「北九州フィルム・コミッション」第23回福岡県文化賞(社会部門)受賞。11月25日贈呈式開催。(福岡県・北九州市)

福岡県では、県民の皆さんの幅広い文化活動を促進し、本県文化の向上・発展を図るため、文化振興に顕著な功績のあった個人や団体に「福岡県文化賞」を贈っています。

平成5年度の創設以来、 96件の表彰を行っており、受賞者の功績を広く顕彰し、県民の多様な文化活動を奨励しているところです。

このたび、市町村、文化関係団体、報道機関等からの推薦があった30の個人・団体の中から、外部有識者で構成される福岡県文化賞選考委員会(委員長:安河内 朗 九州大学大学院芸術工学研究院長 ほか14名)の選考を経て、作家の安部龍太郎さん、映画などの誘致に取り組む北九州フィルム・コミッション、及びデジタルアートクリヱイターの工藤達郎さんに、第23回福岡県文化賞を綬与されることになりました。

文化賞贈呈式は、 2015年11月25日(水)にアクロス福岡シンフォニーホールで行われます。
当日は、受賞を記念し、受賞者の方々によるトークショーやプロジェクションマッピングの実演などが行われます。

「北九州フィルム・コミッション」受賞内容

◎部門
社会部門

◎部門の趣旨
地域の特性を活かした活動を行い、個性豊かで潤いのある地域社会づくりに功績があったもの又は国際交流、地域間交流など広範な文化交流活動を行い、相互理解、文化交流の発展に貢献したもの。

◎活動概要
国内に100以上あるフィルム・コミッションの先駆けとして、映画等の撮影誘致・支援を積極的に行っており、主な作品に、福岡県出身の俳優・高倉健が主演し、遺作となった映画「あなたへ」(平成24年)がある。
また、海外に通用するドラマを顕彰する「東京ドラマアウォード」において全国のフィルム・コミッションとして初の特別賞を受賞(平成26年)したテレビドラマ「MOZU」は、大規模ロケが評価された。
これらの撮影には、数多くの市民がエキストラやボランティアとして関わるなど、街をあげた支緩活動が行われ、その活動は映像文化に対する理解促進とともに、地域活性化に貢献している。

【贈呈式・記念イベント】
受賞者へ賞状・副賞 (トロフィー)・賞金 (百万円)の贈呈及び記念イベントが行われます。

日時:平成27年11月25日(水) 19:00-21 :00 場所:アクロス福岡シンフォニーホール
内容: 第1部 贈呈式    第2部 記念イベント (受賞者によるトークショーやプロジェクシヨンマッピングの実演など)
参加料:無料 (入場整理券が必要 )
※詳細は、後日改めてお知らせします。

【お申し込み・お問い合わせ先】

◎入場整理券の申込み方法
はがき、FAX、E-mailもしくは
県庁HP電子申請:http://www.shinsei.elg-front.jp/fukuoka/navi/procInfo.do?govCode=40000&acs=bunkasyo
にて、住所・氏名 (複数申し込まれる場合は必要枚数を明記 )・電話番号を記入.して下記あてにお申し込みください。
受付は定員になり次第締め切ります。

〒812-8577 福岡市博多区東公園 7-7
福岡県県民文化スポーツ課
文化班 文化賞担当:松尾・宮本
TEL:092-643-3382
FAX:092-643-3408

【北九州フィルム・コミッション 概要】

団体名:北九州フィルム・コミッション

分野:フィルム・コミッション

設立年:平成12年9月 (14年)

所在地:北九州市

国内にフィルム・コミッションという認識が無かった平成元年に、国内に100以上あるフィルム・コミッションの先駆けとなる「北九州市広報室イメージアップ班」が誕生。次第に成長を重ね、平成12年に、市、北九州商工会議所など6団体で「北九州フィルム・コミッション」を設立し、映画等の撮影誘致・支援を行っている。
観光地での爆破シーンや空港でのハイジャックシーンなど、これまで国内では不可能とされてきた大規模ロケへ挑戦し、成功させることで数多くのロケを呼び込み(平成27年3月までの線影支援作品。192本)、地域に大きな経済効果・宣伝効果をもたらしている。
主な作品には、福岡県出身の俳優・高倉健が主演し、遺作となった映画「あなたへ J(平成24年)がある。また、海外に通用するドラマを顕彰する「東京ドラマアウォード」において全国のフィルム・コミッションとして初の特別賞を受賞(平成26年)したテレビドラマ「MOZU」は、大規模ロケ協力が評価された。
近年は、海外作品の誘致にも本格的に乗り出し、平成27年には、タイのテレビドラマ作品「Devil Lover」誘致に成功するなど、映画のロケ地として国内外で大きな注目を浴びている。
これらの撮影には、数多くの市民が、エキストラやボランティアスタッフとして映画等の映像の制作に関わるなど、市をあげての積極的な支援活動が行われており、その活動は映像文化に対する理解促進とともに、地域活性化に大いに貢献している。

平成元年:北九州市広報室イメージアップ班発足(国内初のフィルム・コミッション組織)  映画等撮影の誘致・支援活動を開始

平成12年:北九州市、北九州商工会議所、北九州活性化協議会、北九州青年会談所、西日本産業貿易コンベンション協会、北九州市観光協会の6団体で「北九州フィノレム・コミッション」を設立

平成26年:「東京ドラマアウォード2014」特別賞受賞

※フィルム・コミッション (FC)とは
映画等の撮影場所誘致や撮影支援を行う非営利組織。現在、国際FC協会に加盟しているだけでも、世界41カ国に307の団体がある。
多くが国や州・市など自治体等に組織され、国内だけではなく海外作品の誘致・支援活動の窓口として、地峻の経済・観光振興、文化娠輿に大きな効果を上げている。

ゆかりの地図

アクロス福岡シンフォニーホール
33.591520, 130.402721
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