三重県四日市市
作品の概要
『千年火』の瀬木直貴が監督・脚本を手掛ける青春ドラマ。 誰しもが抱いているであろう故郷に対する、複雑な思い。 人は、そこを離れたときに初めて故郷が、自らの人生の一部になぅてしまっていることに気づく。 好きじゃないのに、嫌いになれない。この街も、自分も。 この青は、ちょっと傷(いた)い。
(C)2003「いずれの森か青き海」製作上映委員会 |
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ストーリー
舞台は、中京圏の工業都市四日市。
コンビナートにほど近い、海沿い のエリアに住む「アオイ」は、この街も、そして、自分自身の境遇も好きになれない女の子。
彼女は外国のメールフレンドに、自分の街が、青い海に面した緑豊かなリゾート地のような街だとずっと嘘をついていた。
やがてメールフレンドが来日することになり、これまでついていた「嘘」が、さまざまな波紋を巻き起す。
さらに、唯一の肉親であり理解者でもある叔父が、婚約者の住む東京に行ってしまうのではないか、という不安の中で、「アオイ」の気持ちは揺れ動いていく・・・。
地ムービーなわけ(地域との関わり)
瀬木直貴監督の故郷でもある三重県四日市市を舞台に、地方工業都市が抱える様々な問題を絡めながら描く。
「監督の故郷への思いに決着をつけるという個人的な意味合いもあった」(瀬木監督・談)
主演も、三重県でオーデションで選ばれた新人女優の西村美紅さん。
地域でおこったエピソード
大入道などのからくり山車や鯨船などの祭りのシーンは、秋の四日市祭り(2002年)にあわせて撮影されたため、映画の撮影があると知らずに諏訪神社にきて、そこでエキストラとなった観客も多かったようです。
映画のストーリー上の舞台
三重県四日市市
ロケ地紹介
三重県四日市市
四日市港付近(高砂町の建築(昔は本当に「ラブロックカフェ」という喫茶店:タカの喫茶店)
三重交通「相生橋」バス停・四日市旧港
相生橋~開栄橋・納屋公園
貨物踏切
タバコ屋ヒダヤ
末広橋梁(現役最古の鉄道の跳ね上げ橋)
JR四日市駅)
諏訪神社付近(諏訪神社境内・表参道スワマエ商店街・諏訪新道)
伊勢上野駅
住吉・富田一色町
塩浜・磯津、河原田
四日市ドーム近く(霞ヶ浦緑地・岸壁)
泊山。
この映画を支援した企業・団体・個人
後援:四日市市、四日市市教育委員会、三重県、三重県教育委員会、四日市市社会福祉協議会、四日市市文化振興財団、四日市市PTA連絡協議会、三重県PTA連合会、四日市商工会議所、三重県中小企業家同友会、四日市青年会議所、四日市大学、FM三重、三重テレビ放送、四日市市映画館協会ほか。
協賛:井村屋製菓(株)、笹川内科胃腸科クリニック、社会福祉法人青山里会、太陽化学(株)、(株)宮﨑本店、NTTマーケティングアクト三重、グリル四日市、(有)高芝組、日本トランスシティ(株)、(株)赤塚植物園、アクサ生命保険(株)、伊藤製油(株)、江川電気工事(株)、NTT西日本 四日市営業所、北伊勢信用金庫、(株)小山商店、三昌物産(株)、三岐鉄道(株)、(株)スズ木、住友電装(株)、瀬古製粉(株)、(株)竹屋、(株)中部近鉄百貨店、生川建設(株)、日永ついたち会、(株)百五銀行、東日本ハウス四日市支店、(株)別所酒販、前野ダンボール(株)、(株)三重銀行、三重交通(株)、水九印刷(株)、子供の本専門店メリーゴーランド、(社)四日市医師会、四日市観光協会、四日市大学地域政策研究所ほか。
キャスト
西村美紅、高野八誠、早坂好恵、渡辺哲、小宮孝泰ほか。
スタッフ
- 監督・脚本:瀬木直貴
- プロデューサー:黒田章博 中島雄一
- 撮影:清水良雄
- 照明:武山弘道
- 録音:黒沢道男
- 美術:久保年且
- 編集:井上秀明
作品データ
- クレジット:(C)2003「いずれの森か青き海」製作上映委員会
- 製作年:
- 公開日:2003年
- 製作国:日本
- 配給:ソウルボートプロダクション
- 上映時間:93分
- 映倫区分:G
- 受賞歴:
- 製作委員会:
- オフィシャルサイト(リンク):http://www.yokkaichi.org/movie/top.html
この作品にゆかりのあるところ
三重県四日市市 |
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