ハウス・イン・ザ・フィールズ

高アトラス南西地域(モロッコ)、カタール

作品概要

(C)2016 Tala Hadid / Kairos

弁護士になりたい妹と、結婚のため学校を辞める姉。
モロッコの山奥、圧倒的な自然風景とアマズィーグ人の姉妹の日々の営みとゆれる心を繊細に描く。

2021年4月9日公開
上映館案内

 

ストーリー

弁護士を夢見る少女ハディージャとその姉のファーティマは、モロッコの山奥で暮らすアマズィーグ人の姉妹。ある日、ファーティマが学校を辞めて結婚することになる。「結婚するのが怖い。だけど義務だから」と胸のうちを語るファーティマ。

ハディージャは、大好きな姉と離ればなれになってしまう寂しさ、そして自分も姉のように学校を卒業できないかもしれないという不安を募らせていく。2人の揺れ動く想いをよそに、その日はやって来て……。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

 

地域ばなし・プロダクションノート

アフリカ北西部に広大に走るアトラス山脈の一部、モロッコの高アトラス南西地域でロケーション撮影されたドキュメンタリー映画です。

モロッコの高アトラス南西地域に住むアマズィーグ人は、信心深く、伝統を重んじ、自然の恩恵を受け、数百年もの間ほとんど変わらない生活を送っています。

世界的建築家ザハ・ハディドを叔母に持ち、写真家としても活躍するタラ・ハディド監督は、本作の製作にあたり、7年にわたって現地に通い、彼らと寝食をともにしています。

本作品には、モロッコのカサブランカ、マケラシュ、アトラス山脈、フランスのマルセイユ、パリ、パードカレー県、マルヌ県ランス、フォルバックなどの地域(地名)が出てきます。

ロケ地

モロッコ
オートアトラス山脈(高アトラス)南西地域

映画にちなんだもの

イスラム教、アッラー、ヒジャブ(ヒジャーブ)、アマジグ族、アマズィーグ人、

結婚、結婚式、学校、家事、ラマダン、水汲み、機織り、婚礼の祝宴、民族楽器、ベンディール(打楽器)、アホワーシュ(隊列での歌と踊り)、炭鉱、三つ編み、羊(ひつじ)、ラバ(ロバとウマの交雑種の家畜)、ロバ、犬、ニワトリ(鶏)、ヤギ(山羊)、アマジグ語、文字(ティフナグ)、アマジグの伝統楽器ルタル

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:
イチジク(無花果/いちじく)、アーモンド、ジャガイモ(じゃがいも)、棒付きキャンディ、ピタ(平たく円形のパン)、牛乳、お茶、木の実、ナッツ(種実類)、クルミ(胡桃)、オリーブオイル

キャスト

ハディージャ・エルグナド、ファーティマ・エルグナド、ほか

スタッフ

監督:タラ・ハディド
プロデューサー:タラ・ハディド、ラルビ・イドマンスール
共同プロデューサー:ウマル・エムバロ、トーマソ・カンマラーノ
製作総指揮:ジョスリン・バーンズ、サウサン・アスフリ
アソシエイト・プロデューサー:リサ・クレイナー・チャノフ
撮影:タラ・ハディド
音声編集:トーマス・ロバート
サウンド・ミックス:ジャン=ギュイ・ヴェラン

作品データ

ゆかりの地図

高アトラス南西地域
Ourika

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