湯の里ひじおり

山形県大蔵村肘折温泉・月山・山形市

作品の概要

山形発の湯治ムービー誕生。山形県大蔵村肘折(ひじおり)温泉の1年を記録しました。昔ながらの風情を残す山間の湯治場、山形県月山の麓にある肘折温泉(807年開湯)を舞台にしたドキュメンタリー映画。故郷、地域に 暮らすことの愛おしさが伝わってくる、心が癒され、元気がでてくる映画です。

なんにもしないで過ごす時間。温泉につかって、ご飯を食べて、ごろごろして、お茶飲みながら駄弁って、ぐっすり寝て。湯治客になってゆったりと過ごしたくなる作品。日本の田舎に残っている、人々の触れ合い、のんびりと澄んだ空気。 一方、現代日本が直面するさまざまな社会・経済問題が浮き彫りにされている。少子化、高齢化、過疎化、学校統合による肘折小中学校の閉校。肘折小中学校のブラスバンドの楽器は、子供たちのために、村の人たちがお金を出し合ってそろえたもの。それは地域の絆の証。「この作品は、片隅の里を素材にしながら、この国の全体を描いた、まことに普遍的に大きなスケールをもっている。」(故 立松和平氏)。閉塞感のある日本。でも、まだ希望はある。地域再生の息吹が感じられる作品。

(c)アムール+パンドラ

2015年10月31日
配信終了
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ストーリー

月山の麓の肘折温泉は昔ながらの湯治文化が息づている知られざる楽園。だが少子高齢化で湯治客が半減、肘折小中学校も統合され閉校する事になった。閉校式を湿っぽいものにしたくないと青年団が立ち上がり、昔学校で使った楽器を持ち出しブラスバンドをやると宣言。10年以上吹いたことのなかった彼らが、最後の小中学校で演奏する。

 

地域ばなし

・監督は山形県出身です。

・映画をきっかけにブラスバンドの練習に打ち込む青年団の活動が活発になり、若者達の地域への愛が育まれています。

・出羽三山神社の許可を得て、月山山頂の迎え火柴燈祭を撮影されました。

・肘折温泉には映画のポスターが飾られ、時々上映会が行われています。

・地域のマスコミが参加・協力しています。(山形新聞、山形放送はじめNHK、朝日、読売、毎日、日経、河北の各支局が撮影及び上映時に報道。)

地域でおこったエピソード

・山形市にある東北芸術工科大学では、肘折温泉を元気付ける肘折プロジェクトが実行されました。

・肘折温泉には映画のポスターが飾られ、時々上映会が行われています。

映画のストーリー上の舞台

肘折温泉の旅館街、商店街、肘折小中学校、月山山頂、山形市の東北芸術工科大学

ロケ地紹介

山形県肘折温泉
旅館街
商店街
肘折小中学校

月山山頂

山形市の東北芸術工科大学

映画にちなんだ料理・商品など

朝市には、山菜、きのこ、最上川の蟹、在来の野菜が登場。

湯治場の食事。

この映画を支援した企業・団体・個人

・支援:文化庁。

・後援:山形県、山形県教育委員会、国土交通省東北運輸局。

・応援:映画「湯の里ひじおり」を支援する会(代表赤坂憲雄東北芸術工科大学教授)。

・協力:大蔵村、肘折地区、肘折温泉旅館組合、肘折温泉商店組合、肘折温泉朝市組合、肘折小中学校、東北芸術工科大学東北文化研究センター。

キャスト・スタッフの思い出のお店・料理・商品など

そば寿屋、羽賀だんご屋、カネヤマ商店、ほてい屋、福本屋、上の湯、旧肘折郵便局、三春屋、亀屋、西本屋、つた屋、木村屋

キャスト

山形県大蔵村肘折地区の皆さん、湯治客、肘折小中学校の児童生徒及び教員

スタッフ

作品データ

この作品にゆかりのあるところ

山形県最上郡大蔵村肘折温泉 山形県山形市
山形県最上郡大蔵村南山肘折温泉
山形県山形市
山形県月山
山形県西村山郡西川町大字月山沢115−ホ
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