ベル・カント とらわれのアリア

ヨンカーズ、ニューヨーク(アメリカ)、メキシコシティ(メキシコ)

作品概要

© 2017 BC Pictures LLC All rights reserved.

副大統領邸を占拠したテロリストと人質たちが、世界的なオペラ歌手の歌をきっかけに心を通わせていく。
Amazonベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝くベストセラー小説を、日米豪華キャスト〈ジュリアン・ムーア×渡辺謙×加瀬亮〉で映画化。

2019年11月15日公開
上映館案内

 

ストーリー

実業家のホソカワは通訳のゲンと共に招かれた、南米某国の副大統領邸でのパーティーを心待ちにしていた。ホソカワの会社の工場誘致を目論む主催者が、彼が愛してやまないソプラノ歌手のロクサーヌ・コスのサロンコンサートを企画したのだ。現地の名士や各国の大使も集まり、女神のようなロクサーヌの歌声が流れたその時、突然テロリストたちがなだれ込み邸を占拠する。収監中の同志の解放を求める彼らは、赤十字から派遣されたメスネルを介して政府と交渉をするが平行線が続く。

そんな中、ロクサーヌの歌をきっかけに、貧しく教育など受けられるはずもなかったテロリストたちと、教養に溢れた人質たちの間に、親子や師弟のような交流が生まれ始める。しかし、かりそめの楽園に終わりの時が近づいていた──。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域ばなし・プロダクションノート

原作は、2012年にTIME誌の“世界で最も影響のある100人”に選出された作家のアン・パチェットが、1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得て、テロリストと人質の予期せぬ交流を描いた物語です。

本作品の撮影期間は、およそ28日間で、メインロケ地はニューヨークとメキシコシティです。

映画のストーリーで事件の舞台となる南米某国の副大統領邸には、ニューヨーク州ヨンカーズにある邸宅でロケ撮影がおこなわれました。

メトロポリタン歌劇場のシーンは、メトロポリタン美術館が提供する“ライブ・イン・HD”映像にアクセスすることができ、観客や内部の映像も本物を使うことができています。

劇中で、ジュリアン・ムーアは英語、渡辺謙は日本語、テロリストはスペイン語とカクチケル語で話しています。加瀬亮は通訳を演じるために、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語を学びました。

オペラ歌手のルネ・フレミングが、歌の部分を担当し、ジュリアン・ムーアと共に役作りに参加しています。

ルネ・フレミングが本作のボーカルをレコーディングした時、ジュリアン・ムーアも立ち会い、ソプラノ歌手の歌い方、姿勢、身振りを学び取っています。

ロケ地

アメリカ
ニューヨーク州
ヨンカーズ
ニューヨーク

メキシコ
メキシコシティ

映画にちなんだもの

音楽、オペラ、ゲリラ、テロリスト、人質、ストックホルム症候群、リマ症候群、サッカー、チェス

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:チキンスープ、青リンゴ、タコ(蛸)

キャスト

ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮、クリストファー・ランバート、セバスチャン・コッホ、テノッチ・ウエルタ、マリア・メルセデス・コロイ、イーサン・シンプソン、ガボ・アウグスティーネ、ボビー・ロドリゲス

スタッフ

監督:ポール・ワイツ
脚本:ポール・ワイツ、アンソニー・ワイントラーブ
製作:アンソニー・ワイントラーブ、キャロライン・バロン、リジー・フリードマン
原作:アン・パチェット/山本やよい訳『ベル・カント』(早川書房より2019年10月17日刊行)
音楽:デビッド・マズリン
音楽監修:スーザン・ジェイコブス
撮影:トバイアス・デイタム
美術:トンマーゾ・オルティーノ
衣装:キャサリン・ライリー
編集:スージ・エルミガー

作品データ

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ヨンカーズ
ヨンカーズ

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