群馬県小谷温泉・霧積温泉、千葉県岩船、福島県久之浜、東京都紀尾井町、ニューヨーク・イーストハーレム(アメリカ)
作品概要
「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね 。 ええ、夏、碓氷から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ・・・」
DVD『人間の証明 デジタル・リマスター版』
¥2,800+税 発売元・販売元:株式会社KADOKAWA 角川書店 (c) 1977 角川映画 |
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ストーリー
“キスミーに行くんだ”ハーレムを飛びだした黒人青年ジョニーは、東京のホテルの42階直行エレベーターの中で鮮血に染まってしまう。
“西条八十詩集”と“ストウハ…”という最後の言葉を残して。
その頃、42階では女流デザイナーの八杉恭子のファッションショーが催されていた。
棟居刑事らはニューヨーク市警と共に事件を捜査する。
キスミーとは?ストウハ…とは?
ジョニーは母に会うため日本へ来たのでは…?
推理はめぐり、捜査が進むにつれて浮びあがる八杉恭子の影。
新しい事実が掘り起こされ、また意外な事件が生まれてゆく。
父と子、母と子、男と女の愛が見えない意図に絡みあい、そして感動のラストシーンが―。
地域ばなし
原作者の森村誠一さんが学生時代、霧積温泉「金湯館」(群馬県安中市松井田町)に滞在し、それが「人間の証明」の執筆につながりました。
映画のストーリー上の舞台は霧積温泉ですが、ロケ撮影は小谷温泉です。
小谷温泉でのロケは、約110人の大ロケ隊で敢行されました。
劇中の福島県(いわき市)久之浜シーンは、千葉県いすみ市岩船の海岸でロケ撮影されました。
アメリカでのロケを敢行。
70人以上で1ヶ月、3億円をかけています。
(当時は、日本ロケなら10人前後で2−3日で風景を撮っている程度でした。)
劇中、満州・横須賀・霧積・南大塚三丁目などの地名がでてきます。
ロケ地
群馬県
安中市:松井田町「横川駅」
小谷村:小谷温泉
千葉県
いすみ市:岩船の海岸
東京都
千代田区:紀尾井町「ホテルニューオータニ」、清水谷公園
新宿区:新宿「エルザ館」
アメリカ
ニューヨーク州
ニューヨークシティ:ケネディ空港、イーストハーレム、マンハッタン5番街、27分署
映画にちなんだもの
ホテルニューオータニ、スカイシアター、スカイラウンジ、ファッションショー、西條八十、麦わら帽子、ストローハット、トヨタ「クラウン」、アンティークの時計、果物ナイフ、進駐軍、カーチェイス、GIベビー、イエローキャブ(タクシー)、アンティークの時計、小切手、新橋闇市、たこ安、日本航空(JAL)、警察犬、特急「白山」
映級グルメ
おでん
支援
協力:
日本航空、ホテルニューオータニ、フジテレビジョン、角川書店、寛斎スーパースタジオ、麻生恒二の美容室、富久娘、シイベル時計、三和自動車、横浜放送映画専門学院、小谷温泉
キャスト
三船敏郎、松田優作、岡田茉莉子、鶴田浩二、岩城滉一、高沢順子、ハナ肇、峰岸徹、夏八木勲、長門裕之、鈴木瑞穂、地井武男、伴淳三郎、竹下景子、北林谷栄、西川峰子、大滝秀治、佐藤蛾次郎、深作欣二、森村誠一、小川宏、和田浩治、范文雀、ジャネット八田、坂口良子、田村順子、室田日出男、鈴木ヒロミツ、シェリー、今野雄二、E・H・エリック、ジョージ・ケネディ、他。
スタッフ
監督:佐藤純彌
脚本:松山善三
製作:角川春樹、吉田達、サイモン・ツェー
原作:森村誠一
撮影:姫田真佐久、ソル・ネグリン
美術:中村修一郎、デイヴ・ムーン
音楽:大野雄二
主題歌:「人間の証明のテーマ」ジョー山中
録音:紅谷愃一
音響:マイク・トロマー
照明:熊谷秀夫
編集:鍋島惇
作品データ
- クレジット:(c) 1977 角川映画
- 製作年:1977年
- 公開日:1977年10月8日
- 製作国:日本
- 配給:東映
- 上映時間:132分
- 映倫区分:
- 受賞歴等:
- 製作委員会:
- オフィシャルサイト:
ゆかりの地図
群馬県:小谷温泉 | ニューヨーク:イースト・ハーレム |
36.862386,137.980642 |
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