ベルファスト71

ベルファスト・ブラックバーン・リバプール・シェフィールド(イギリス)

作品概要

©CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION/BRITISH FILM INSTITUTE/SCREEN YORKSHIRE LIMITED AND RUN 71 LTD 2014

若い英国兵士はベルファストの街中にひとり取り残された。
武器もない、敵か味方かもわからない、絶望的な紛争の最前線で今、決死のサバイバルが始まる――!

「血の日曜日事件」(1972年1月30日)発生前夜の1971年、ベルファスト。北アイルランド成立以来、半世紀に及ぶプロテスタント系住民とカトリック系住民との衝突はいよいよ激しさを増し、街はかつてない緊張感の直中にあった。
本作は、IRA、北アイルランド問題を背景に、敵地にひとり取り残されてしまった、政治的思想も戦う意義も持ち合わせていない、若き英国軍兵士の悪夢の一夜を描く、サバイバル・スリラー。
複雑に絡み合う活動家たちの恐ろしく生々しい思惑。時代を超えた普遍的な人間の感情を美化することなく剥き出しにし、世界最大の批評家サイト「ロッテン・トマト」で満足度97%を記録、世界各国の映画祭を席巻し評論家を唸らせた。
主演は『300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~』(14)でハリウッド映画デビューし、続々と主演作の公開を控える、若手英国俳優の注目株ジャック・オコンネル。
手に汗を握り、息をすることも忘れる緊迫した展開、そして待ち受ける震撼のラスト。ゲイリーの孤独な戦いに、あなたは一時たりと目が離せなくなるだろう。

2015年8月1日公開
上映館案内

ストーリー

1971年、紛争が激化している北アイルランドのベルファストに、イギリス軍の新兵ゲイリーが着任する。
町は、複雑に絡み合う活動家たちの思惑が交差し、それぞれの側で主導権を握ろうと暗躍していた。
ゲイリーは、パトロールの最中に争いに巻き込まれ、その間に、敵対派の少年に銃を盗まれてしまう。
彼は、群集の中に逃げ込んだ少年を追うが、自分が敵のテリトリーにたったひとりで入り込んでしまっていることに気づく。
果たして、ゲイリーは生き残ることができるのか。

地域ばなし

ロケ撮影は、イギリスのブラックバーンとリバプールに、1971年のベルファスト(赤レンガの街並み)を再現し約9週間にわたり行われました。
(本作品は、北アイルランドからもバックアップを受けていますが、現在のベルファストには1971年のベルファストの街並みがないことから、イギリスでロケ撮影されています。)

音楽のデビッド・ホームズはベルファスト出身です。

劇中には、ダービーシャー州のダービーという地名(地域)がでてきます。

ロケ地

イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
サウスヨークシャー州(South Yorkshire)
ブラックバーン:Stansfield Street and Bank Top(暴動シーン)

リバプール:Picton and Kirkdale

ランカシャー州(Lancashire)
シェフィールド(Sheffield):パークヒルエステート(Park Hill Estate:ディヴィス・フラット(ベルファストの地区)の再現地)

映画にちなんだもの

ボール遊び、孤児院、投石、プロテスタント、カトリック、IRA(アイルランド共和軍)、MRF(軍事偵察部隊)、デビット・ボウイ、ベレー帽、ヘルメット

映級グルメ®

黒ビール(ギネスビール)、ポテトチップ

支援

後援:ブリティッシュ・カウンシル

キャスト

ジャック・オコンネル、ポール・アンダーソン、リチャード・ドーマー、ショーン・ハリス、デイヴィッド・ウィルモット

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

ベルファスト
54.597366, -5.931439

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