ザ・トライブ

キーウ(ウクライナ)

作品概要

(C)GARMATA FILM PRODUCTION LLC, 2014
(C)UKRAINIAN STATE FILM AGENCY, 2014

この映画の言語は手話である。字幕も吹き替えも存在しない。
「愛」と「憎しみ」ゆえに、あなたは一切言葉を必要としない。
2014年・第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞。
これが長編初監督となるウクライナの新鋭ミロスラブ・スラボシュピツキーがメガホンをとり、プロの俳優ではない、実際の聾唖者たちが役を演じた。

2015年4月18日公開
上映館案内

ストーリー

セルゲイは、聾唖者専門の寄宿学校に入学する。 そこは、犯罪や売春などを行う悪の組織=族(トライブ)によるヒエラルキーが形成されており、セルゲイは入学早々彼らの洗礼を受ける。
何回かの犯罪に加担していくうちに、セルゲイは組織の中でより高いポジションを得てゆく。
やがて彼は、族のリーダーの愛人の一人で売春をやっているアナに執着し、組織における暗黙のルールを破ってゆく。

地域ばなし

撮影の主要パートは、監督が子供時代を過ごしたキエフで行われました。大半の建物が赤レンガで建てられている人気の地区で、ニューヨークのいくつかの地区に似ています。
撮影はヤスコビッチ政権に対する反政府デモの前に始まり、ロシアによるクリミア支配の後に終わりました。状況は緊迫しており、役者を含め撮影チームの何人かのメンバーは、空き時間に反政府デモや暴動に参加していました。何日かは道を塞ぐバリケードのせいで、撮影機材を乗せた車両が通れず、撮影中止を余儀なくされました。
監督とプロデューサーは独立広場から4キロのところで暮らしていましたが、撮影場所は15キロくらい離れていたため、リハーサルと撮影は、闘争地区から逃れることができました。

ロケ地

ウクライナ
キーウ
School #186 (学校のシーン)
Sechenova 4 str(教師のアパートのシーン)

映画にちなんだもの

手話、寄宿舎、パイプベッド、大型トラック、パスポート、寝台車、イタリア土産のTシャツ、木工ハンマー

映級グルメ

ウォッカ、サラミ

キャスト

グレゴリー・フェセンコ、ヤナ・ノビコバ、ロザ・バビィ

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

キエフ
50.462024,30.520996

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