徳島県三好市・美馬市・海陽町、高知県安芸市・大豊町、香川県三豊市・観音寺市、愛媛県東温市、花蓮市(台湾)・台北市(台湾)・澎湖県(台湾)
作品概要

©NIKO NIKO FILM / MOOLIN FILMS / CINEMA INUTILE / CINERIC CREATIVE / FOURIER FILMS
日本初、70mmフィルムを一部使用、完成まで8年を要した壮大なスケールの映像詩。
内なる宇宙と森羅万象。禅に伝わる「十牛図」から紐解く、大いなる円環。
江戸時代中期から昭和30年代まで続いていた風習で、農作業のために徳島の農家から借りてきた牛「カリコ(借耕)牛」を中心に、歴史に飲み込まれていった牛と人との関係を描き、今の時代に「本当の豊かさ」を問いかける物語。
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ストーリー

急速に変わりゆく時代。住む山を失い、放浪の旅を続けていた狩猟民の男は、山中で神々しい黒い牛と邂逅する。男は抵抗する牛を力ずくで連れ帰り、人里離れた民家で共に暮らしはじめる。

生きるために大地を耕しはじめた男と牛だったが、自然の猛威の前に、息を合わせることができない。

しかし、ある禅僧との出会いをきっかけに、次第に心を通わせていく──。
予告編
予告編配信の使用許諾権:地ムービー
プロダクションノート・地域・建築ばなし
「フィルム以外では映画を撮らない」と明言し、独自の映像哲学で映画制作を続ける蔦哲一朗監督。
本作も全編フィルムで撮影し、⻑編劇映画の撮影としては⽇本初となる70mmフィルムも⼀部で使⽤しています。

⽇本・台湾・アメリカの3か国が⼿を携えた国際共同製作であり、監督の故郷・徳島県三好市をはじめとする四国各地、さらにコロナ禍の台湾でも撮影が行われました。

劇中に登場する”老婆の家”は、映画美術の大御所でもある部谷京子さんデザインの元、地元の大工さん達が廃墟の茅葺き屋根を取り壊して移築したオープンセットです。三好市の黒沢高原に建てられ、ロケ撮影後も見学ができるように残されています。
棚田のシーンは、高知県大豊町でロケーションされました。
冒頭の山火事シーンは、三好市の塩塚高原で毎年行われる”野焼き”の際に撮影されました。
主人公が一人で彷徨っている海岸シーンは、徳島県海陽町の海岸でロケーションされました。
ラストの海辺シーンは、台湾の花蓮市や澎湖諸島でロケーションされました。
劇中の神代踊りシーンは、三好市の黒沢湿原でロケーションされ、西祖谷神代踊り保存会の皆様が披露しています。

賑やかな集落シーンは、香川県三豊市の大喜多邸の長屋門を美術で作り込み、集落を再現しています。
牛を貸す塀があるシーンは、香川県三豊市の大喜多邸の長屋門でロケ撮影されました。
京都・妙心寺 退蔵院が「十牛図」についての見解を深めるために特別協力しています。主演・李康生さんと主要スタッフが坐禅体験をしたり、雲水さんの生活を覗いたりと禅についての一部を学んでいます。
音楽は、坂本龍一による楽曲「20210310」(アルバム「12」収録)が使用されています。
⽇本・台湾・アメリカの3か国が⼿を携えた国際共同製作です。
本作品は、完成まで8年を要し、想像を遥かに超える歳⽉と情熱が注がれた、壮⼤なスケールの映像詩です。
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

徳島県
三好市:黒沢湿原、塩塚高原、祖谷渓谷
美馬市:空野牧場
海陽町:水床湾、大里松原海岸
高知県
安芸市:伊尾木洞
大豊町:棚田
香川県
三豊市:大喜多邸の長屋門
観音寺市:一夜庵
愛媛県
東温市:滑川渓谷
四国カルスト
台湾
花蓮市:海岸
台北市:陽明山
澎湖県:東嶼坪嶼
映画にちなんだもの

