シカゴ・グレートフォールズ・ハーディン(アメリカ)
作品の概要
“ギャングを倒すには、やつらより速くそして先に銃を撃て” 1920年代のシカゴ。 禁酒法時代のシカゴを支配するギャングの首領VSその男の逮捕を誓った法の執行人! 『アンタッチャブル (通常版)』 |
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ストーリー
1920年代、禁酒法下にあるアメリカ。
各地で違法な酒類取引が相次ぐ中、シカゴを裏社会から支配するギャングがいた。
そのボスの名は、アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)。
そんなカポネ一味を裁くべく、財務省特別捜査官が立ち上がる。
彼の名は、エリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)。
ネスは最初、大人数の警官を動員して倉庫に乗り込む。
ところが失敗に終わり、大恥をかく。
このまま終わるわけにはいかず、作戦を立て直す必要に迫られたネス。
その時彼が協力を求めたのは、初老の巡査ジム・マーロン(ショーン・コネリー)だった・・・。
地ムービーなわけ(地域との関わり)
禁酒法時代のシカゴが舞台で、現地でロケ撮影しています。
当時のシカゴの街並みが見事に再現されています。
地域でおこったエピソード
ラストの銃撃シーンは元々列車の中で撮影される予定でしたが、1920年代の列車を用意することなどに費用が掛かりすぎるため、ブライアン・デ・パルマ監督が代案として駅の階段での銃撃シーンを考えました。
このシーンはセルゲイ・エイゼンシュテイン監督の映画『戦艦ポチョムキン』(1925年ソ連)の「オデッサの階段」のシーンのオマージュです。
アルカポネがスイートに住んでいたレキシントン・ホテルは、もはや往年の面影が無く、2箇所(シカゴシアターの玄関2階、ルーズベルト大学の玄関)を合成してつくられています。
映画のストーリー上の舞台
禁酒法時代(1920年代)のシカゴ
ロケ地紹介
モンタナ州
グレートフォールズ(Great Falls)の40マイルズサウス(40 miles south)・ハーディクリークブリッジ(Hardy Creek Breidge:ネスがカナディアンウィスキーの密売を阻止する橋)
ハーディン(Hardin)
イリノイ州
シカゴ(Chicago)
ダウンタウン(Downtown)のサウスミシガンアベニュー(South Michigan Avenue)にあるブラックストーンホテル(Blackstone hotel:カポネが野球のバットで男を殴る舞踏場)
ダウンタウンのサウスミシガンアベニューにあるルーズベルト大学(Roosevelt University:カポネが住むレキシントンホテルのエントランス、ロビー)
ダウンタウンのイーストワシントンストリート(East Washington Street)にあるシカゴカルチュアルセンター(Chicago Cultural Center:ネスがニッティを追跡する)
ニアウェストサイド(Near West Side)のキャナルストリート(Canal Street)とジャクソンブールバード(Jackson Boulevard)にあるユニオン駅(Union Station)
映画にちなんだ商品・料理など
映画『戦艦ポチョムキン』(1925年ソ連)(「オデッサの階段」のシーンがラストの銃撃戦のオマージュに)
ファッションブランド「アルマーニ」(設立者のファッションデザイナー、ジョルジョ・アルマーニが本作の衣装を担当)
この映画を支援した企業・団体・個人
モンタナ・フィルムオフィス(Montana Film Office)など。
シカゴ、グレートフォールズ、ハーディンのみなさまほか。
キャスト・スタッフの思い出のお店・料理・商品など
情報募集中!
キャスト
ケヴィン・コスナー、ロバート・デ・ニーロ、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、チャールズ・マーティン・スミス、ビリー・ドラゴ、リチャード・ブラッドフォードほか。
スタッフ
- 監督:ブライアン・デ・パルマ
- 脚本:デヴィッド・マメット
- プロデューサー:アート・リンソン
- 原作:オスカー・フレイリー、エリオット・ネス
- 音楽:エンニオ・モリコーネ
- テーマソング:
- 撮影:スティーヴン・H・ブラム
- 特殊効果:EFX Unlimited、Associates and Ferren
- 照明:
- 美術:ウィリアム・A・エリオット
- 衣装デザイン:マーリン・ヴァンス=ストレイカー
- 衣装:ジョルジョ・アルマーニ
- 録音:
- 編集:ジェラルド・B・グリーンバーグ、ビル・パンコウ
作品データ
- クレジット:(c)1987 BY PARAMOUNT PICTURES.
- 製作年:1987年
- 公開日:1987年6月3日(アメリカ)10月3日(日本)
- 製作国:アメリカ合衆国
- 配給:UIP
- 上映時間:119分
- 映倫区分:
- 受賞歴等:アカデミー賞助演男優賞ほか。
- 製作委員会:
- オフィシャルサイト(リンク):
この作品にゆかりのあるところ
シカゴ・ユニオン駅 | シカゴ・ルーズベルト大学 |
Chicago, Illinois |
Chicago, IL |
モンタナ州グレートフォールズ | シカゴ文化センター |
グレートフォールズ, モンタナ |
Chicago, IL |