映画祭:「ヨコハマ・フットボール映画祭 powered by バーコード・フットボーラー」ジャパンツアー(横浜市・札幌市・新潟市・仙台市・松本市・大阪市・愛媛県・福岡市)

本年で5回目の「ヨコハマ・フットボール映画祭2015 powered by バーコード・フットボーラー」が2015年2月14日15日にブリリア ショートショート シアター(横浜市西区)にて開催され、前年に日本国内で公開されたサッカー映画を対象にしたYFFFアワード2015の結果が発表されました。

 

最優秀作品賞に輝いたのは、佐藤快磨監督の「ガンバレとかうるせぇ」。

映画「ガンバレとかうるせぇ」

すでに2014年に開催の第36回ぴあフィルムフェスティバルで映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)と観客賞(東京・名古屋)を獲得し釜山国際映画祭にも出品された本作は、主人公のサッカー部のキャプテンと女子マネージャーが、若さゆえに上手くいかないもどかしさや悔しさに対峙する様を丁寧に描くことに成功し、従来のサッカー映画にはない新しいドラマの可能性広げたことが審査員から評価されました。

14日(土)の上映終了後の舞台挨拶の壇上にて、主催者から授賞を発表された佐藤監督は「この映画をみつけていただいたことに大変感謝しています。本当に今日という日は忘れません。映画とサッカーが好きです!」と喜びを表現しました。


写真:佐藤監督

また、同じく映画祭で上映された「メッシ」(監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア 6月23日松竹メディア事業部よりDVD発売)からリオネル・メッシ選手に最優秀プレイヤー賞に輝きました。


映画「メッシ」

本作の上映前には、横浜マリノス、横浜FCで活躍した城彰二さん登場。 
「メッシのインタビューで印象的だったのは、まったく本を読まなかったのに『キャプテン翼』だけはすべて読破したという話です。彼にインタビューするときはキャプテン翼グッズを渡したら、積極的に応えてくれるかもしれませんね(笑)」 
現在はスペインリーグの解説を務めている城さんは、メッシ選手の次の注目試合である3月22日に行われる“クラシコ”(FCバルセロナ対レアル・マドリッド)の展望について、「過去のレアルとバルサの対戦成績を見ると、バルサが若干、負けています。だけど、ここ最近はバルサが盛り返していますし、今度はバルサのホーム、カンプノウでの試合ですからね。メッシは活躍してくれると思いますよ」と語ってくれました。

映画「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」

また、「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」(監督:スティーブ・ジェイミソン、マイク・ブレット 配給:アスミック・エース)からはアメリカ領サモア代表チームに最優秀チーム賞が、FC東京のカリスマサポーターとしても知られる植田朝日さんが応援するチームと恋人との間で板挟みになるサポーターの姿をiphoneのみで撮影した「ユルネバ~キミはひとりじゃない~」に審査員特別賞がそれぞれ送られました。

「ユルネバ~キミはひとりじゃない~」

【YFFFアワード2015 結果一覧】
最優秀作品賞:「ガンバレとかうるせぇ」(監督:佐藤快磨)
最優秀チーム賞:アメリカ領サモア代表チーム(「ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」より)
最優秀プレーヤー賞:リオネル・メッシ(「メッシ」より)
審査員特別賞:「ユルネバ~キミはひとりじゃない~」

なお、ヨコハマ・フットボール映画祭はジャパンツアーを開催中です。
今後下記の日程で開催されます
2015年2月22日(日):大阪フットボール映画祭  http://blog.offf.jp/
2015年2月28日(土):福岡フットボール映画祭  http://fukuokafff.wix.com/fkfff
2015年3月14日(土):サッポロ・フットボール映画祭  http://spfff2015.wix.com/spfff

ヨコハマ・フットボール映画祭 2015 powered byバーコードフットボーラー 概要

主催:ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会
共催:特定非営利活動法人 横浜スポーツ・コミュニケーションズ
ナショナルパートナー:バーコード・フットボーラー(株式会社サイバード)
協賛:ガルーダ・インドネシア航空、gol.(株式会社グランスルド)
特別協力:サッカーキング(株式会社フロムワン)、株式会社WOWOW、Foot!(株式会社ジェイ・スポーツ)、株式会社ビジュアルボイス、株式会社フィールドワークス、亡霊工房(Apparition Labo)、Smile for Nippon
後援:横浜市文化観光局、横浜市体育協会
協力:チケットぴあ、ビバ!サッカー研究会、特定非営利活動法人サロン2002
提携:11mm、cinefoot、日本ブラインドサッカー協会、日本ハンディキャップサッカー協会
エンブレム&キャラクター・デザイン:安齋肇

