福岡県朝倉市・北九州市・福岡市、熊本県高森町
作品概要
カンヌ国際映画祭でダブル受賞! 主演に今や名実ともに日本を代表する俳優となった役所広司。 監督には本作が長編7作目となる俊英・青山真治。若干35歳でカンヌ国際映画祭での受賞は日本人の仲で最年少記録。 そして、実の兄妹である宮崎あおい、宮崎将、出身地九州の言葉で存在感を示した国生さゆり、光石研、松重豊、そして青山心自作品の常連である斉藤陽一郎など素晴らしい演技陣も大きな魅力の一つである
『EUREKA ユリイカ』
DVD発売中¥3,800(税抜) 発売元:WOWOW 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント |
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ストーリー
九州の地方都市。
バスの運転手・沢井(役所広司)はバスジャック事件の現場に偶然居合わせ、危うく命を落としかける。
沢井の他に生き残ったのは中学生の直樹と小学生の梢の兄妹だけであった。
事件によって大きなダメージを受けた3人。しかし彼らの心にそれ以上に深い傷を負わせたのは、マスコミや周囲の視線だった。
沢井は家族を捨て消息を絶ち、兄妹の家庭は崩壊し、直樹と梢は二人きりで生活していた。
それから2年が過ぎ、沢井が街に戻ったのと時を同じくして、周辺で連続殺人事件が発生。
沢井はまたも周囲から疑いの目を向けられる。癒えない傷に苦しむ沢井。
やがて沢井は兄妹が二人で生活しているのを知ると、彼らの家を訪ね共に暮らし始める。
依然として沢井の殺人の疑念が消えず、いよいよ警察の追求は本格化していく。
アリバイが立証され釈放された沢井は、兄妹と街を出るために小さなバスを手に入れ、警察の牽制も黙殺し街を発つのだが・・・。
地域ばなし
映画の舞台は九州です。
福岡県朝倉市・北九州市・福岡市、熊本県高森町などでロケ撮影されました。
海外の出品映画祭に多数出品されています。(カンヌ、ミッドナイト・サン、ミュンヘン、エルサレム、メルンボルン、トロント、ニューヨーク、プサン、モントリーオール、ウィーン、サンパウロ、テサロニキ、ロッテルダム、ブエノスアイレス、シンガポール、モスクワ、エジンバラ、ヘルシンキ、ルブリャナ)
青山真司監督は北九州市門司出身です。
本作は北九州サーガ(「Helpless」「EUREKA ユリイカ」「サッド ヴァケイション」)の第2作です。
この映画の撮影後、偶然ですが、本当に西鉄バスでバスジャック事件がありました。
ロケ地
福岡県
朝倉市(旧:甘木市):阿蘇神社、やきとり権兵衛
北九州市
福岡市:海の中道海浜公園
熊本県
高森町:阿蘇高森ゴル倶楽部
支援
撮影協力:
西鉄、NKハウジング、九州ジャスコ、FUJITA、博多東急ホテル、国富、海の中道海浜公園、JR九州、阿蘇神社、IDO、さとう葬祭、毎日新聞九州印刷センター、トライワークス、九州ビジュアルアーツ、原口組、ジャパレンAVIS、久保組、プランニング秀功社、日本ポラロイド、甘木シティホテル、はくすいの宿、かねも、村田屋旅館、七福旅館、阿蘇高森ゴル倶楽部、やきとり権兵衛。
協力:
関西ロケーションサービス、マリンポストほか。
キャスト
役所広司、宮崎あおい、宮崎将、斉藤陽一郎、国生さゆり、光石研、利重剛、松重豊、塩見三省、真行寺君枝、尾野真千子、本多哲郎(うたいびとはね)
スタッフ
監督:青山真司
脚本:青山真司
プロデューサー:仙頭武則
撮影:田村正毅
照明:佐藤譲
録音:菊地信之
美術:清水剛
音楽:山田動生、青山真司
編集:青山真司
助監督:七宇幸久
作品データ
- 製作年:2000年
- 公開日:2001年1月20日
- 製作国:日本
- 配給:サンセントシネマワークス、東京テアトル
- 上映時間:217分
- 映倫区分:
- 受賞歴等:第53回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待作品、国際批評家連盟賞&エキュメニック賞ダブル受賞、2000年ベルギー王立フィルムアーカイブ・グランプリ受賞
- 製作:電通、イマジカ、サンセントシネマワークス、東京テアトル
- オフィシャルサイト:
ゆかりの地図
海の中道海浜公園 | 阿蘇神社 |
33.660067,130.355186 |
33.347397,130.835173 |
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