兵庫県たつの市・東京都千代田区・足立区・葛飾区・台東区・港区
作品の概要
寅さんと日本画檀を代表する画家の友情は、シリーズの楽しさの一つである「寅さんとインテリ」のバリエーション。さらに、気っぷの良い姉御肌の龍野芸者ぼたんは、太地喜和子の好演もあって、寅さんとピッタリの相性。ゲストとマドンナのバランスが絶妙で、佳作となった。青観の正体がわかっても、身分の隔てなく、自分のスタンスでつき合う寅さんの魅力。青観のかつての恋人・志乃役で、岡田嘉子が久しぶりに日本映画に復帰した。
Blu-ray:3,080円(税込)
DVD:1,980円(税込)
発売・販売元:松竹
©1976 松竹株式会社
ストーリー
上野の飲み屋で、みすぼらしい老人と出会った寅さんは、気の毒に思いとらやに連れて来てしまう。その老人は、日本画の大家・池ノ内青観(宇野重吉)だった。世話になったお礼として青観が描いた絵をめぐり、とらやでは大騒動が巻き起こり、寅さんは旅に出ることに。ところが兵庫県龍野で、寅さんは青観と再会、市長の接待を受け、芸者ぼたん(太地喜和子)と意気投合。しばらくして、ぼたんが、客だった鬼頭(佐野浅夫)に貸した二百万円を踏み倒されそうになって、上京。あまりにも理不尽な事態に、憤慨した寅さんは・・・
プロダクションノート・地域ばなし
兵庫県龍野市(現:たつの市)の各所でロケーションされました。
たつの市の日山・龍野橋・鶏籠山・梅玉旅館・聚遠亭・旭橋・如来寺・清江橋・山崎街道・揖保川・龍野公園・など、各所が映ります。
「龍野の町並み」 写真提供:たつの市観光協会
「龍野の町並み」は国の重要伝統的建造物群保存地区です。白壁や町家造りの建物が多く残る情緒豊かな町並みは「播磨の小京都」とも呼ばれています。
寅さんが夢から覚める田舎の漁港シーンは、御津町(みつちょう:合併して現在は、たつの市)「岩見港」でロケーションされました。
寅さんが車からクラクションを鳴らされ、青観先生と再会するシーンは、たつの市「清江橋」付近でロケ撮影されました。
寅さんが宿泊し、ぼたんと出会う宴会の舞台は「梅玉旅館」という設定です。龍野の城下町に溶け込む老舗旅館で、正式名称は「片しぼ竹の宿 梅玉(かたしぼたけのやどうめたま)」。「梅玉旅館」玄関とその周辺で、寅さんが帰京する為に「梅玉旅館」から出てくるシーンがロケ撮影されました。「片しぼ竹の宿 梅玉」には、撮影当時の写真などが展示されています。なお、宴会シーンはスタジオのセットで撮影されました。
龍野市観光課の職員に「ここから見た鶏籠山が一番美しいと言われています。」と車で案内されるシーンで、龍野橋の東側から見た「鶏籠山(けいろうさん)」が映し出されます。
龍野市観光課の職員と寅さんが乗った車の中、皆が寝ているシーンはたつの市「聚遠亭」でロケ撮影されました。
青観先生が故郷・龍野を歩くシーンが「龍野城跡」「龍野小学校」「旧脇坂屋敷前界隈」でロケ撮影されました。
「赤とんぼ」の音色が鳴り響く、夕焼けのシーンは、龍野町「旭橋」や「如来寺付近」が映し出されます。たつの市はこの「赤とんぼ」を作詩した三木露風の生誕地です。
龍野町「日山」 写真提供:たつの市観光協会
寅さんが、青観先生の住む東京の方向へ手を合わせるシーンは、龍野町「日山(ひやま)」でロケーションされました。
寅さんがアイスキャンディーを食べるシーンは、「龍野橋」でロケ撮影されました。
寅さんが源公と、猿の玩具を売るシーンは、東京都足立区 「西新井大師」でロケ撮影されました。
寅さんが青観の絵を持って行く、神田神保町「大雅堂」のモデルは「大屋書房」です。「大屋書房」の外観が映ります。(店内シーンはセット)
東京都千代田区神田神保町の古書店街でロケ撮影されました。
鬼頭の住むマンション周辺のシーンは、東京・赤坂エリアでロケ撮影されました。
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)
兵庫県
龍野市(現たつの市):御津町岩見港、清江橋、片しぼ竹の宿 梅玉、山崎街道、揖保川、龍野公園、龍野橋、鶏籠山、聚遠亭、龍野橋、日山
東京都
葛飾区:葛飾柴又、柴又帝釈天参道
足立区:西新井大師
千代田区:神田神保町古書店街
台東区:上野
港区:赤坂
映画にちなんだもの
芸者、日本画家、人食い鮫、ジョーズ、醤油樽、200万円
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:尾頭付きの鯛、焼き鳥、うなぎ、龍野名物の手延べそうめん「揖保そうめん」、料亭料理、おから、アイスキャンディー
キャスト
渥美清、太地喜和子、宇野重吉、岡田嘉子、倍賞千恵子、前田吟、下條正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、笠智衆、西川ひかる、中村はやと、大滝秀治、岡本茉莉、桜井センリ、寺尾聰、榊原るみ、佐野浅夫、佐山俊二
スタッフ
- 監督:山田洋次
- 脚本:山田洋次、朝間義隆
- 企画:高島幸夫、小林俊一
- 製作:名島徹
- 原作:山田洋次
- 音楽:山本直純
- 撮影:高羽哲夫
- 美術:出川三男
- 録音:中村寛
- 照明:青木好文
- 編集:石井巌
作品データ
- クレジット:©1976 松竹株式会社
- 製作年:1976年
- 公開日:昭和51(1976)年7月24日
- 製作国:日本
- 配給:松竹株式会社
- 上映時間:109分
- 映倫区分:G
- 受賞歴:第31回毎日映画コンクール・日本映画優秀賞(1976年)・キネマ旬報BEST10第2位・同・助演女優賞/太地喜和子・第19回ブルーリボン賞BEST10ランク・第1回報知映画賞・助演女優賞/太地喜和子・第5回文化庁優秀映画
- オフィシャルサイト:http://whttps://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie/17/
ゆかりの地図
龍野の町並み
地図:地理院地図(国土地理院)を加工して地ムービー作成
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