京都府舞鶴市、東京都千代田区、神奈川県横浜市・川崎市、茨城県笠間市・水戸市、愛知県名古屋市、三重県桑名市、兵庫県神戸市・相生市、広島県呉市・江田島市、静岡県島田市、栃木県足利市、千葉県富津市
作品概要
(C)2019「アルキメデスの大戦」製作委員会 (C)三田紀房/講談社
1933年(昭和8年)、戦艦大和の建造をめぐる“机の上の大戦”が始まる。 これは、帝国海軍という巨大な権力に立ち向かい、数学で戦争を止めようとした男の物語。 第二次世界大戦を数学者の視点で描く、かつてない漫画『アルキメデスの大戦』の映画化。
この映画は史実に着想を得たフィクションです。
ストーリー
1933年(昭和8年)。欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。海軍省は、世界最大の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。だが省内は決して一枚岩ではなく、この計画に反対する者も。「今後の海戦は航空機が主流」という自論を持つ海軍少将・山本五十六は、巨大戦艦の建造がいかに国家予算の無駄遣いか、独自に見積もりを算出して明白にしようと考えていた。
しかし戦艦に関する一切の情報は、建造推進派の者たちが秘匿している。必要なのは、軍部の息がかかっていない協力者…。
山本が目を付けたのは、100年に一人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直。ところがこの櫂という男は、数学を偏愛し、大の軍隊嫌いという一筋縄ではいかない変わり者だった。
頑なに協力を拒む櫂に、山本は衝撃の一言を叩きつける。「巨大戦艦を建造すれば、その力を過信した日本は、必ず戦争を始める」…この言葉に意を決した櫂は、帝国海軍という巨大な権力の中枢に、たったひとりで飛び込んでいく。
天才数学者VS海軍、かつてない頭脳戦が始まった。同調圧力と妨害工作のなか、巨大戦艦の秘密に迫る櫂。その艦の名は、【大和】…。
地域・建築ばなし・プロダクションノート
京都府舞鶴市「赤レンガパーク」で、アメリカ行きの船を降りた櫂(菅田将暉)が鏡子(浜辺美波)が話しをするシーンがロケ撮影されました。
京都府舞鶴市「旧北吸浄水場配水池」「日本板硝子社宅」でもロケ撮影が行われています。
海軍省のシーンは、東京都千代田区霞が関「旧法務省本館」でロケーション撮影されました。
神奈川県横浜市「氷川丸」で、アメリカ行きの船に乗船するシーンがロケーション撮影されました。
料亭のシーンは、三重県桑名市多度町「鯉料理 大黒屋」でロケ撮影されました。
山本(舘ひろし)永野(國村隼)櫂(菅田将暉)が話すシーンが愛知県名古屋市「名古屋市役所」の貴賓室や廊下でロケ撮影されました。
兵庫県神戸市のいくつもの歴史的建造物でロケーション撮影されています。
尾崎家の鏡子(浜辺美波)と高任(奥野瑛太)が対面するシーンは、神戸市「旧乾邸」で撮影されました。
神戸市「海岸ビルヂング」で、大阪の造船会社を巡るシーンが撮影されました。
神戸市「神戸税関」が霞が関の官庁街として登場します。
神戸市「旧加藤海運本社ビル」が大阪にある大里(鶴瓶)造船会社として出てきます。
神奈川県川崎市「昭和電工川崎事業所 本事務所」で船舶会社の社長に会いに行くシーンの撮影が行われました。
海軍技術研究所のシーンは、茨城県笠間市「筑波海軍航空隊記念館」で撮影されました。
茨城県水戸市「旧芦山浄水場」で櫂(菅田将暉)と平山(田中泯)が、戦艦大和について話すシーンが撮影されました。
広島県呉市「旧呉海軍工廠レンガ倉庫群」でロケ撮影されました。
広島県江田島市「海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)」の廊下で、ロケーション撮影されました。
戦艦大和での式典のシーンは栃木県足利が市「栗田美術館」の駐車場にオープンセットを作り、グリーンバックで撮影されました。VFXが施されています。
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)
京都府
舞鶴市:舞鶴赤れんがパーク、旧北吸浄水場配水池、日本板硝子社宅
