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アアルト

ヘルシンキ、ポリ、ロヴァニエミ、ムーラメ、ユヴァスキュラ、サウナッツァロ、ムーラッツァロ、セイナヨキ、トゥルク、パイミオ、スニラ、ヴィーブリ、ラハティ（フィンランド）、パリ（フランス）、ヴェネツィア、リオラ（イタリア）、ニューヨーク、ケンブリッジ（アメリカ）、ヴォルフスブルク、ベルリン（ドイツ）

作品概要

(C)Aalto Family (C)FI 2020 – Euphoria Film

20世紀を代表する世界的な建築家「アルヴァ・アアルト」の人生と作品を巡るドキュメンタリー。アルヴァと同じく建築家であった最初の妻アイノとの愛の物語。

2023年10月13日公開

ストーリー

フィンランドの街なかに溶け込む美しい建築物の数々、ロシアの図書館、MITの学生寮、フランス人画商ルイ・カレの邸宅。

アアルトが世界を股にかけながらアイディアを形にしていく過程を、まるでその場に居合わせたかのように観客に示していく。

同時に、映画はアアルト自身の濃密な人生をも映し出す。ハンガリー出身の芸術家でありバウハウスで教鞭をとっていたモホイ＝ナジ・ラースローとの交流、妻アイノの早すぎる死、そして新たな出会い。

近代建築の大きな流れと、一人の人間としての生き様を織り交ぜながら、これまで語られることのなかった建築家の真の姿を描き出す。

予告編

予告編配信の使用許諾権：地ムービー

地域・建築ばなし・プロダクションノート

アアルトの設計した「ロヴァニエミの図書館」にヴィルピ・スータリ監督は子どもの頃、足繁く通っていました。

映画『アアルト』は、“フィンランドのアカデミー賞”と称されるユッシ賞にて音楽賞、編集賞を授賞しています。

劇中に、映画『来るべき世界』（1936年、監督：W・C・メンジース、原作：H・G・ウェルズ、美術：モホイ＝ナジ・ラースロー）が出てきます。その映画の架空都市のセットデザインには、アアルトの家具が使用されています。映画の舞台は、2036年の理想郷ですが、そのシーンに、パイミオチェア（アアルトの家具）がマッチしています。

ロケ地：都市・地域・施設（建築物・土木構造物）

フィンランド（Finland）
ヘルシンキ：アアルトハウス、アアルトスタジオ、ヘルシンキ工科大学オタニエミ･キャンパス、エンソ・グートツァイト本社ビル、国民年金協会本部、文化の家
ポリ（Pori）：マイレア邸（Villa Mairea）
ロヴァニエミ：ロヴァニエミの図書館
ムーラメ：ムーラメの教会
ユヴァスキュラ：ユヴァスキュラの労働者会館、ユヴァスキュラ教育大学
サウナッツァロ：サウナッツァロの村役場
ムーラッツァロ：ムーラッツァロの実験住宅
セイナヨキ：セイナヨキのタウンホールヴォルフスブルクの文化センター
トゥルク：トゥルク新聞社ビル
パイミオ：パイミオのサナトリウム（結核療養施設）
スニラ：スニラのバルブ工場と住宅地区

ヴィーブリ（現ヴィボルグ、ロシア）：ヴィーブリの図書館
ラハティ：3つの十字の教会

フランス（France）
パリ（Paris）：ルイ・カレ邸、パリ万国博覧会フィンランド館

イタリア
ヴェネツィア（Venice）：ヴェネチア・ビエンナーレフィンランド館
リオラ：リオラの教会

アメリカ（USA）
ニューヨーク州
ニューヨーク（New York City）：エドガー・J・カウフマン記念会議室、ニューヨーク万国博覧会フィンランド館
マサチューセッツ州　
ケンブリッジ：マサチューセッツ工科大学ベイカーハウス学生寮、ハーバード大学ウッドベリー・ポエトリー・ルーム

ドイツ（Germany）
ヴォルフスブルク（Wolfsburg）：ヴォルフスブルクの教会
ベルリン：ハンザ地区の集合住宅

映画にちなんだもの

近代建築国際会議（CIAM）、ジークフリート・ギーディオン、モホイ＝ナジ・ラースロー、ル・コルビュジエ、ニルス＝グスタフ・ハール、アルテック、マイレ・グリクセン、ハッリ・グリクセン、マルセル・ブロイヤー、フランク・ロイド・ライト、ニューヨーク近代美術館

映級グルメ

映画に出てくるグルメ：パスタ、サラダ、オムレツ、ポートワイン、カクテル、カンパリ、ベリージュース

支援

後援：フィンランド大使館、フィンランドセンター、公益社団法人日本建築家協会

協力：アルテック、イッタラ

キャスト

アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、エリッサ・アアルト、他。

スタッフ

監督：ヴィルピ・スータリ
脚本：ヴィルピ・スータリ、ユッシ・ラウタニエミ
音楽：サンナ・サルメンカッリオ
音響：オッリ・フフタネン
声優：ピルッコ・ハマライネン、マルッティ・スオサロ
撮影：へイッキ・ファルム、ヤニ・クンプライネン、トゥオモ・フトゥリ、マリタ・ハッルフォルス、ヤニ・ハクリ
編集：ユッシ・ラウタニエミ

作品データ

クレジット：(C)Aalto Family (C)FI 2020 – Euphoria Film
製作年：2020年
公開日：2023年10月13日（金）ヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK吉祥寺、ほか全国順次公開
製作国：フィンランド
配給：ドマ
上映時間：103分
映倫区分：G
原題・英題：AALTO
オフィシャルサイト: https://aaltofilm.com

ゆかりの地図

マイレア邸

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