ブレードランナー Blade Runner

ロサンゼルス・バーバンク(アメリカ)、サリー(イギリス)

作品の概要

酸性雨が降りしきる、近未来のロサンゼルス。
「レプリカント」と呼ばれる人間型のアンドロイドが、地球外の植民地で殺人事件を起こす。
逃亡し地球にやってきたそれらを処刑すべく、レプリカント専門の賞金稼ぎ「ブレードランナー」が追跡する!

主人公とレプリカントのリーダーが対峙するクライマックス・シーンは必見。
東洋と西洋の文化が入り乱れカオスと化した未来都市ロサンゼルスの描写は、後のSF映画に決定的なな影響を与えている。
現在でもなお様々な議論を呼び続ける、近未来SF映画の金字塔!

『ブレードランナー ファイナル・カット』
DVD発売中¥1,500(税込)
発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
(c)2007 Warner Bros. Entertainment, Inc.

ストーリー

西暦2019年。
人類は外見からは人間と見分けが付かないアンドロイド「レプリカント」を開発していた。
それらは強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、地球外の植民地で使われていた。

ところが、レプリカントが5体、人間を殺す事件が起こる。
地球へと逃亡した5体を処刑するため、デッカード(ハリソン・フォード)が動き出す。
彼は警察組織に所属するレプリカント専門の賞金稼ぎ「ブレードランナー」だった。
酸性雨が降りしきるロサンゼルスで、彼はレプリカントたちの単独追跡を開始するが・・・。

地域ばなし

スタジオはカリフォルニア州バーバンク(Burbank)のワーナー・ブラザーズバーバンクスタジオ(Warner Brothers Burbank Studios)と、イギリスのサリー(Surrey)のシェパートンスタジオ(Shepperton Studios)が使われました。

公害に汚染され、雨に濡れている未来のロサンゼルスは、ワーナー・ブラザーズバーバンクスタジオのオープンセットにあるギャング通りに膨大なネオンとガラスを持ち込んで作り上げたセットです。

このセットは、ハイテク化され異文化が混在した未来都市であり、東洋化されていることから、ロケ地としての東京のイメージに重なるという調査結果があります。(ロケ地としての東京のイメージとして、映画「ブレードランナー」を挙げる人が多い。:地ムービー調査・調査協力JETRO)

なお、ロケ撮影はロサンゼルスで行われています。

例えば、ロサンゼルスのダウンタウンにあるボナヴェンチャー・ホテル(Bonaventure Hotel)のシーンは、ロケの実写とミニチュア模型のショットを合成したりしています。

ロケで使われたブラッドベリービルは、「人間の本来の姿を犠牲にして技術が進歩するべきではない」という考えを主要なテーマとするSF作家、レイ・ブラッドベリーへのオマージュです。

映画のストーリー上の舞台:2019年のロサンゼルス

ロケ地

カリフォルニア州

ロサンゼルス(Los Angeles)
ダウンタウン(Downtown)のセカンドストリートトンネル(2nd Street Tunnel:ハリソン・フォードが自分の住むアパートへ帰るときに通るトンネル)
ダウンタウンのブロードウェイ(Broadway)のブラッドベリービル(Bradbury Building:ハリソン・フォードがアンドロイドたちに脅かされ最後に決する建物)
ダウンタウンのブロードウェイのミリオンダラーシアター(Million Dollar Theatre)
ダウンタウンのパン・アムビル(Pan Am Building)
ダウンタウンのアラメダ通り(Alameda Street)のユニオン駅(Union Station:コンコースに巨大な「未来の警察署」のセットを作る)
ロスフェリス(Los Feliz)のグレンドワー通り(Glendower Avenue)のエニス・ブラウンハウス(Ennis Brown House)
ダウンタウンのボナヴェンチャー・ホテル(Bonaventure Hotel)

キャスト

ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナ、ジョアナ・キャシディ、エドワード・ジェームズ・オルモスほか。

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

 

 

ロサンゼルス・ブラッドベリービル ミリオンダラーシアター
Los Angeles, CA
Los Angeles, CA
ロサンゼルス・ユニオン駅 ロサンゼルス・セカンドストリートトンネル
Los Angeles Downtown Union Station
Los Angeles 2nd Street Tunnel
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