【作品概要】
レストラン開業を目指す若いカップル。大きな夢は、やがて大きな挫折へ…。
社会の複雑なシステムからはじかれた後に見えてくる、人生の真の意味とは?
ダイナミックでスピーディな展開に引きこまれる、実力派監督によるヒューマン・ドラマ。
原題:Une Vie Meilleure
ストーリー:
コックのヤン(35歳)とウェイトレスで9歳の子供の母親であるナディア(28歳)は、レストランを買うためすべてを賭けることを決意する。十分な才能と情熱、そして愛と夢は持っていたが資金のない彼らは、気がつけば資金繰りと銀行ローンの泥沼にはまり途方に暮れる。
その状況から抜け出すには、ナディアはカナダで職に就かなくてはならず、一方、ヤンはレストランを守るためその場に留まらなくてはならない。
容赦なく殺到する債権者たち、無慈悲な制度、そして息つく間もない日々に彼と子供は追われることになる…。
しかし、ヤンはついに、彼が唯一救われる道は、より良き人生を求めナディアのいるカナダに行き、愛する者と一緒にいること、そして母と子を再会させることだと気付く。
出演:ギョーム・カネ、レイラ・ベクティ、スリマーヌ・ケタビ、ほか。
スタッフ
監督:セドリック・カーン
脚本:セドリック・カーン、カトリーヌ・パイエ
プロデューサー:クリスティーナ・ラーセン撮影監督:パスカル・マルティ
編集:シモン・ジャケ
音響:オリヴィエ・モヴザン
クレジット:© Copyright Wild Bunch 2011
製作年:2011年
製作国:フランス
上映時間: 110分
映倫区分:
配給:
受賞歴:
オフィシャルサイト(リンク):
映画のストーリー上の舞台:サンドニ(フランス)、モントリオール(カナダ)
ロケ地:サンドニ(Saint-Denis:パリ北部郊外)他。
映画にちなんだ商品・料理など:バスケットシューズ
第24回東京国際映画祭のプログラムとして上映されました。