』(1997年)まで、オリジナルネガの経年劣化(退色、収縮等)や様々な要因で出来た破損等を精査し、スキャン、修復、上映の全プロセスを4K解像度で実施。山田洋次監督総合監修の下、当時のスタッフ、松竹、松竹映像センター、IMAGICA、東京現像所で修復チームを結成。最新技術と緻密な手作業を組み合わせて、試写と再修復を繰り返し、公開初日の映像と音声をデジタルで再現すべく、2年間にわたって取り組んでいます。そして、2019年夏、修復素材を使用したBlu-ray を発売。更に、全国の劇場にて特集上映を予定。

3)葛飾区×松竹による充実の取り組み
第1作の撮影時より共に歩んできた葛飾区と松竹は、50周年イヤーも、様々な取り組みを展開。2019年4月、1997年の開館以来、全国の寅さんファンに愛されてきた「寅さん記念館」が、大規模リニューアル。新たな映像演出の導入、併設する山田洋次ミュージアムの拡張、カフェスペースがオープン。そして11月、全国各地を旅した寅さんが愛した「原風景を大切に守り、後世に伝えたい」そんな想いを胸に、ロケ地となった自治体が年に一度、柴又に集い開催する「寅さんサミット」が、2019年で第5回を迎えます。他にも野外上映会、記念館重ね押しスタンプラリーなどイベントを計画。
寅さんサミット2018in柴又公式サイト:http://torasan-summit.jp/
葛飾柴又寅さん記念館:http://www.katsushika-kanko.com/tora/

4)寅さんの新しいキャラクターデザインが誕生
Mr.Children、松任谷由実などの多くのミュージシャンのジャケットワークや、Canon、KIRINなど数々の広告、またNHK連続テレビ小説「半分、青い。」のアートワークなどを手掛ける森本千絵が主宰するデザイン集団goen゜が担当。寅さんの魅力を引き出した、ポップなグラフィックが誕生。

5)2018年10月からBSテレ東で『男はつらいよ』全49作を放送
2018年10月、社名をBSテレビ東京へ変更するBSジャパン。折しも『男はつらいよ』50周年イヤーの毎週土曜日の夜に「やっぱり土曜は寅さん!」と銘打ち『男はつらいよ』全49作一挙放送。(2018年10月6日から毎週土曜夜6時30分~放送)

6)映画『男はつらいよ』50周年記念展、日本橋三越本店で開催
主催:朝日新聞社。映画『男はつらいよ』を貴重な衣装、台本、小道具、写真パネルなどで紹介。寅さんが暮らした下町の風物や、個性豊かな登場人物と奏でるあの世界が蘇ります。2019年8月日本橋三越本店で開催、全国巡回予定。

7)「寅さん年賀状」、寅さんとタニタのコラボ商品…様々なタイアップ商品が展開
「郵便局の年賀状印刷」に、『男はつらいよ』をイメージした年賀状が登場。2019年亥年を寅さんの新キャラクターが彩ります。またタニタとのコラボでは、寅さんと陽気に健康的な生活を続けられるコラボ商品やコラボカフェの展開。その他、様々な団体や企業と協力してプロジェクトを盛り上げます。

8)「寅さん×落語×トーク」スペシャルイベント開催
共催:株式会社夢空間。2019年9月28日(土)、有楽町よみうりホールにて、語とトークでお届けする公開50周年記念公演の開催。

9)CSチャンネル衛星劇場にて、シリーズ全49作放映中

10)「悪童(ワルガキ) 小説 寅次郎の告白」刊行
映画シリーズでは描かれなかった、知られざる“寅さんの少年時代”を、ほろ酔い気分の寅さんがあの名調子で語り尽くします。 「2・26事件」が起こるその日の真夜中、帝釈天に捨てられていたという誕生秘話から、厳しくも優しかった育ての母への思い、憎き恋敵への復讐劇、恩師との悲しい別れ、あの御前様の禁断の恋物語まで、驚きのエピソードが満載。山田洋次監督、初の小説にして、これぞまさに「男はつらいよ」エピソード・ゼロ!(本体価格1300円 講談社刊)

