映画人:ムン・ソリ

クローズアップ

女優:ムン・ソリ(Moon So-ri)

プロフィール

1974年韓国・釜山生まれ。
舞台女優としてキャリアをスタートさせた後、2000年、イ・チャンドン監督『ペパーミント・キャンディー』に主演。
2作目『オアシス』(02)もイ・チャンドン監督によるもので、脳性麻痺を抱えた女性を演じた。この演技により自身初の大きな賞となる、ヴェネチア国際映画祭新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)受賞の栄誉に輝く。その見事な演技は世界中のファンと批評家の関心を集めた。
その後、イム・サンス監督の『浮気な家族』(03)でホジョンを演じ、第14回ストックホルム映画祭で最優秀女優賞を獲得。
これまでに『大統領の理髪師』(04)『愛してるマルスンさん』(05)『チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授』(06)『私たちの生涯最高の瞬間』(08)『Sa-kwa(りんご)』(08)などの作品でさまざまな役柄に挑戦し続けている。
さらにホン・サンス監督作品では、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞作『ハハハ』(10)や昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作『3人のアンヌ』(12)に出演している。
最新作“The Spy”は9月に公開が予定されている。
第26回東京国際映画祭の国際審査委員(コンペティション審査委員)。

第26回東京国際映画祭へのメッセージ

審査委員の経験はこれまで何度かありますが、審査をするのはいつも、かなり困惑することでした。
それぞれ異なる映画が競い合うのも、それぞれ異なる俳優が優劣をつけ合うのも不可能だと思います。
そのため、どの映画に、より敬意を表することができるかについて悩む時間は毎回、とても苦しいものでした。
それにもかかわらず、この度、光栄にも東京国際映画祭の審査委員のご提案をいただき、お引き受けした理由は、審査委員として見てきた映画がいずれも新鮮な刺激となり、貴重な勉強になったからです。
今回の東京での経験も、強烈な映画や驚くべき演技に魅了されることを期待しています。

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釜山
大韓民国 プサン広域市
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