十牛図、牛、森羅万象、牛小屋、野焼き、石を積む、沢、滝、鉄器、刃物、洞窟、大きな岩、山肌、霧、河口、海、木の船、ヘビ、大雨、雪、雨、虫の声、牛の咀嚼音、囲炉裏、用水路、祭、池、踊り、検地、茅葺き屋根、租税、年貢、大雨、ぬかるみ、ハスの花、かまど、一本松、息を止める写真撮影、田んぼ、棚田、蟬しぐれ、寝息、⽊、⽔、⾵、霧、⼟、⽕、万物、禅
十牛図とは
禅宗の修行過程を象徴的に描いた十枚の絵と、その詩文・解説からなる一連の図像である。牛は「心」や「真理」、あるいは「仏性」を象徴し、それを探し、捕まえ、飼いならし、そして超越していく修行者の精神的な歩みが、十段階に分けて表現されている。南宋時代の禅僧・廓庵(かくあん)禅師によるものが最も知られ、後に多くの寺院や画家により描かれてきた。十牛図は単なる修行の比喩にとどまらず、人間の内的成長と悟りの普遍的な道程を示すものとして、今日でも深い意味を持ち続けている。
―松山大耕(妙心寺退蔵院 副住職)
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:餅、大根
支援

特別協力:京都・妙心寺 退蔵院
特別協賛:有限会社ヤマト重機、株式会社明和クリーン、株式会社イナダ
協賛:
三好市、三豊市、セーラー広告株式会社、株式会社豊和開発、大歩危峡まんなか、株式会社田原工業、医療法人くどう内科クリニック、株式会社カワフジ、帝國製薬株式会社、株式会社五星、株式会社香川銀行、株式会社百十四銀行、株式会社合田工務店、株式会社小竹組、株式会社松下印刷、勇心酒造株式会社、株式会社富士クリーン、三芳菊酒造株式会社、株式会社谷藤ファーム、富士建設株式会社、高瀬町経営者協会、岸化学グループ、観音寺信用金庫、徳島県医師会、公益財団法人大平正芳記念財団、ノヴィルホールディングス株式会社、全国農業協同組合連合会 徳島県本部
グッズ協賛:有限会社タカハマライフアート
開発協力:金馬創投、Asian Project Market、京都映画企画市
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(国際共同製作映画支援事業)文化部、花蓮縣政府 花蓮縣文化局、J-LOD
提供:TAICCA(文策院「國際合作投資專案計畫」)
投資・協拍・行銷贊助:臺北市電影委員會、TAIPEI FILM FUND、臺北市政府 臺北市文化局、台北市文化基金會
キャスト
リー・カンション、ふくよ(牛)、田中泯、ケイタケイ、須森隆文
スタッフ
- 監督:蔦哲一朗
- 脚本:蔦哲一朗、久保寺晃一、上田真之、熊野桂太
- プロデューサー:市山尚三、エリック・ニアリ、黄インイク、アレックス・ロー
- 共同プロデューサー:饒紫娟
- 音楽:坂本龍一
- サウンドデザイン:周震、松野泉
- 撮影監督:青木穣
- 美術:部谷京子
- 録音:岩間翼、大町響槻
- 衣裳:大塚満
- 編集:蔦哲一朗
作品データ
クレジット:©NIKO NIKO FILM / MOOLIN FILMS / CINEMA INUTILE / CINERIC CREATIVE / FOURIER FILMS
製作年:2024年
公開日:2026年1⽉23⽇(⾦)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿K`sシネマ他 全国順次公開
製作国:日本、台湾、アメリカ
配給:ALFAZBET、ニコニコフィルム、ムーリンプロダクション
上映時間:114分
受賞歴等:第49回香港国際映画祭 火鳥賞(グランプリ)受賞、他
オフィシャルサイト: https://alfazbetmovie.com/kuronoushi/
ゆかりの地図
黒沢湿原(徳島県三好市池田町漆川黒沢)
地図:地理院地図(国土地理院)を加工して地ムービー作成
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![地ムービー[WEB版]](https://www.jimovie.jp/common/wp-content/themes/jimovie2206/images/jimovie_title.jpg)













