やぎの冒険

沖縄県今帰仁村・那覇市

作品の概要

監督は中学生、14歳の仲村楓悟。

沖縄のトップのスタッフが集結して結成した「やぎの冒険」沖縄にはやぎを食べる文化があります。都市部では少なくなりましたが、やぎは今でも様々なところで飼われています。その姿はまるでペットの様です。

舞台は沖縄、ヤンバル地方。食べられるために生まれて来たやぎは、はずみで逃げてしまいます。ときにユーモラス、ときにシリアスな追いかけっこを通して、映画は食べることの意味を知る事で、少年の成長を描き出します。

©2010「やぎの冒険」製作委員会

 
 

ストーリー

小学6年生の裕人は那覇の街っ子。冬休みを母の田舎の今帰仁村で過ごそうと、ひとりバスに乗り沖縄本島北部へやってきた。赤瓦のウチナー家に住むのは、やさしいオバアとオジイ、粗野な裕志おじさん、同い年のいとこ琉也、2匹の子やぎポチとシロ。ヤンバル育ちの少年たちと自然の中で楽しいときを過ごす裕人。ある日、2匹の子やぎのうちポチがいなくなっているのに気づく。しかし、裕人が目にしたのは地元の人たちに「つぶされる」ポチの姿だった。ショックを受けた裕人を尻目に、今度はシロを売ろうとする裕志おじさん。そのとき、シロが逃げた!

 

地域ばなし

製作資金、スタッフ、すべてにおいて純度100%の沖縄映画です。

沖縄でお祝いの時などに食べるヤギ料理を題材に、沖縄独特の自然、人、暮らし、文化、風土が色濃く映し出されている作品です。

主題歌も沖縄出身のCocco。

地元、沖縄での上映も地元の行政・団体・企業等が支援しています。

「日本映画史上最年少監督作品が沖縄から生まれたことの意義は大きく、これからの若い世代へ夢と希望を抱くチャンスになると考えています。」(井手プロデューサー)

本作の監督仲村颯悟(なかむらりゅうご)は小学生の頃からホームビデオで自主映画を撮り続け、手がけた作品は30本以上。2009年、沖縄観光ドラマコンペティションで短編『やぎの散歩』が上映作品に選ばれ、映画関係者からも高い評価を受けたことがきっかけで本作品が製作されました。

地域でおこったエピソード:
「人は他の生き物の命を頂いて生きている」をテーマにした作品。沖縄では、口にする食べ物は「ヌチグスイ(命の薬)」であるようにと教えられ、独自の食文化を守り育ててきました。また、沖縄方言の「いただきます!(クワッチーサビラ!) 」には、感謝と敬意が込められており、沖縄の食に対する独自のまなざしを受け継ぎたいと考えていて、本作品では、「やぎの冒険プロジェクト」が展開されています。
(「残食ゼロ大作戦」が展開され、学校給食の残食ゼロ運動に取り組む学校・クラスを応援しました。このプロジェクトに賛同した企業・団体には、「やぎの冒険」製作委員会から記念品を贈呈されています。
なお、その協賛企業はJAおきなわ、沖縄ファミリーマート、セイコーエプソン(株)、オキハム、大同火災ほかです。)

映画のストーリー上の舞台:ロケ地と同じ、沖縄県国頭郡今帰仁村・沖縄県那覇市。

ロケ地

沖縄県国頭郡今帰仁村

沖縄県那覇市。

映画にでてくるグルメ

やぎ料理。

支援

後援は沖縄県、沖縄県教育委員会、(財)沖縄観光コンベンションビューロー、(財)沖縄県産業振興公社、(株)沖縄県物産公社、今帰仁村商工会。

地元、沖縄での上映も地元の行政・団体・企業等が支援。(共催:浦添市教育委員会、浦添市社会福祉協議会、沖縄市教育委員会、那覇市教育委員会、北谷町教育委員会、北谷町文化事業実行委員会、南城市、読谷村、読谷村教育委員会、糸満市教育委員会、NPOコザまち社中、JAおきなわ糸満支店、沖縄県栄養士会。後援:沖縄市、うるま市教育委員会、うるま市商工会、沖縄県学校給食会、コープおきなわ。)

キャスト

上原宗司、儀間盛真、平良進、吉田妙子、城間やよい、津波信一、山城智二、仲座健太、金城博之ほか。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

沖縄県那覇市 沖縄県国頭郡今帰仁村
沖縄県那覇市
沖縄県国頭郡今帰仁村

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