母との約束、250通の手紙

ニース、リール、パリ、サロン=ド=プロヴァンス(フランス)、ビリニュス(リトアニア)、ボルディゲーラ(イタリア)、ベルギー、モロッコ、ハンガリー、メキシコ

作品概要

©2017-JERICO-PATHE PRODUCTION-TF1 FILMS PRODUCTION-NEXUS FACTORY-UMEDIA

フランスの三島由紀夫とも評される伝説の文豪ロマン・ガリ。その波乱万丈で数奇な人生を描いた自伝『夜明けの約束』を映画化。
破天荒ながらも強い愛情を息子に注ぐ母親と、母の途方もない夢を叶えようと邁進する息子。あなたがいたから、僕がいる。激動の時代に翻弄されながらも、強すぎるほどの絆で、互いの存在だけを頼りに生き抜いた母と息子。想像もしないラストに涙する感動エンタテインメント。

2020年1月31日公開
上映館案内

 

ストーリー

その手紙は5年間、毎週届き続けた。戦地で戦っているときも、生死の境目をさまようときも。しかし、その250通にも及ぶ手紙には思いもしない秘密が隠されていたのだった……。

思い込みが激しく負けん気の強いシングルマザーのニーナ。彼女は息子のロマンがフランス軍で勲章を受けて外交官になり、大作家になると信じてその才能を引き出すことに命を懸けていた。

母と共にロシア、ポーランド、ニースに移り住んだロマンは、その溺愛の重圧にあえぎながらも、幼い頃に母と取り交わした「約束」を果たすべく、いよいよ努力を惜しまないようになっていく。

ニーナは、自由フランス軍に身を投じ病に倒れ生死の境目を漂うロマンの下へも、激励の手紙を送り続けた。

ついにロマンはパイロットとして活躍し、同時に念願の小説が出版されることに。しかし相変わらず届き続けるニーナの手紙には、なぜか息子の作家デビューを喜ぶ様子はなくー。

予告編

予告編配信の使用許諾権:地ムービー

地域ばなし・プロダクションノート

イタリア、ベルギー、モロッコ、ハンガリーなどでロケーション撮影された作品です。

劇中には、ビリニュス(ヴィリニュス:リトアニアの首都、劇中の時代はポーランド領)、モスクワ(ロシア)、ニース、パリ(フランス)、ワルシャワ(ポーランド)、メキシコシティ(メキシコ)、ベルリン(ドイツ)、バンギ(中央アフリカ共和国の首都)、イギリスなどの地名(地域)が出てきます。

登場する地域・ロケ地

フランス
ニース(Nice):サン・ニコラ・ロシア正教会大聖堂
リール(Lille)
パリ(Paris)
サロン=ド=プロヴァンス(salon de provence)

リトアニア
ビリニュス

メキシコ(Mexico)

イギリス
ロンドン

【ロケーション撮影(ロケ地)】
イタリア
リグーリア州(Liguria)
インペリア県(Imperia)
ボルディゲーラ(Bordighera)

ベルギー(Belgium)

モロッコ(Morocco)

ハンガリー(Hungary)

映画にちなんだもの

作家、ロマン・ガリ、文学、親子、母、息子、移民、ユダヤ人、ロシア正教会、ユダヤ教、メキシコの死者祭り(ガイコツ祭り・死者の日)、糖尿病、インスリン、婦人用帽子の訪問販売、射撃訓練、レジスタンス運動、ポール・ポワレ(フランスのファッション・デザイナー)、ヴィクトル・ユーゴー(フランスの詩人)、イワン・モジューヒン(ロシア・フランスの俳優・脚本家)、エズラ・パウンド(詩人・音楽家・批評家)、ギ・ド・モーパッサン(フランスの自然主義の作家・劇作家)

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:
ココア、シャンパン、ピクルス、カタツムリ

支援

後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本

キャスト

ピエール・ニネ、シャルロット・ゲンズブール、ディディエ・ブルドン、ジャン=ピエール・ダルッサン、キャサリン・マコーマック、フィネガン・オールドフィールド

スタッフ

作品データ

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サン・ニコラ・ロシア正教会大聖堂
サン・ニコラ・ロシア正教会大聖堂
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