◎『男はつらいよ』50周年プロジェクトに寄せて
『男はつらいよ』シリーズは今から半世紀前に誕生した。その頃日本経済は右肩上がりで一生懸命働けば報われる、今に豊かな時代が来る、という実感の中で日本人の心は充実していた。「寅さん」はそんな時代の日本の民衆が求めていたキャラクターだった。真の幸福とは何か、という考察を離れて物質的豊かさのみを目指す自分の姿の恥ずかしさを、笑い飛ばすことによって自ら慰め、安心する、それが寅さんシリーズの魅力だったのではないだろうか? バブル崩壊を経て日本人の暮らしは低迷し不安な時代がおとずれる。1990年代後半からの「生きづらい時代」の始まり。格差社会の「貧困化」、市民生活のすみずみにまで渡っての窮屈な「管理化」。これがコンピューターの普及によって急速に進み、もはや寅さんが愛用した赤電話はこの国の風景から姿を消し、田舎の駅は無人化され、都市の駅の改札は自動化されて寅さんが敬愛してやまない生真面目な鉄道員の姿は見えなくなり、寅さんが店をひろげる地方都市の商店街はシャッター通り化してしまった。 今日、第1作のクラインクインから50年を経たこの時代、この低迷と不安の時代に観客が映画に求めるのは何か、その要求に、あの幸福だった70年代に生まれた寅さんはどう答えればいいのだろうか。それはきっと「なんとかなる、希望を捨てるな、生きていくんだ」という高い位置からの激励の言葉ではなく「ヤレヤレ、こうやって俺たちは日々人生を生きているのさ」という共感の笑い、苦笑、時として哄笑ではないだろうか。 今日のギシギシときしむ音がするような、悲鳴が聞えるような管理社会に寅さんの生きる余地はない。彼に必要なのは、この窮屈な世の中でなんとか生きていける「すき間」であろう。ヤレヤレと安心してもぐりこめるような、ゆったりとした「すき間」を発見してやる、あるいはムリヤリ作り出してやることが、寅さんという厄介な男の生存のために必要なのだと思う。
山田 洋次

作品データ

クレジット:© 松竹株式会社

作品データ:
全49作(特別篇含む)
第1作公開日:1969年8月27日
第49作公開日:1997年11月22日
シリーズ出演マドンナ総人数:42名

メインスタッフ:
原作:山田洋次
監督:山田洋次(第1・2作、5~49作)、森崎東(第3作)、小林俊一(第4作)
脚本:山田洋次(第1~49作)
共同脚本:森崎東(第1作)、小林俊一(第2・3作)、宮崎晃(第2~6、11作)、朝間義隆(第7~49作)、レナード・シュレーダー(第24作)、栗山富夫(第24作)
撮影:高羽哲夫(第1~49作)、長沼六男(第48作)
音楽:山本直純(第1~49作)、山本純ノ介(第47・48作)
オフィシャルサイト:https://www.tora-san.jp/

作品紹介 :
「男はつらいよ」は山田洋次と渥美清という名コンビが生み出した物語です。少年時代に憧れたテキヤの思い出を語る渥美清の記憶力、表現力、話術に圧倒された山田監督がイメージを膨らませ、葛飾柴又を舞台にしたテレビドラマの台本を作り上げました。放送が始まると徐々に人気が高まっていき、主人公である「寅さん」がハブに噛まれて死んでしまう、という最終回を迎えると、視聴者からの抗議が殺到しました。そして、翌年1969年8月27日に映画第1作が公開されると、1997年公開の特別篇まで28年間にわたって49作品が製作される人気シリーズに成長したのです。 お盆やお正月に公開されるおなじみの「国民的人気コメディ映画」である『男はつらいよ』ですが、同時に、大きく変容していった時期の日本の風景を写し続けたロードムービーであり、時代ごとの名優によって、人々の暮らしや恋模様、家族の姿を丁寧に描き続けてきた映画シリーズでもあります。 これまでも、そしてこれからも、風の様に気ままな「寅さん」は時代を超えて世代を超えて国境を越えて愛され続けていくことでしょう。

ロケ地:
網走・知床・釧路・札幌・小樽・支笏湖・羊蹄山・江差・奥尻島・函館・鰺ヶ沢・鹿角・盛岡・松島・寒河江・会津・栗原市・根室・牛久沼・袋田・磯部温泉・浦安・東京・亀戸天神・式根島・甲府・軽井沢・小諸・上田・別所温泉・木曽福島・佐渡島・六日町・上越・北軽井沢・芦ノ湖・奈良井・信州・沼津・下田・焼津・大井川・浜名湖・名古屋市・多治見・蛭川・下呂温泉・金沢・東尋坊・長浜・湯の山温泉・伊勢・志摩・京都・丹後伊根・天橋立・奈良・吉野・大阪・和歌山・神戸・龍野・和歌浦・長良・柘植・彦根・鳥取・津山・備中高梁・温泉津・津和野・益田・因島・萩・下関・高松・琴平・志々島・高見島・大洲・阿波徳島・飯塚・柳川・久留米・甘木・佐賀・唐津・呼子・別府・臼杵・湯平温泉・日田・平戸・五島列島・福江島・島原・天草・阿蘇・田の原温泉・日南・鹿児島・奄美大島・加計呂麻島・沖縄 ・別府鉄輪温泉・対馬・由布岳・アリゾナ(アメリカ)・ウィーン(オーストリア)

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