東京都
千代田区:旧法務省本館
神奈川県
横浜市:日本郵船氷川丸
川崎市:昭和電工川崎事業所 本事務所
茨城県
笠間市:筑波海軍航空隊記念館
水戸市:旧芦山浄水場
愛知県
名古屋市:名古屋市役所
三重県
桑名市:鯉料理 大黒屋
兵庫県
相生市:IHI相生事業所
神戸市:神戸税関、旧乾邸、海岸ビルヂング、旧加藤海運本社ビル
広島県
呉市:旧呉海軍工廠レンガ倉庫群
江田島市:海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)
静岡県
島田市:大井川鐵道
栃木県
足利市:栗田美術館
千葉県
富津市:小糸川漁港
映画にちなんだもの
戦艦大和、数学、投扇興、航空母艦、軍規
映級グルメ
映画に出てくるグルメ:英国製「スコッチウィスキー」、おにぎり、味噌汁
支援
協力:防衛省、海上幕僚監部広報室、海上自衛隊呉地方総監部、海上自衛隊幹部候補生学校
取材・資料協力:
NPO法人 日本投扇興保存振興会、洛宝 京都北山店、洛宝 名古屋東山店、海上保安庁 海洋情報部、朝日新聞社、大和ミュージアム、京都鉄道博物館、みかみ京、日本郵船歴史博物館、他。
ロケーション協力:
法務省、東京ロケーションボックス・東京都、日本郵船氷川丸、大井川鐵道、IHI相生事業所、株式会社IHIビジネスサポート、株式会社JMUアムテック、筑波海軍航空隊記念館、いばらきフィルムコミッション、茨城県立こころの医療センター、海上自衛隊舞鶴地方隊、日本板硝子株式会社、舞鶴赤レンガ、舞鶴フィルムコミッション、舞鶴市、株式会社アートワークスラパン、富津漁業協同組合、小糸川漁港のみなさま、きょなピカ実行委員会、名古屋市役所、なごや・ロケーション・ナビ、愛知県フィルムコミッション協議会、桑名フィルムコミッション、桑名三川商工会、神戸市、神戸フィルムオフィス、加藤海運株式会社、株式会社海岸ビルヂング、神戸税関、兵庫県、水戸市みとの魅力発信課、水戸市水道部、昭和電工株式会社 川崎事業所、かわさきムーブアート応援隊、株式会社北河製品所、フィルムサポート島田、足利市 映像のまち推進課、一般財団法人 栗田美術館、横浜フィルムコミッション、呉市、呉地域フィルムコミッション、呉貿倉庫運輸株式会社
撮影協力:
Cafe Grandma、舞鶴かまぼこ協同組合、舞鶴おでん会、神陵文庫、株式会社ボンド商会、一般社団法人明石観光協会、ニッパンレンタル、居酒屋 樹洞、ANACROWNE PLAZA、丸山建設工業株式会社、株式会社トチセン、株式会社エクセリ、世界の山ちゃん、MOJAIIAN カフェ、諏訪圏フィルムコミッション、今井建設株式会社
エキストラ協力:舞鶴市エキストラのみなさま、海上自衛隊呉地方総監部のみなさま、他。
キャスト
菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、小林克也、小日向文世、國村隼、橋爪功、田中泯、舘ひろし
スタッフ
監督:山崎貴
脚本:山崎貴
エグゼクティブプロデューサー:阿部秀司、山内章弘
プロデューサー:佐藤善宏、守屋圭一郎
原作:三田紀房「アルキメデスの大戦」(講談社「ヤングマガジン」連載)
音楽:佐藤直紀
撮影:柴崎幸三
照明:上田なりゆき
美術:上條安里
装飾:龍田哲児
衣装:水島愛子
ヘアメイク:宮内三千代
録音:藤本賢一
VFX:山崎貴
VFXディレクター:渋谷紀世子
編集:宮島竜治
作品データ
- クレジット:(C)2019「アルキメデスの大戦」製作委員会 (C)三田紀房/講談社
- 製作年:2019年
- 公開日:2019年7月26日
- 製作国:日本
- 配給:東宝
- 上映時間:130分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:第43回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(菅田将暉)・優秀助演男優賞(柄本佑)・優秀美術賞(上條安里)・優秀編集賞(宮島竜治)
ゆかりの地図
舞鶴赤れんがパーク |
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