幸せのレシピ (No Reservations)

ニューヨーク(アメリカ)・アデレード(オーストラリア)

作品の概要

幸せは、ほんのちょっとの “さじ加減”。

マンハッタンの高級レストランで料理長を務めるケイト。
ある日、姉を交通事故で失う。
残された姪を彼女が引き取ることに。
一方、ケイトとは正反対の性格の陽気な副料理長ニックが新たに雇われ、共に仕事をすることに・・・。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ×アーロン・エッカート。
日々がんばるあなたに贈る、とっておきのハートフル・ロマンス!
– Clay Smith, THE INSIDER

『幸せのレシピ』
Bru-ray発売中¥2,500(税込)
販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
(c) 2007 A Warner Bros. Entertainment Inc.

ストーリー

マンハッタンの高級レストラン“ブリーカー22”でマスター・シェフ(料理長)を務めるケイト・アームストロング(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。
彼女にとって、人生はレストランの厨房を仕切るようなもの。
目が回るほど忙しい厨房で、彼女は驚異的な正確さで同時に何十食もの料理の指示を出し、デリケートなソースをこしらえ、一つひとつの味付けを確認して完璧な作品に仕上げていく。

そんなケイトの完ぺき主義が試される時が来た。
スー・シェフ(副料理長)として新たにスタッフに加わったニック・パーマー(アーロン・エッカート)は陽気で自由奔放。
人生にも料理にも、すべてにおいて肩の力を抜いて対応する。
ケイトとは正反対なのだが、2人には否定できない相性のよさが・・・と同時に、つい互いに反発してしまう。

それでも私生活がそれまで通りだったら、ケイトもこの急激な変化に順応しやすかったかもしれない。
だが、彼女はあまりにも突然、9歳の姪ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)と暮らすことになった。
利発で観察眼の鋭いこの少女は、フォアグラよりも、どこにでもあるようなシンプルな魚のフライを喜びそうな、ケイトの日常とは明らかにかけ離れたタイプ。
だがケイトは、ゾーイに居心地のいい家を作ってあげることを決意する・・・しかしどうやって?

地ムービーなわけ(地域との関わり)

本作をニューヨークで撮影することによって、監督のスコット・ヒックスはこの街独特の個性をストーリーに盛り込もうとしました。
ヒックスはこのように述べています。
「ニューヨークはなんといっても“レストラン文化”の街。このストーリーにはピッタリだし、どこを見てもすばらしい建築物や凝ったデザインがある。この映画では大部分の出来事が厨房かアパートの中といった屋内で起こる。だからこそ、屋外のシーンではその魅力を最大限に出したかった。数少ないロケーション撮影の映像にできるだけインパクトをもたせたかったんだ」

また、ヒックスが本作の架空のレストラン用に見つけたのは、ウェスト・ビレッジ(グリニッジ・ビレッジの西部)のブリーカー通りとチャールズ通りの角にあった建物で、撮影当時たまたま空き店舗でした。

地域でおこったエピソード

架空のレストランは“ブリーカー22”と名付けられましたが、実際は300番台の番地でした。
それなのに“ブリーカー22”という看板を出したために、地元で配達をしている人たちを混乱させてしまいました。
そのため、外観を撮影していないときは、その看板を外しておかなければなりませんでした。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは役作りのために、ニューヨークのフィアマ・オステリア(Fiamma Osteria)で一晩給仕として働きました。
「キャサリン・ゼタ=ジョーンズにそっくりだ」と客から言われたとき、彼女は「いつもそう言われる」と返事をしていました。
(USA Weekendより)

映画のストーリー上の舞台

ニューヨーク

ロケ地

ニューヨーク州
ニューヨーク(New York)
ブルックリン(Brooklyn)のブルックリンハイツ(Brooklyn Heights)
マンハッタン(Manhattan)のウェストビレッジ(West Villege)のブリーカー通り(Bleecker Street)・チャールズ通り(Charles Street)

映画にちなんだもの

オペラ「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」作:プッチーニ
(ニックが厨房で調理中に曲を流し、歌い踊る)

モノポリー
(仕事と学校をさぼったケイトとゾーイが遊ぶ)

映級グルメ・商品

ピザ
(ニックとゾーイが一緒に作る)

この映画を支援した企業・団体・個人

ニューヨークのみなさまほか。

キャスト・スタッフの思い出のお店・料理・商品など

ブリトー、フィッシュ・アンド・チップス
(前者はエッカートの、後者はゼタ=ジョーンズの一番好きな食べ物。どちらも子供の頃の好物)
ドルチェットワイン
(監督のスコット・ヒックスの故郷、南オーストラリアのアデレードヒルズ(Adelaide Hills)が原産といわれ、作中に登場するのは元ワインメーカーでもあるヒックス自身のアデレードヒルズ産ワインラベル)

キャスト

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソン、ボブ・バラバンほか。

スタッフ

作品データ

この作品にゆかりのあるところ

ニューヨーク・ブリーカー通り ニューヨーク・チャールズ通り
New York, NY
New York, NY 10014
ニューヨーク・ブルックリンハイツ オーストラリア・アデレードヒルズ
ブルックリン・ハイツ, ニューヨーク 11201
オーストラリア
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