ザ・レッスン/授業の代償

ブルガリア、ギリシャ

作品概要

© Abraxas Film Ltd, Graal Films, Little Wing Productions, Screening Emotions

おカネのモラルを教えている本人が金銭トラブルに巻き込まれていく皮肉な状況を、緊張感たっぷりに描く人間ドラマ。
実際の事件から着想を得て作られたという脚本が巧みであり、事態が悪化していく中で、打つ手が全て裏目に出てしまう時の焦燥感が手に取るように伝わってくる。
ふたりの監督は映画におけるリアルなサスペンスのあり方を徹底的に研究しており、観客の心を掴んで離さない。
女教師の災難のドラマである一方で、経済に支配される現代社会の矛盾という普遍的要素が底流する物語でもあり、世界のどこでリメイクしても通用する内容の作品。

第27回東京国際映画祭
映画祭上映

ストーリー

小学校の教室で生徒のお金が盗まれた。担任の女教師は何度も盗んだ生徒に申し出るように促すが、犯人は出てこない。
家に帰ると、夫の借金が突然判明し、彼女は返済に追われることになってしまう…。

地域ばなし・ロケ地

ブルガリアでは年間の映画製作本数が3本程度と産業規模が小さいためフィルムコミッションの協力は得られず、独断で撮影するという勇敢な決断をしました。

【ロケ地】
ブルガリア

映画にちなんだもの

銀行、エンスト、競売、借金、草サッカー、ぬいぐるみ

映級グルメ

コーヒー

キャスト

マルギタ・ゴシェヴァ、イヴァン・ブルネフ、イヴァン・サヴォフ、イヴァンカ・ブラトエヴァ、デヤ・トドロヴァ、ステファン・デノリュボフ

スタッフ

監督:クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ
脚本:クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ
プロデューサー:クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ、マグデレナ・イリエヴァ、コンスタンティーナ・スタヴリアヌー、レナ・ヴギウカルー
撮影監督:クルム・ロドリゲス
美術:ヴァニナ・ゲレヴァ
編集:ペタル・ヴァルチャノフ

作品データ

作品クレジット:© Abraxas Film Ltd, Graal Films, Little Wing Productions, Screening Emotions
上映時間:111分
製作年:2014年
製作国: ブルガリア=ギリシャ
英語タイトル:The Lesson
原題:Urok
受賞歴等:第27回東京国際映画祭 審査員特別賞

ゆかりの地図

ブルガリア
42.70666,25.235596

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