1/17・18(⼟・⽇):「ニイガタ・フットボール映画祭」(新潟県新潟市)
国際映像メディア専⾨学校 実習棟共催︓ニイガタ・フットボール映画祭実⾏委員会

1/31(⼟):「センダイ・フットボール映画祭」(宮城県仙台市)
桜井薬局セントラルホール
共催︓センダイ・フットボール映画祭実⾏委員会

1/31(⼟):「マツモト・フットボール映画祭」(長野県松本市)
ピカデリーホール
共催︓マツモト・フットボール映画祭実⾏委員会、⼀般社団法⼈松本映画祭プロジェクト

2/11(⽔):「愛媛フットボール映画祭」(愛媛県)
愛媛県⽴医療技術⼤学 地域交流センター
共催︓愛媛サポートクラブ

2/14・15(⼟・⽇):「ヨコハマ・フットボール映画祭」(神奈川県横浜市)
ブリリア ショート・ショート シアター

2/22(⽇):「⼤阪フットボール映画祭」(大阪府大阪市)
共催︓⼤阪フットボール映画祭実⾏委員会

2/28(⼟):「福岡フットボール映画祭」(福岡県福岡市)
福岡アジア美術館 あじびホール
共催︓福岡フットボール映画祭実⾏委員会

3/14日(土):「サッポロ・フットボール映画祭」(北海道札幌市)
札幌プラザ2.5
共催︓サッポロ・フットボール映画祭実⾏委員会

◎全国各地のサポーターと連携して8都市で開催 2011年にスタートしたヨコハマ・フットボール映画祭は、回を重ねる毎に成⻑し、1000 名を超えるサッカーファンが集うイベントに成⻑しました。また、インターネット等で⼝コミが拡がり、「横浜以外でも開催してほしい」という声が寄せられるようになりました。そこで、より多くのサッカーファンと映画祭を楽しむために、全国各地のサポーターグループとの共催により、8都市での上映会を開催。 ヨコハマ・フットボール映画祭実⾏委員会に選定された作品の中から、各地の実⾏委員会が地域に沿った作品を選定し、それぞれの独⾃性を活かした映画祭を開催。センダイ・フットボール映画祭では、東⽇本⼤震災後、⼼を閉ざしてしまった⽗親の笑顔を、サッカーの⼒で取り戻そうとする少⼥の姿を描いた『旅するボール』を上映。愛媛フットボール映画祭では、2017 年に愛媛県で開催される全国障害者スポーツ⼤会に向けて、デフリンピックに挑む聾者サッカー⼥⼦サッカー⽇本代表チームに密着した『アイ・コンタクト』を上映。

◎バラエティあふれる8作品を上映 世界で最も活躍した選⼿に贈られるバロンドールを4年連続で受賞し、2014年ワールドカップブラジル⼤会のMVPにも輝いたリオネル・メッシ選⼿の伝記ドキュメンタリー『メッシ』や、イングランドサッカー史上初の三冠(プレミアリーグ、FA カップ、UEFA チャンピオンズリーグ)を達成したマンチェスター・ユナイテッドの⽣え抜き選⼿であるデイビット・ベッカムらが当時の思い出を振り返る『クラスオブʼ92』など、サッカーファンならずとも注⽬の作品や、ブラジルを代表するクラブ、フラメンゴとフルミネンセのライバル関係をジーコやロマーリオなどの有名選⼿やサポーターが語る『フラメンゴxフルミネンセ』を上映。 アジアでも熱狂的サッカーファンが多い国の⼀つであるインドネシアのユース代表の活躍を映画化した『ガルーダ19』、華やかなヨーロッパサッカー への夢が⼀転、代理⼈に騙されて⼀⼈パリの街に放り出されたアフリカの⻘年を描いた『リトル・ライオン〜明⽇へのゴール〜』などマニアックなサッカ ーファン、映画ファン両⽅が楽しめる作品も上映。

◎⽇本のフットボール映画の新潮流を強⼒プッシュ オリジナルストーリーによる実写の邦画の新作2本を上映。 ⾼校サッカー部のキャプテンと⼥⼦マネージャーの苦い奮闘を描いた『ガンバレとかうるせぇ』(佐藤快磨監督)と、サッカー⽇本代表のサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」の中⼼的存在の植⽥朝⽇⽒が、⾃⾝が主催する劇団コラソンの⼈気演⽬を映像化した映画『ユルネバ〜キミはひとりじゃない〜』を上映。

映画祭公式サイト: http://yfff.org
ツイッター :twitter.com/yffforg
フェイスブックページ: facebook.com/yffforg

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横浜市
35.461649,139.631917
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