オリヲン座からの招待状

京都府京都市、群馬県中之条町・桐生市、静岡県島田市、東京都昭島市

作品の概要

国民的人気の浅田次郎原作の「鉄道員」に収められた同名の短編小説映画化。

舞台は昭和30年代の京都・西陣。時代に翻弄されながらも、映画館「オリヲン座」を半世紀以上も守り続けてきたふたりの愛と、優しい奇蹟の物語。

亡き夫の遺志を受け継ぎ映画館を守り続けた主人公の寡婦トヨを宮沢りえが好演。彼女を支え続けた青年に実力派俳優・加瀬亮。また宇崎竜童、田口トモロヲ、中原ひとみ、樋口可南子、原田芳雄など存在感ある豪華キャストの共演が実現。

心を揺さぶる、大人のラブ・ストーリー。

(C) 2007「オリヲン座からの招待状」製作委員会

 
 


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ストーリー

昭和30年代、先代の館主・豊田松蔵(宇崎竜童)が病に倒れ、その弟子であった留吉(加瀬 亮)が、その志を引き継ぎ先代の妻・トヨ(宮沢りえ)と映画館を守る事となった。

だが、周囲の人々からは師匠のかみさんを寝取った若主人、不義理な女将などと陰口を叩かれ、さらには映画産業が斜陽になり、貧乏に耐えながらもひたすら映画を愛し、映画の灯を灯し続けた二人。純粋にお互いを思いやり、愛し続けたのだった。

一方、そのオリヲン座を一番の遊び場としていた幼い子供(祐次と良枝)がいた。二人は毎日映写室の小窓から名画を覗いていた。二人は大きくなって結婚し東京で暮らしていたが、いつしかすれ違い別れを決意していた。
そんな祐次(田口トモロヲ) と良枝(樋口可南子)の元に、まるで何かを予感させる様に、一通の招待状が届くのだった。

そこには「突然ではございますが、昭和25年の開館以来半世紀以上にわたって地元の皆様に愛され親しまれて参りましたオリヲン座は、誠に勝手ながら今秋をもちまして閉館いたすことと相成りました」と記されていた・・。

地域ばなし

舞台は昭和30年代の京都・西陣で、京都市、群馬県中之条町、桐生市、広島市、静岡県島田市などがロケ協力した作品です。

京都市をはじめ、群馬県中之条町、桐生市、広島市、静岡県島田市など各地でロケをし、VFXで昭和30年代の京都・西陣の世界がつくられました。
(例えば、チンチン電車は広島電鉄のチンチン電車をロケして合成されています。)

地域でおこったエピソード:京都でロケ地マップが作られています。

映画のストーリー上の舞台:舞台は昭和30年代の京都・西陣。

ロケ地

京都府
京都市:鴨川公園グラウンド、鴨川にかかる庄田橋近くの河原、左京区賀茂今井町半木の道、上京区智恵光院寺之内下ル新美濃部町、木津川にかかる上津屋橋、寛遊園

群馬県
中之条町
桐生市:桐生織物記念会館(加瀬亮がフィルム受け取りを待たされる)、桐生競艇場駐車場

静岡県
島田市:カンマザール島田みのる座(オリヨン座の劇場内)

東京都
昭島市:東京西徳洲会病院

映画にちなんだもの・グルメ

飯蛸・水茄子(豊田松蔵(宇崎竜童)とトヨ(宮沢りえ)が留吉(加瀬 亮)に初めて出会った夜に振る舞ったのが水茄子と飯蛸(イイダコ)です。)

劇中上映作品:「二十四の瞳」(木下惠介)、「君の名は」、「丹下左膳 妖刀濡れ燕」、「幕末太陽伝」、「無法松の一生」、「乳母車」、「隠密剣士」

支援

ロケ協力:
京都市産業観光局、群馬県中之条町、高山物産(株)、寛遊園、平安会館、池坊短期大学、池坊文化学院、広島電鉄(株)、メガネの三城河原町本店、平岡旗製造(株)、ちんどん通信社、ウォータースタジアム桐生競艇、ENOTRIA Diana天王洲、東京西徳洲会病院、京都ヴィンテージカークラブ、三光レッカー、イトウ自動車、滋賀ロケーションオフィス、広島フィルムコミッション、わたらせフィルムコミッション、京都ブライトンホテル、山中油店ほか。

制作協力:NHKエンタープライズ、GONZO REVOLUTION、D-ART-Sほか。

ファイナンス・アレンジメント: ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(株)

映像協力:東映、角川映画、日活、松竹

キャスト

宮沢りえ、加瀬亮、宇崎竜童、田口トモロヲ、中原ひとみ、樋口可南子、原田芳雄、小清水一揮、工藤あかり他。

スタッフ

作品データ

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静岡県島田市
静岡県島田市

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