ぼくたちの家族

山梨県上野原市、東京都武蔵野市・八王子市・練馬区・昭島市、神奈川県相模原市・川崎市

作品概要

『舟を編む』の石井裕也監督が《家族》に向き合い全力で挑んだ家族映画。

 

突然告げられたお母さんの余命。その日から、ぼくたちは奇跡を信じて動き出した。

©2013「ぼくたちの家族」製作委員会

ストーリー

ある日突然、若菜家の母・玲子(原田美枝子)に「脳腫瘍」が見つかる。末期症状で、余命1週間をも宣告されたのだ。
父(長塚京三)は取り乱し、長男の浩介(妻夫木聡)は言葉を失くし、次男の俊平(池松壮亮)は冷静を装う。
母の記憶は脳の腫瘍のせいで曖昧になっていき、息子の浩介さえも誰かわからなくなるほどだ。振る舞いも少女のようになっていき、ひた隠しにしていた家族への不満や本音を暴露し、男たちはぐうの音も出ない。
さらに、父の多額のローンと母のサラ金通いが発覚、浩介は自分たちの家族がとっくに壊れていたことを思い知る。
つい昨日まで元気だった母と家族に突然訪れた事件。それは“普通の家族”に潜んでいた秘密や本音を表面化させた―家族になって27年、培ってきたものは波風を立てないことと、見えない借金だった。
どうしたらいいか分からない。けれど終わらせることなんてできない。そして浩介と俊平は、「悪あがき」を決意する。

地域ばなし

劇中の若菜家のある場所は山梨県四方津(しおつ)で、実際に原作者の早見さんの両親が実際に住んでいた土地です。

劇中には、ハワイ、吉祥寺、飯田橋などの地名(地域)がでてきます。

劇中の病院は、架空の病院(高輪台中央病院、四谷中央病院、他)です。

ロケ地

山梨県
上野原市:四方津

東京都
八王子市:うかい 鳥山
練馬区:練馬光が丘病院
昭島市:昭島病院
武蔵野市:吉祥寺、武蔵野赤十字病院

りんかい線(東京臨海高速鉄道)

神奈川県
相模原市:津久井神奈交バス
川崎市:新百合ヶ丘総合病院

映画にちなんだもの

携帯電話、脳腫瘍、引きこもり、タバコ、サラ金カード、帽子、サボテン、水やり、キャバクラ、悪性リンパ腫、ステロイド

映級グルメ

アイスクリーム、ビール、ポテト、スコッチ(ロック)、ケーキ

支援

撮影協力:
練馬光が丘病院、昭島病院、武蔵野赤十字病院、吉川産婦人科、積和不動産、ステーキハウス いわたき、中華料理 桃華、毎日新聞社、津久井神奈交バス、富士の国やまなしフィルムコミッション、武蔵野市フィルムコミッション、さがみはらフィルムコミッション、新百合ヶ丘総合病院、長生病院、エーエムビー、うかい 鳥山、りんかい線

美術協力:
サッポロビール(株)、主婦の友社、docomo、MIZUNO、他。

キャスト

妻夫木聡、原田美枝子、池松壮亮、長塚京三、黒川芽以、ユースケ・サンタマリア、鶴見辰吾、板谷由夏、市川実日子

スタッフ

監督:石井裕也
脚本:石井裕也
製作:竹内力、小西啓介、狩野善則、堀義貴、木滝和幸、若山泰親
プロデューサー:永井拓郎
原作:早見和真
音楽:渡邊崇
撮影:藤澤順一
照明:金沢正夫
録音:小松将人
美術:栗山愛
編集:普嶋信一

作品データ

ゆかりの地図

上野原市四方津 八王子市:うかい 鳥山
35.614343,139.072602
35.616,139.257288

戻る
作品検索 タイトル・人・etc.
作品
映画のなかの
建築
インタビュー
予告編
このエントリーをはてなブックマークに追加
地図で探す