信虎

山梨県甲府市・甲州市・身延町・甲斐市、三重県志摩市、岐阜県恵那市、群馬県下仁田町、滋賀県高島市、京都府京都市・南丹市、長野県千曲市・中川村・伊那市、愛知県設楽町、静岡県浜松市、茨城県坂東市、兵庫県丹波篠山市

作品概要

©ミヤオビピクチャーズ

武田信玄の父「武田信虎」を描いた新感覚の戦国時代劇。これまでにないテイストで、時代劇を見ているというよりも、その場にいるような感覚の作品。

2021年11月12日公開
上映館案内

 

ストーリー

武田信玄の父・信虎は甲斐追放後、駿河を経て京で足利将軍に仕えていた。元亀4年(1573)、信玄が信長包囲網を形成し上洛を開始。信虎は齢80になっていたが、信玄の危篤を聞き甲斐帰国を目指す。

途中、美濃での激戦を乗り越えて信濃高遠城にたどり着く。ここで孫の勝頼と初対面し、寵臣や馬場・山県・内藤・春日らの家老たちと論戦を繰り広げる。これが『甲陽軍鑑』に描かれた名場面である。
その後、信虎は上杉謙信・北条国王(氏直)らに後事を託して大往生を遂げる。

天正10年(1582)、ついに武田家は織田信長の侵攻を受けるが、その時から信虎の秘策が次々と奇跡を起こす。信虎に翻弄された娘・お直や家臣たちの運命はいかに――。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域・建築ばなし・プロダクションノート

武田信虎は、悪逆無道の行為が行きすぎて、息子の武田信玄によって駿河に追放されたみじめな武将といったイメージでとらえられています。身柄の引き取り手だった今川義元が桶狭間で織田信長に討たれると、駿河にも居られずに上京し、高野山や西国を遍歴・流浪し、最後は、信濃高遠でひっそり生涯を閉じたと言われています。

しかし、本作品はその通説を打破が試みられています。その根拠は、永禄6年(1563)頃、武田信虎が京に上り、第13代将軍足利義輝の相伴衆(将軍が諸大名を饗応するときに相伴を許される人)に就任していることです。武田信虎は、武田家の当主であったため、足利将軍から一目置かれる存在であったと考えられます。

このように、本作品は、史実とフィクション混ぜ合わせながら、戦国時代の人間模様を描いています。

髷(まげ)・衣裳・甲冑・旗・馬・所作・音など戦国時代を忠実に再現することにこだわりぬいて制作されています。それでありながら、滑稽味やファンタジー要素を盛り込んだ人間ドラマとなっています。これまでにない新感覚のテイストを併せ持つ作品です。

本作品は、所縁の寺院などでロケーション撮影されています。また、国の重文指定「信虎像」をはじめ、太刀、甲冑、茶器など、本物の美術調度品が映し出されています。

山梨県甲府市・身延町、信玄公生誕500年記念事業実行委員会・こうふ開府500年記念事業実行委員会など、武田信玄ゆかりの地が後援しています。

京都府京都市「二条城」「上賀茂神社」「本法寺」「立本寺」「妙覚寺」「雲峰寺」「善水寺」「長寿寺」「報恩寺」、静岡県浜松市「高根城跡」、愛知県設楽町「田峯城」、長野県千曲市「荒砥城跡」、茨城県坂東市「逆井城跡公園」、兵庫県丹波篠山市「篠山城」などがロケーション協力しており、その外観が劇中に登場します。

2021年9月14日、山梨県甲府市「武田神社」にて、主演・寺田農、金子修介監督、武田家考証・平山優さんによるヒット祈願が行われました。

2021年10月22日、山梨県甲府市「TOHOシネマズ甲府」にて先行公開されています。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

静岡県
浜松市:高根城跡

愛知県
設楽町:田峯城

長野県
千曲市:城山史跡公園「荒砥城跡」

茨城県
坂東市:逆井城跡公園

京都府
京都市:二条城、上賀茂神社、本法寺、立本寺、妙覚寺、雲峰寺、善水寺、長寿寺、報恩寺、民宿わらびの里
南丹市:八木町山室

兵庫県
丹波篠山市:篠山城

群馬県
下仁田町:諏訪神社
嬬恋村:田代湖

山梨県
甲斐市:新府城

映画にちなんだもの

戦国時代、時代劇、武田信虎、武田信玄、武田勝頼、上杉謙信、織田信長

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:イナゴ、団子

支援

後援:
信玄公生誕500年記念事業実行委員会、こうふ開府500年記念事業実行委員会、山梨県甲府市、山梨県身延町、三重県志摩市、岐阜県恵那市、長野県中川村教育委員会、パノラマ伊那市、山梨日日新聞社・山梨放送、群馬テレビ、上毛新聞社、長野日報社、市民タイムス、長野エフエム放送、南信州新聞社

取材・資料提供:
乾徳山 恵林寺、萬年山 大泉寺、一機山 輪禅寺、福士山 最恩寺、南部町教育委員会、信玄公宝物館、郡山城史跡・柳沢文庫保存会、宮帯文庫

ロケーション協力:
叡昌山 本法寺、北龍華 具足山 妙覚寺、西龍華 具足山 立本寺、裂石山 雲峰寺、旧秀隣寺庭園(近江興聖寺)、鳴虎 尭天山 報恩寺 岩根山 善水寺、阿星山 長壽寺、賀茂別雷神社(上賀茂神社)、下仁田諏訪神社、二条城、篠山城大書院、浜松市 高根城跡、設楽町 歴史の里 田峯城、千曲市城山史跡公園「荒砥城跡」、逆井城跡公園、酵素、民宿わらびの里、八木町山室、田代湖、他。

機材・車輌協力:
関西ロケーションサービス、SHIGAKENKI、たちばな運輸、トヨタレンタリース京都、他。

協力:
東宝スタジオ、東宝ポストプロダクションセンター、黒澤プロダクション、東映京都撮影所 美術センター、日活調布撮影所、日活スタジオセンター、立命館大学 映像学部、関西アクションアクターズ、日本の馬 御猟野乃杜牧場、日本伝統芸能猿まわし 二助企画、ほとけの子学園 寺之内幼稚園、設楽町公益施設管理協会、居酒屋だるま、坂東市、長野県千曲市、北野天満宮、古田織物美術館、他。

キャスト

寺田 農、谷村美月、矢野聖人、荒井敦史、榎木孝明、永島敏行、渡辺裕之、隆 大介、石垣佑磨、杉浦太陽、葛山信吾、嘉門タツオ、左伴彩佳(AKB48)、柏原収史、伊藤洋三郎、川野太郎、螢 雪次朗、安藤一夫、堀内正美、永倉大輔、井田國彦、橋本一郎、剛たつひと、西川可奈子、鳥越壮真、北岡龍貴、外波山文明、水島涼太、大八木凱斗、井藤 瞬、森本のぶ、奥山眞佐子、小堀正博

スタッフ

監督:金子修介
脚本:宮下玄覇
企画:宮下玄覇
プロデューサー:西田宣善、宮下玄覇
協力プロデューサー:榎 望
音楽:池辺晋一郎
撮影:上野彰吾
照明:赤津淳一
録音:原川慎平
美術:宮下玄覇、籠尾和人
装飾:宮下玄覇、籠尾和人
衣裳:宮本まさ江
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
特殊メイク スーパーバイザー:江川悦子
 編集:宮下玄覇、山本浩史

作品データ

  

ゆかりの地図

武田神社
武田神社

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