東京都神津島村・あきる野市、山形県鶴岡市・庄内町・白鷹町、秋田県由利本荘市、神奈川県相模原市
作品概要
© 2025『旅と日々』製作委員会
行き詰まった脚本家が旅先での出会いをきっかけにほんの少し歩みを進める——
珠玉のロードムービー。
第78回ロカルノ国際映画祭 金豹賞・ヤング審査員賞受賞。最高賞の「金豹賞」受賞は、日本映画では2007年の小林政広監督作品『愛の予感』以来、18年ぶり。これまで日本人監督として受賞したのは衣笠貞之助監督、市川崑監督、実相寺昭雄監督、小林政広監督の4名。78回の歴史の中で日本人監督として 5人目の快挙。
ストーリー
つげ義春の漫画を原作に映画の脚本を書いた李。「私には才能がないな、と思いました」と話す。
冬、李はひょんなことから訪れた雪荒ぶ旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込む。雪の重みで今にも落ちてしまいそうな屋根。やる気の感じられない宿主、べん造。暖房もない、まともな食事も出ない、布団も自分で敷く始末。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出すのだった…。
強い日差しが注ぎ込む夏の海。ビーチが似合わない夏男が、影のある女・渚に出会う。何を語るでもなく、なんとなく散策するふたり。翌日、また浜辺で会う。台風が近づき大雨が降りしきる中、ふたりは海で泳ぐのだった…。
予告編
予告編配信の使用許諾権:地ムービー
プロダクションノート・地域・建築ばなし
夏のシーンは、東京都神津島村「神津島」でロケーションされました。
渚(河合優実)と夏男(髙田万作)が雨が降る掘立小屋にいる浜辺のシーンは、神津島「返浜」でロケ撮影されました。
冒頭シーンは、神津島「大黒根トンエル」付近でロケ撮影されました。
渚が訪れた島の歴史や民俗を展示している施設のシーンは、神津島「神津島村資料館」でロケ撮影されました。
夏男がビーチで読書しているシーンは、神津島「前浜海岸」でロケ撮影されました。
劇中には、神津島「赤崎遊歩道」が映し出されています。
渚が泊まった宿のシーンは、神津島「民宿 菊乃屋」でロケ撮影されました。
夜に渚と夏男が会話しているシーンは、神津島「ありま展望台」でロケ撮影されました。
大きな岩のあるシーンは、神津島「名組湾とトロッコ跡」でロケ撮影されました。
渚と夏男が会話しているシーンは、神津島神津島「千両池駐車場手前の道」でロケ撮影されました。
夏男がアイスキャンディーを食べながら歩いているシーンは、神津島「みのり屋商店」付近でロケ撮影されました。
東京都あきる野市でロケーション(音撮り)がありました。
冬のシーンは、山形県鶴岡市「スタジオセデック庄内オープンセット」で多くのシーンがロケーションされました。
庄内地方の「あつみ温泉」「三川橋」「旧朝日村地区」「羽黒町大口付近」「北月山荘付近」「成澤養魚場」「最上川鉄橋」などでロケ撮影されました。
雪国の食堂シーンは、山形県鶴岡市「じょい食堂」でロケ撮影されました。主人公が食べているのは「肉うどん」です。
雪国に向かう列車のトンネルを抜けるシーンは、秋田県の「由利高原鉄道」でロケーションされました。
最上川に架かる鉄橋を列車が通るシーンには、山形県白鷹町「最上川鉄橋」が映し出されています。
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)
東京都
神津島村:返浜、大黒根トンエル、神津島村資料館、前浜海岸、赤崎遊歩道、民宿 菊乃屋、山下旅館本館付近の坂道、ありま展望台、名組湾とトロッコ跡、千両池駐車場手前の道、みのり屋商店、
あきる野市:
山形県
鶴岡市:スタジオセデック庄内オープンセット、玉川寺、じょい食堂、大網上村地区、日蓮宗 金照山 本住寺、あつみ温泉 たちばなや、萬国屋、三川橋、旧朝日村地区、羽黒町大口付近
庄内町:北月山荘付近、成澤養魚場
白鷹町:最上川鉄橋
秋田県
由利本荘市:由利高原鉄道株式会社
神奈川県
相模原市:相模女子大学
映画にちなんだもの
旅行、言葉、映画、脚本、カメラ、郷土、ジュリア祭、ユーモア、旅館、壁時計、鼾(いびき)、金色の錦鯉(金兜)、トンネル、雪国、雪のの足跡、純粋、平線までの距離、孤独、茅葺き屋根、囲炉裏、ストーリー、氷柱、うさぎ、襖絵、双子、ハングル文字、海、ビーチバレー、土左衛門、鮹、浮気、台風、線路沿いのアパート
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:肉うどん、アイスキャンディー、焼き魚、漬物、味噌汁、梅干、ご飯、カブ・生姜・スープ、みつ豆、ところてん(天草)
支援
ロケーション協力(冬):
スタジオセデック庄内オープンセット、玉川寺、じょい食堂、湯殿山総本寺 瀧水寺大日坊、大網上村自治会、上村活性化センター、由利高原鉄道株式会社、有限会社青木建材、株式会社大栄、株式会社石庄建設、佐藤建設株式会社、成澤養魚場、AI企画、山形県庄内町立川総合支所立川地域振興係、日蓮宗 金照山 本住寺、鍋屋庄左衛門、スタジオセデックサポートメンバーのみなさん、山形県あつみ温泉 たちばなや、萬国屋、東京第一ホテル鶴岡、学校法人 相模女子大学
ロケーション協力(夏):
菊乃屋、GUEST HOUSE テラマチ、みのり屋、神津島村資料館、神津島村社会福祉協議会、松江建設株式会社、弁天丸建設、アクアメイトダイビングスクール、吉栄丸、神津島の島民のみなさま、神津島村、こうづしまフィルムコミッション、あきる野フィルムコミッション
美術協力:株式会社ひまわり、風工房、他
キャスト
シム・ウンギョン、堤真一、河合優実、髙田万作、佐野史郎、斉藤陽一郎、松浦慎一郎、足立智充、梅舟惟永
スタッフ
- 監督:三宅唱
- 脚本:三宅唱
- プロデューサー:城内政芳
- 原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」
- 音楽:Hi’Spec
- 音響効果:長谷川剛
- 撮影:月永雄太
- 照明:秋山恵二郎
- 美術:布部雅人
- 装飾:大原清孝
- 録音:川井崇満
- 衣裳:立花文乃
- ヘアメイク:百瀬広美、荒井智美
- 編集:大川景子
作品データ
- クレジット:© 2025『旅と日々』製作委員会
- 製作年:2025年
- 公開日:2025年11月7日(金)TOHOシネマズ シャンテ、テアトル新宿ほか全国ロードショー
- 製作国:日本
- 配給:ビターズ・エンド
- 上映時間:89分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:第78回ロカルノ国際映画祭 金豹賞・ヤング審査員賞受賞
- 企画・プロデュース:セディックインターナショナル
- 制作プロダクション:ザフール
- オフィシャルサイト: https://www.bitters.co.jp/tabitohibi/
ゆかりの地図
神津島
地図:地理院地図(国土地理院)を加工して地ムービー作成
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