すずしい木陰

埼玉県小鹿野町

作品概要

(C)cogitoworks

何も起きないはずなのに、何かが起きている。こんな映画観たことない、間違いなく問題作です。

うたた寝している中古車屋の娘は、もうすぐ30歳になろうというのに、家でゴロゴロ、昼過ぎに起きて、中古車屋の裏の喫煙所に何年も吊られっ放しの、雨ざらのハンモックにぼよんと寝転がり、起きるでもなく眠るでもなく、生い茂る木々の葉っぱたちを眺めているように見えて、実は今後の人生に思いを巡らしながら、ふと頬を風に撫でられた途端に宇宙のことを考え出し、夏の空に伸び広がる天気輪の柱を見た気がしたのだが、やがてそんなこともどうでもよくなって、いつの間にかうたた寝をはじめ、今日もまた陽が暮れてゆく。

2020年4月4日公開
上映館案内

 

ストーリー

この木陰で見たことは、決して言葉にしないでください。
​「うたた寝をしているのは中古車屋の娘で、」といったストーリーは、実はこの映画にはありません。
ただただ、女の子が寝ているだけの映画です。
物語らしいことは何も起きない。にもかかわらず、確かに何かが起きている。
なんでこんなものが撮れてしまったのか。それは分かりません。「見つめる」行為の向こうに、立ち現れてくる何か。
この映画で目にしたことは、決して言葉にしないでください。
『すずしい木陰』は、あなたのために作られた映画です。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域ばなし・プロダクションノート

2018年7月1日〜2日、1泊2日の日程で、都合4テイク撮影された作品です。

ロケ場所は、埼玉県秩父郡小鹿野町(おがのまち)にあります。

ロケ場所の交渉させてもらったお豆腐屋さんに、スタッフ・キャストはロケーション撮影時にご挨拶に伺っています。

スタッフ・キャストは、JR中央線の西国分寺駅に集合して、ロケ場所のある秩父方面に出発しています。

撮影日誌に登場する場所 :
スタッフ・キャストの集合場所:西国分寺駅(東京都国分寺市)
初日に立ち寄った飯能駅前の中華屋さん:「中国料理 王記」(埼玉県飯能市)
秩父でスタッフ・キャストみんなで入った日帰り温泉:「星音の湯」(埼玉県秩父市)
温泉から現場に向かう途中の蕎麦(そば屋さん):「そば処 元六」(埼玉県小鹿野町)

ロケ地

埼玉県
秩父郡
小鹿野町(おがのまち)

映画にちなんだもの

撮影日誌に登場するもの:
ハンモック、蚊(カ)、マムシ、飲む日焼け止め

映級グルメ

スタッフ・キャストがロケで食べたグルメ:
バーベキュー、スイカ、ソフトクリーム

支援

協力:nomadoh

キャスト

柳英里紗

スタッフ

監督:守屋文雄
脚本:守屋文雄
プロデューサー:関友彦
撮影:高木風太
音響:弥栄裕樹
編集:守屋文雄
現場応援:柴田剛
宣伝プロデューサー:重久夏樹

作品データ

ゆかりの地図

小鹿野町
小鹿野町

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