映画『翔んで埼玉』埼玉県知事に謝罪し公認獲得。(埼玉県)

埼玉県

©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

魔夜峰央原作による“埼玉ディス”コミック「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」が実写映画化され、2019年2月22日(金)に全国公開されます。

原作は、東京都民に虐げられている埼玉県民を解放しようという内容。「ダサイタマ」「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ」「埼玉県人が東京へ行くには通行手形が必要」「サイタマラリヤ」など、ディスりが満載な内容となっています。

公開が迫る2月7日(木)、主演の二階堂ふみさん、埼玉出身キャストのブラザートムさん、武内英樹監督が、上田清司・埼玉県知事に謝罪を兼ねて県庁を訪問しました。

武内英樹監督は、
「このような映画を作って申しわけありません。ですが、決して埼玉をディスることがテーマなのではなく、江戸川をはさんで、埼玉と千葉、どちらが上かというスペクタクルを描きたかったんです。自分は千葉出身ですが、埼玉とはライバル関係で、いつかその戦いの先を描いてみたいと思っていました。是非見ていただきたいです。」

二階堂ふみさんは、
「最初の20~30分は、埼玉の方々が徹底的にディスられているので、少し見るのがつらいところもあるかもしれませんが、最後まで見ていただければ壮大な郷土愛のエンタテインメント作品になっていると思います。埼玉のことを言ってはいますが、埼玉だけでなく、全国の皆さんが思い当たる、感じることのある作品です。」
と、それぞれコメント。

それに対して、上田清司・埼玉県知事は、
「最後には、埼玉をほめるらしいとも聞いているので楽しみにしています。」
と応じました。

会見終了の間際に、武内英樹監督は、
「知事、これは公認といってよろしいのでしょうか…」 と質問。

上田清司知事は、
「いいんじゃないですか。」
と答えられ、 謝罪ムードから一転、埼玉の魅力を全国に広めることを誓い、会見は終了となりました。

ちなみに、ブラザートムさん(埼玉県育ち)は、
「とにかく、クイーン(大ヒット中の「ボヘミアン・ラプソディー」)に勝ってキングになるのはこの作品しかない。埼玉の人は、是非東京で見て、東京の人が一体どこでどう笑うのかを感じてほしい。東京の人は、埼玉で見て空気を感じながら見てもらいたい。」
とコメントをしています。

映画『翔んで埼玉』埼玉県庁表敬訪問

日程:2019年2月7日(木)
場所:埼玉県庁 県知事室
登壇者:二階堂ふみ、ブラザートム、武内英樹監督、上田清司(埼玉県知事)

作品データ

 

 

クレジット:©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
特報配信の使用許諾権:地ムービー
公開日:2019年2月22日

映画の舞台:埼玉県×千葉県×東京都

地域ばなし:
原作は30年前に書かれ、原作者の魔夜峰央さんは当時、埼玉県所沢市に住んでいました。

原作は、東京に虐げられた埼玉が熱い魂を持って立ち上がる話ですが、映画にはオリジナルで、積年のライバル千葉も登場し、埼玉、千葉そして東京の仁義なき戦いが、コミカルに、ダイナミックに、壮大なスケール感で描かれます。

今年(2018年)、浦和と大宮が住みたい街ランキング上位にランクインするなど、最近は何かと注目度が高い埼玉と、埼玉には間違えなく勝っていると信じる千葉、そして、高みの見物の東京。 果たして埼玉・千葉・東京の仁義なき戦いの決着は!?

爆笑してなぜか泣いて、映画を見た後は、自分の出身地を誇りに思うような、そんな作品を目指して製作されています。

二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美と、GACKTが演じる麻実麗が、人口730万人の埼玉の皆様へ向け「埼玉の皆様、映画化してゴメンなさい」と、まさかの謝罪をしています。

作品データ

タイトル:『翔んで埼玉』
公開日:2019年2月22日(金)

原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』魔夜峰央(宝島社)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
オフィシャルサイト:http://tondesaitama.com
クレジット:©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

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