博士の愛した数式

長野県上田市・静岡県小山町

作品の概要

「博士と過ごしたひとときは私とルートにとって本当に大切な時間でした。」

芥川賞作家・小川洋子のベストセラー「博士の愛した数式」(本屋さんが選ぶ第一回本屋大賞、第55回読売文学賞を受賞)の映画化。80分しか記憶がもたない天才数学博士をめぐる、温かい愛の物語。

記憶がたった80分しかもたない天才数学博士のもとで働くことになった家政婦と、幼い頃から母親と二人で生きてきた10歳の息子。母子は、純粋に数学を愛する博士に魅せられ、次第に、数式の中に秘められた、美しい言葉の意味を知る。数式という一見小難しく思われるものから溢れる美しく温かい愛、心に生き続ける大切な人。永遠に心に刻まれる日本映画。

「この映画を見れば、数学嫌いの学生が数学を好きになるかもしれない。」作品でもある。

発売中/¥4,935(税込)
発売:アスミック
©2006「博士の愛した数式」製作委員会

 
 

ストーリー

「80分しか記憶がもたない天才数学博士と家政婦とその10歳の息子。驚きと歓びに満ちた日々が始まった。」不慮の交通事故で、天才数学者の博士は記憶がたった80分しかもたない。 何を喋っていいか混乱した時、言葉の代わりに数字を持ち出す。それが、他人と話すために博士が編み出した方法だった。 相手を慈しみ、無償で尽くし、敬いの心を忘れず、常に数字のそばから離れようとはしなかった。 その博士のもとで働くことになった家政婦の杏子と、幼い頃から母親と二人で生きてきた10歳の息子。博士は息子を、ルート(√)と呼んだ。博士が教えてくれた数式の美しさ、キラキラと輝く世界。母子は、純粋に数学を愛する博士に魅せられ、次第に、数式の中に秘められた、美しい言葉の意味を知る。

地域ばなし

小泉監督の作品「阿弥陀堂だより」は、ロケ地の住民が「映画を観て、自分たちの住む土地が美しいことをあらためて知りました。」と話しがあったことで知られています。
本作「博士の愛した数式」は、ロケ地の映像が美しく、ロケ地を元気にした映画の一つとなっています。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

静岡県小山町、長野県上田市、長野県真田町、長野県立科町、長野県坂城町、長野県千曲市、長野県軽井沢町、長野県丸子町、長野県小諸市、千葉県横芝町など

支援

協力:小諸城址懐古園、浜離宮恩賜庭園、小諸厚生総合病院、小山町の羽黒神社、上田市の浦里郵便局、あんずの里、駿河小山郵便局、逓信総合博物館、バーゼル自然史博物館、上田東急イン、上田グランドホテル、須走旅館組合、御殿場インターホテル、暖家というお店など。

また、信州上田フィルムコミッション、小山町フィルムコミッション、横浜フィルムコミッションが協力しています。

キャスト

寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆、浅岡ルリ子ほか

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

長野県立科町
長野県北佐久郡立科町
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