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1864年、アメリカ西部がまだ無垢な土地だった時代。
ジョン・ダンバー中尉(ケヴィン・コスナー)は、ひょんなことから南北戦争の英雄となった。
その後彼は、消えゆくフロンティアを見ようとアメリカ合衆国の最西部を任地として選んだ。

辺境の前哨基地に赴任したダンバー中尉は、近隣のスー族インディアンの存在に戦々恐々としていた。
ところが、ふとしたきっかけで彼らとの交流が芽生える。
インディアンとの友情、バッファロー狩り、そして真実の愛。
いまや彼は“狼と踊る男＝Dance with Wolves”という一人のインディアンになっていた。

しかし、時をしてインディアンたちの神聖な土地には、確実に合衆国の軍隊が迫っていた。
彼は合衆国の領土拡張政策とアメリカ先住民の対立という、火花散る局地戦に巻き込まれていく・・・。

サウスダコタ州を中心に、アメリカ中西部で撮影されました。
州の行政や公園をはじめ、スー・インディアン居留地なども協力しています。
スー族の言語も多く登場します。

バッファロー狩りのシーンなど、いくつかのシーンが撮影された広大なトリプルユー牧場は、1950年代にサウスダコタ州知事を務めていたロイ・フック氏が所有していたものです。

撮影中、ジョークとしてほとんどのキャストやスタッフにインディアン名が割り当てられました。
例えば編集のネイル・トラビスは“Over the Hill”(丘の向こう)で、脚本スーパーバイザーはよく笑っていたので“Sand in Her Teeth”(彼女の歯の砂)だったそうです。

1863年のテネシー州セントデビッドフィールド、サウスダコタ州のスー族居住地など。

サウスダコタ州
インテリア(Interior)のバッドランズ国立公園(Badlands National Park：フォートヘイズからフォートヘッジウィックへの旅路)
ベルフーシュ川(Belle Fourche River)
ブラックヒルズ(Black Hills)のスピアフィッシュキャニオン(Spearfish Canyon：スー族の冬の居住地)
フォートピア(Fort Pierre)のタタンカロード(Tatanka Road)26314のトリプルユー・スタンディングブッテ牧場(Triple U Standing Butte Ranch：バッファロー狩り)
ラピッドシティ(Rapid City)

ワイオミング州
ジャクソン(Jackson)のジャクソンホール(Jackson Hole：遠景)

カンザス州
フォートヘイズ(Fort Hays)のトマホークドライブ(Tomahawk Drive)

日記帳(ダンパー中尉がスー族との交流を日記に綴る)

777ブリソン牧場、バッドランズ国立公園、ブラックヒルズ国立森林公園、Homestake Mining Company、インディアン学習センター、Institute of Range and the American Mustang、ピア商工会議所、ラピッドシティ商工会議所、スー・インディアン居留地、South Dakota Department of Game, Fish and Parks、サウスダコタフィルムコミッション、South Dakota Job Service、South Dakota Law Enforcement、ストームマウンテンセンター、トリプルユー・スタンディングブッテ牧場、Verendrye Museum、ウェストリバービデオプロダクションズなど。

インテリア、ブラックヒルズ、フォートピア、ラピッドシティ、ジャクソン、フォートヘイズのみなさまほか。

ケヴィン・コスナー、メアリー・マクドネル、グレアム・グリーン、ロドニー・Ａ・グラント、ロバート・パストレッリほか。

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