バロットの大地

カンダバ(Candaba)(フィリピン)

作品概要

©Solar Entertainment Corporation and Center Stage Productions

亡き父の遺言により、広大なアヒル農場を相続することになったジュン。生前の父親と疎遠で都会暮らしをしていた彼は、農場の売却を視野に入れて久しぶりに帰郷する。家畜や雄大な自然、あるいは農場に長年暮らす使用人一家と接するなかで、ジュンの心は徐々に揺れはじめるが、都会で彼の帰りを待っている恋人のことも忘れられない…。タイトルにある「バロット」とは、孵化しかけたアヒルの卵を茹でて食べるフィリピンのソウルフードのことで、根なし草の主人公が農場の大地に根ざした生活を選ぶかどうか、という本作のテーマが凝縮されている。ポール・サンタ・アナ監督は本作が4本目となる新鋭だが、『クリスマス・イブ』(TIFF11最優秀アジア映画賞)の脚本家として知られ、本作でも自ら脚本を執筆している。またブリランテ・メンドーサがエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。シナグ・マニラ映画祭2015出品。

 

第28回東京国際映画祭
映画祭上映

地域ばなし・ロケ地

フィリピン
カンダバ(Candaba)

映画にちなんだもの

カンダバ祭り、アラヤット山、アヒル、カタツムリの餌、ゴムの手作りパチンコ、口唇裂形成手術、野鳥保護区、ギター

映級グルメ

バロット(孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵)、シエンタン(塩漬けアヒル卵)、ピータン(アヒルの卵を強いアルカリで熟成)

キャスト

ロッコ・ナシノ、ロニー・クイゾン、ヴィンセント・マグバヌア、アーチ・アダモス

 

スタッフ

監督/脚本 : ポール・サンタ・アナ
エグゼクティブ・プロデューサー : ウイルソン・ティエン
エグゼクティブ・プロデューサー : ブリランテ・メンドーサ
製作 : クリスマ・マックラン・ファハルド
脚本 : オナイ・サレス
撮影 : マイッコ・ダヴィド
美術 : ミキー・レッド
編集 : ディエゴ・マルクス・ドブレス
音楽 : エメルソン・テクゾン

作品データ

クレジット:(c)Solar Entertainment Corporation and Center Stage Productions
製作年:2015年
製作国:フィリピン
上映時間:93分

ゆかりの地図

カンダバ(Candaba)
15.109475,120.875305

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