あつい胸さわぎ

和歌山県和歌山市・紀の川市、千葉県千葉市、埼玉県戸田市

作品概要

(C)2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

「おっぱいなくなっても、恋とかできるんかな‥」

“若年性乳がん”と“恋愛”をテーマに、揺れ動く母娘の切実な想いを繊細さとユーモアを持って描きだす。

話題を呼んだ傑作舞台「あつい胸さわぎ」を映画化。

2023年1月27日公開
上映館案内
第35回東京国際映画祭
映画祭上映

 

ストーリー

港町の古い一軒家に暮らす武藤千夏(吉田美月喜)と、母の昭子(常盤貴子)は、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた。

小説家を目指し念願の芸大に合格した千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」の事で頭を悩ませている。千夏にとって初恋は、忘れられない一言のせいで苦い思い出になっていた。その言葉は今でも千夏の胸に“しこり”のように残ったままだ。

だが、初恋の相手である川柳 光輝(奥平大兼)と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことにする。

一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村 基晴(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に興味を惹かれはじめており、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内 透子(前田敦子)にからかわれていた。

親子ふたりして恋がはじまる予感に浮き足立つ毎日。 そんなある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。 娘の身を案じた昭子は本人以上にネガティブになっていく。

だが千夏は光輝との距離が少しずつ縮まるのを感じ、それどころではない。「こんなに胸が高鳴っているのに、病気になんかなるわけない」と不安をごまかすように自分に言い聞かせる。 少しずつ親子の気持ちがすれ違い始めた矢先、医師から再検査の結果が告げられる。

初恋の胸の高鳴りは、いつしか胸さわぎに変わっていった……。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域・建築ばなし・プロダクションノート

「サーカス」シーンの演出で、和歌山発のサーカス団「さくらサーカス」の協力が得られることがきっかけとなり、和歌山県でロケーション撮影されました。

和歌山県、和歌山市、わかやまフィルムコミッションの支援もあり、和歌山県がロケ地に選ばれています。

監督は「和歌山と縁がなかったのですが、和歌山を訪れてみたら、風景が圧倒的に良く、ここで撮りたいと思いました。」とコメントしています。

和歌山でのロケ撮影は2021年7~8月に行われました。

和歌山市の「雑賀崎(さいかざき)」「雑賀崎漁港」「みその商店街」「おっとっと広場」 「パン・カフェ MINOES(ミヌース) 」「Oceanたかのすセンター」「コモレビ(komorebi)」「かに道楽和歌山店」などでロケ撮影が行われました。

紀の川市の染色加工場「吉田染工」「近畿大学和歌山キャンパス(生物理工学部)」でロケ撮影されています。

千夏(吉田美月喜)と⺟(常盤貴子)が暮らす「灯台のある港町の古い⼀軒家」は、雑賀崎の空き家をセットにしたオープンセットです。

千夏(吉田美月喜)が自転車で港町を走るシーンは、雑賀崎の海と空のブルー、傾斜地のグリーンが映し出され、ジブリ映画のような爽やかなシーンとなっています。

ロケ撮影現場では「グリーンソフト」(抹茶ソフトクリーム)が話題になったと前田敦子さんがコメントしています。

雑賀崎は、日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」を構成する絶景の一つに数えられています。また、イタリアのアマルフィ海岸のようだ(日本のアマルフィ)と言われています。

母役の常盤貴子さんは、「私の役作りのベースには、場所というのがすごく大きくて。風土やその町の人が持っている雰囲気ですね。今回の撮影では、撮影をしながら土地や町の人の空気感を感じようとして、昭子さんという人物に色付けをしていきました。」とコメントしています。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

和歌山県
和歌山市:雑賀崎(さいかざき)、雑賀崎漁港、みその商店街、和歌浦漁港「おっとっと広場」、パン・カフェ MINOES(ミヌース) 、Oceanたかのすセンタ、コモレビ(komorebi)、かに道楽 和歌山店
紀の川市:吉田染工、近畿大学 和歌山キャンパス

千葉県
千葉市:minimini 千葉店

埼玉県
戸田市

映画にちなんだもの

若年性乳がん、母子家庭、境界知能、婦女暴行、サーカス、道化師、ピエロ、クラウン、ブラジャー、芸大、自転車、小説、下宿、自宅、関西弁、ボールペン、セミ(蝉)

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:
ズワイガニ、カニカマ、黒焦げトースト、おっぱいパン、お好み焼き、鶏の唐揚げ、ポテトサラダ

ロケ撮影で話題になったグルメ:グリーンソフト(抹茶ソフトクリーム)

支援

ロケ地協力:
わかやまフィルム・コミッション、雑賀崎漁港(さいかざき)、吉田染工、和歌山電機、近畿大学 和歌山キャンパス、みその商店街、パン・カフェ MINOES、鷹の巣センター Komorebi、かに道楽 和歌山店、minimini 千葉店、戸田市、雑賀崎漁業組合、雑賀崎地区連合自治会、和歌山商工会議所、和歌山市観光協会、和歌山市役所

協賛:
三木理研工業株式会社、吉田染工株式会社、岸志川工業株式会社、さくらい乳腺外科クリニック、スズキモーター和歌山、SOGO TAXI(相互タクシー株式会社)、和歌山トヨタグループ、和歌山トヨタ自動車株式会社、トヨタL&F和歌山株式会社、株式会社トヨタレンタリース和歌山、ダイワロイネットホテル和歌山、わかやま新報

特別協力:さくらサーカス

美術協力:ちゃりんこルート26、他

和歌山宣伝:わかやま新報、和歌山経済新聞、わかやまリビング新聞社

医療監修:茨城医療センター外科 海瀬博史、ハタイクリニック 西脇俊二

後援:和歌山県、和歌山市、和歌山市教育委員会

キャスト

吉田美月、常盤貴子、前田敦子、佐藤緋美、石原理衣、三浦誠己

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

雑賀崎
雑賀崎

戻る
作品検索 タイトル・人・etc.
作品
地域発!動画
 
インタビュー
予告編
このエントリーをはてなブックマークに追加
地図で探す