梨の花は春の雪

鳥取県米子市・境港市・西伯郡

作品の概要

市民シネマ「梨の花は春の雪」は「鳥取県西部を舞台に、地域の住民が企画・出演などに関わる映画を制作することによって、地域の自立と再生を促し、活力のある地域づくりに繋げることを目指そう」という提案からスタートした作品です。
英文タイトル:Pear Blossoms~Spring Snow~

 

 

 

(C)市民シネマ『梨の花は春の雪』制作実行委員会

ストーリー

夏、響子は娘の玲奈を連れ、東京から鳥取の山あいの町にやってきた。梨農家の夫の父が病に倒れ、一足先に帰郷していた夫・晃弘を追ってきたのだ。
そこは町中に水路が流れ、山に囲まれた、小さくも美しい集落。
だがライターというやりがいのある仕事を辞めてきた響子は、田舎での退屈な暮らしに疑問を抱き始める。
しかし玲奈の家出という事件をきっかけに、自称発明家の伸幸はじめ、一風変わった隣人たちに囲まれて、響子は少しずつ田舎の暮らしになじんでいく。
「梨の木は切ることに決めたけんな。放っておくと病気になって周りの畑も駄目にするから。」
病院で晃弘が父・周造に告げた言葉を聞き、響子はなかば勢いで、義父の跡を継いで梨作りを始めると宣言。
毎日の重労働に疲れ果てる響子の姿が、死んだ母親の姿と重なり、大反対する晃弘。
響子自身も、想像以上に過酷で単調な梨作りの作業に、音を上げようとしていた。
そんな時、周造は響子に一冊のノートを渡す。ノートを読み、再び梨作りに情熱を燃やし始める響子。
そのノートの中身とは?ノートを読んだ晃弘のとった行動は?
そして、春。一面に梨の花が咲き誇る。まるで雪のように・・・。

地域ばなし

市民シネマ『梨の花は春の雪』は、2004年に市民の力で映画を制作しようと取り組みからはじまりました。
撮影も米子市淀江町を中心に鳥取県西部で行われています。

地域でおこったエピソード:鳥取県内の岸本町ビデオクラブ代表の山城毅氏の提案からスタートしました。
2004年11月に準備委員会が発足。12月には制作実行委員会が設立され本格的にプロジェクトが始動しています。
原作は全国公募80作品の中から鳥取県米子市在住の松本薫さんの作品が選ばれています。
脚本も一般公募し、米子市在住の志水雄太郎さんの作品が選ばれました。
出演・スタッフ・エキストラなど、総勢2,500名の市民ボランティアや地元企業に支えられ制作されています。

ロケ地

鳥取県
・お菓子の寿城
・大山Gビールレストラン「ビアホフガンバリウス」 
・本宮の泉(鳥取県因伯の名水)
・水木しげるロード
・国立公園大山周辺
・JA鳥取西部米子選果場

映画にちなんだ商品・料理など

二十世紀梨

梨ワイン

支援

株式会社山陰ビデオシステム、株式会社オムニバス・ジャパン、株式会社ミスターミュージック、クリケットスタジオ、日産プリンス鳥取販売、米子全日空ホテル、株式会社メディアプラン、有限会社島根ビジネス、株式会社ナレッジカンパニー、大山ハム株式会社、株式会社中海テレビ放送、株式会社海産物のきむらや、お菓子の壽城、米子信用金庫、アストロデザイン株式会社、ごうぎん鳥取文化振興財団助成事業、鳥取県民チャンネルコンテンツ協議会、他。

後援:
鳥取県、米子市、境港市、南部町、伯誉町、日吉津村、大山町、江府町、日野町、日南町、NHK鳥取放送局、日本海テレビ、山陰中央テレビ、テレビ朝日米子支局、エフエム山陰、中海テレビ放送、山陰中央新報社米子総局、読売新聞社米子支局、新日本海新聞社、毎日新聞米子支局、朝日新聞米子支局、産経新聞鳥取支局、時事通信社米子支局。

キャスト

川村早織梨、細川智三、吉井怜、柿原直旗、竹谷俊彦、山村友梨紗、野津道通、野津久美子、黒田昌幸、門脇喜久枝、長尾学美、畑修司、河本六美、河本真弥、足羽喜代子、桂小文吾、小別所星地、山本裕大、森田康太郎、米子市立淀江小学校の皆さん、野坂康夫(米子市長)、中村勝治(境港市長)、桝田知身(境港市観光協会会長)、他。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

水木しげるロード JA鳥取西部米子選果場
鳥取県境港市大正町
鳥取県米子市淀江町小波1788

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