群青

沖縄県渡名喜島

作品の概要

最愛の人を亡くした、父と娘の二代にわたる、愛の痛みと再生の物語。

主演は、長澤まさみ、沖縄を舞台に、切なく、悲しげな大人の女性を熱演する。

凉子を男手ひとつで育てる父親役を演じる、演技派俳優・佐々木蔵之介。凉子を優しく見守る幼なじみに、若手実力派・福士誠治。そして、凉子にプレゼントするためのサンゴを取りに海に潜り、命を落としてしまう一也役に、今回が初の映画出演となる良知真次。それぞれの想いで凉子を愛し、見守る三人の男たちにも注目!

「群青 愛が沈んだ海の色」
販売元:バンダイビジュアル
(c)2009「群青」製作委員会

ストーリー

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国際的なピアニストとして活躍してきた由起子は、病気療養のため南風原島にやってきた。そこで漁師の龍二と出逢い恋に落ちる。娘・凉子を授かるが、由起子は病気が再発し、この世を去る・・・。
【18年後】凉子と大介、一也は共に南風原島で生まれ育った仲良しの幼馴染。ただ、久方ぶりの再会に3人の関係に変化が訪れる。凉子を想う一也、一也を愛する凉子、二人を遠巻きに見ながらも凉子に想いを寄せる大介・・・。3人の運命は、群青色のガラス玉と深い青の海に輝く真っ赤な紅珊瑚を軸に揺れ動いていく・・・。
やがて、凉子は一也と結婚を約束する。しかし、一也は凉子の父を説得するために宝石サンゴを獲りに深く潜り、帰らぬ人となってしまう・・・。あまりの悲しみに生きる意味を見い出せず、自分の世界に閉じこもってしまった凉子をそっと見守るしかない父と大介だった・・・。

地域ばなし

渡名喜島は国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定(2000年5月)されている島。

観光地化がされていないため、昔からの風景が映っています。(群青色の海、白い砂浜、赤瓦の家並み、白砂の小道、フクギ並木など)

また、映画のワンシーンで、渡名喜島の民謡「渡名喜ジントーヨー」も歌われています。

沖縄県渡名喜島との連携した事業が色々あった作品で、対米請求権地域振興助成事業(地域活性化推進事業)を活用して、映画「群青」資料館の追加工事、資料館展示物説明プレート取り付け工事、ロケ地マップ制作、資料館及び渡名喜ターミナル内での映画プロモーションコーナー設置工事をしています。(460万円、補助300万円、村費160万円)

地域でおこったエピソード:この映画がきっかけで、主演の長澤まさみさんが、美ら島(ちゅらしま)沖縄大使に就任もしています。

沖縄発アイスクリームショップ「ブルーシール」でタイアップキャンペーンがありました。(宣伝でタイアップ)

映画のストーリー上の舞台:沖縄県島尻郡渡名喜村(渡名喜島)

ロケ地

沖縄県島尻郡渡名喜村の各所。

映画にちなんだもの・グルメ

ロールケーキ(丸の内ロールとタイアップして、沖縄県の黒糖を使用した「群青ロール」を販売。)

珊瑚のネックレス・サメの歯チョーカー(映画に映っている小道具を商品化。こういう手法を、リバースプロダクトプレイスメントといいます。)

ゆかた(そごう・西武オリジナルで、長澤まさみ×「群青」セレクトゆかた。)

カクテル(JALホテルズで、「群青」オリジナルカクテルキャンペーンがありました。)

支援

ロケ協力:渡名喜村役場、渡名喜村漁協協同組合、民宿あがり浜、民宿となき、民宿ムラナカ、ターミナル食堂、憩い処西門、渡名喜村のみなさま。

撮影協力:(財)沖縄観光コンベンションビューロー、沖縄フィルムオフィス、 G-whiz、海竜潜水、ギャラリーh、沖縄ツーリスト、ピアノサービスセンター那覇、マリンクラブNAGI、全国漁業協同組合連合会、沖縄県漁業協同組合連合会、琉球海運(株)、久米商船(株)ほか。

取材協力:石垣市教育委員会、沖縄文化研究所ほか。

特別協賛:JAL、JTA

協賛:久米島の久米仙ほか

後援:沖縄県

推薦:水産庁

キャスト

長澤まさみ、佐々木蔵之介、福士誠治、良知真次、洞口依子、田中美里ほか。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

 

沖縄県島尻郡渡名喜村
沖縄県島尻郡渡名喜村

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