選挙

神奈川県川崎市

作品概要

空前の選挙エンターテインメント。突如、政治の素人“山さん”が自民党公認候補になった。 合言葉は「電柱にもおじぎせよ。」これが 「ニッポン民主主義」 だ!

 

『選挙』は、ナレーション、テロップ、音楽、CGによる加工、特殊効果音などは一切ない観察映画。
監督・製作・撮影・録音・編集を手がけた想田和弘は、ニューヨーク在住の気鋭の映画作家。

2007年のベルリン国際映画祭で、「一大センセーション」「天才的で凄まじい筆致」「最良のダイレクトシネマ」「恐ろしくも楽しめる、稀に見る宝」などとコメントされた作品。

「言葉に表せないほど面白かった。ユーモアと洞察に溢れ、選挙の雰囲気を見事に捉えている。」(談:ジェラルド・カーティス :コロンビア大学教授「代議士の誕生・日本式選挙運動の研究」)

発売・販売元:紀伊國屋書店、¥2,800(税抜)、© Laboratory X
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ストーリー

2005年秋。東京で気ままに切手コイン商を営む山内和彦(40歳)は、ひょんなことから自民党に白羽の矢を立てられ、市議会議員の補欠選挙に出馬することになった。
政治家の秘書経験もない山内は、政治の素人。しかも選挙区は、ほとんど縁もゆかりもない川崎市宮前区。いわゆる落下傘候補だ。
自民党としても負ければ市議会与党の座を奪われてしまう大事な選挙。
「電柱にもおじぎを」を合い言葉に、小泉首相(当時)や、自民党大物議員、地元自民党応援団総出の、世にも過酷な「ドブ板選挙」が始まった!
繰り出される選挙のテクニック(奥さんは「妻」でなく「家内」と呼べ、とにかく名前を連呼せよ、子どもの運動会にも顔を出せ、等)の数々・・・。
果たして山内は勝てるのか?
そして、選挙を通じて浮き彫りになる「ニッポン民主主義」の本質とは!?

地域ばなし

ロケ撮影は神奈川県川崎市で、2005年10月7日~23日の投票日までの約2週間に行われました。(実際に撮影された日数は12日間でした。)

編集は約10ヶ月間を要し、監督が自らニューヨークの自宅で行いました。 (撮影素材は約60時間分ありました。)

ロケ地

神奈川県川崎市:
東急線田園都市線の宮前平駅
溝の口駅のホーム

映級グルメ・商品

ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースのおじさん(山内一彦候補が握手する)

キャスト(登場人物)

山内和彦、山内さゆり、小泉純一郎、川口順子、石原伸晃、荻原健司、橋本聖子、自民党川崎支連・後援会・うぐいす嬢・東大卒の同窓の皆さん、川崎市の皆さん、他。

スタッフ

監督・撮影・編集:想田和弘(『ザ・フリッカー』ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞ノミネート)
製作:ラボラトリーX
協力:IFP
配給・宣伝:アステア”

作品データ

ゆかりの地図

川崎市宮前平駅 川崎市溝の口駅
神奈川県 宮前平駅
神奈川県 溝の口駅

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