なにもこわいことはない

東京

作品概要

©Saito Hisashi

いつも彼を見ていた。
でも、彼の見ている景色を見たことはなかった…。
思いやりに満ちた穏やかな日常のなかに潜む孤独、愛とエゴを、ひと組の夫婦を通じて微細に描き出す。
その心に潜む揺らぎを繊細に描き出し、夫婦である事の意味を問う。

2013年11月16日公開
上映館案内
第26回東京国際映画祭
映画祭上映

ストーリー

ミニシアターに勤める恵理は、子どもを持たず、夫の史也とふたりきりで生活している。
生まれてくる誰かの父と母になるのではなく、一生を互いの夫と妻であり続けようと決めたのだ。
朝早く出勤する恵理のため史也はコーヒーを淹れ、夜遅く帰宅する史也のため恵理は温かい食事を作る。
職場の苦手な上司のこと、愛犬の去勢手術、すくすくと育つベランダのゴーヤ、美しく咲いた朝顔の花、懐かしい母の訪問、友人の突然の死。
喜びも悲しみも恵理は史也と共有する。
毎日がゆっくりと積もるように重なり、層を成してゆく。

キャスト

高尾祥子、吉岡睦雄、岡部 尚、山田キヌヲ、谷川昭一朗、柏原寛司、角替和枝、森岡 龍

スタッフ

監督:斎藤久志
製作:斎藤久志
脚本:加瀬仁美
撮影:石井 勲
照明:大坂章夫
録音:小川 武
編集:鹿子木直美
音楽:小川 洋

作品データ

作品クレジット:©Saito Hisashi
英語タイトル:There’s Nothing to Be Afraid of
上映時間:110分
製作年:2013年
製作国:日本
オフィシャルサイト:http://kowaikotohanai.com/

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