私は白鳥

富山県富山市、新潟県新発田市

作品概要

©2021映画『私は白鳥』製作委員会

翼の折れた白鳥と”おじさん”の奇跡の物語。

雄大な立山連峰を背景に繰り広げられる小さな命の波瀾万丈。
‟たとえ飛べなくなっても白鳥は懸命に生きている。その命を楽しんで欲しいんです。”

傷つきながら過酷な自然界で命を燃やし続ける白鳥と、それに自らを投影し見守りつつ地方都市に懸命に暮らす一人の男性の生き様を通して、現代に生きる全ての人の心に生命の在り方を問いかける傑作ドキュメンタリー。

2021年11月27日公開
上映館案内

 

ストーリー

秋が深まると北陸・富山県にはシベリアから 800羽を超える白鳥たちが越冬のため飛来し、やがて春が訪れると再び海を渡りシベリアへ帰っていく。2018年の春、翼が折れて飛べなくなり、たった一羽で富山に取り残された白鳥がいた。それを見つめる一人の男性、澤江弘一さん(当時57歳)。白鳥たちの美しさの虜になり、ビデオカメラでその姿を記録し続けてきた澤江さんは、傷ついて一羽になった白鳥に毎日エサをやり、見守り続ける。「なんとか生きのびて、また冬に仲間の白鳥と再会してほしい」。けれど自然界は弱肉強食、甘くはない。しかも富山の猛暑を乗り越えた野生の白鳥はこれまで確認されていなかった。あの手、この手、奥の手・・・。

澤江さんと白鳥の命をかけた闘いが続く中、白鳥に全てを捧げる澤江さんが語る。「心の隙間がどういうわけか白鳥の形をしていたようで。」「私は人間の形をしてますが、自分は白鳥だと思ってます。」「白鳥が白鳥の世話をしているだけなんです。」人間は自然にどこまで介入すべきなのかという葛藤の中、澤江さんは奮闘を続ける。傷ついた白鳥は仲間たちと再会できるのか。そして訪れる奇跡とは。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域・建築ばなし・プロダクションノート

映画の舞台は富山県富山市です。富山市で暮らす澤江弘一さんと傷ついた白鳥の4年に渡る命の物語です。

シベリアから飛来する白鳥たちが生きる富山市、白鳥たちが暮らす「田尻池」「山田川」「井田川」で多くのシーンが撮影されています。

監督の槇谷茂博さんは、生まれも育ちも富山で、地元チューリップテレビに勤めています。

テレビ版の映画化にあたっては、TBSテレビとチューリップテレビがタッグを組んで製作しています。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

富山県
富山市:田尻池、山田川、井田川、JR富山駅、富山県立中央病院

新潟県
新発田市:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里

映画にちなんだもの

大白鳥、小白鳥、ネコ(猫)、アトムのおもちゃ、タンクローリー、プロパンガス、有限会社澤江商店、農業用溜池、天日干し、釣具店、カメラ、陸上部、鳥類、富山大学、富山産コシヒカリ(お米)、合鴨、不整脈

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:年越しそば、そば(蕎麦)・卵、野菜

支援

撮影協力:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里

キャスト

澤江弘一

スタッフ

監督:槇谷茂博
企画プロデュース:平野隆、服部寿人
エグゼクティブプロデューサー:大久保竜、中村成寿
プロデューサー:刀根鉄太、藤井和史
アソシエイトプロデューサー:大澤祐樹、松原由昌、諸井雄一
音楽プロデューサー:矢崎裕行
音楽:中村巴奈重
主題歌:「スワンソング」石崎ひゅーい(Sony Music Labels)
取材:梶谷昌吾
白鳥撮影:澤江弘一
撮影:五藤充哉
編集:五藤充哉
語り:天海祐希

作品データ

ゆかりの地図

田尻池
田尻池

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