男はつらいよ 第29作 寅次郎あじさいの恋
京都府京都市・伊根町、神奈川県鎌倉市・江ノ島、長野県大町市・白馬村、滋賀県彦根市

作品の概要

寅さんがマドンナに惚れられアタックされてしまう。
いしだあゆみ演じるかがりは、これまでシリーズにはなかった「男と女の関係」という具体的なモーションを寅さんに働きかける。
丹後半島の伊根のかがりの家で、寅さんの寝床にそっと彼女が忍びよるシーンは、寅さんならずともドギマギしてしまう。清楚で内気な女性に秘められた情熱。
とらやを訪ねたかがりが、寅さんを鎌倉へのデートに誘う。しかし、満男が付き添いでやってきて…。
歌舞伎俳優の片岡仁左衛門演じる加納作次郎は、誰しも尊敬する人間国宝、しかし、寅さんにとっては、ただの爺さんという感覚。明るい笑いのなかに、ドキリとする描写を忍ばせる大人の物語。

『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』
DVD発売中 ¥3,990(税込)
発売・ 販売元:松竹
(c)1982 松竹株式会社
 
 

ストーリー

葵祭でにぎわう京都で、寅さんが鼻緒を直してあげた老人は、なんと人間国宝の陶芸家・加納作次郎(片岡仁左衛門)だった。
作次郎の家には、夫に先立たれ、娘を丹後の実家に預けて働いている、美しいかがり(いしだあゆみ)がいた。彼女は心を寄せていた男性の結婚を知り、仕事を辞め帰郷する。彼女をなぐさめようと寅さんが訪ねるが…

地域ばなし

第29作では寅さんが京都府京都市・丹後伊根町、神奈川県鎌倉市・江ノ島、長野県大町市・白馬村、滋賀県彦根市などを訪れました。

映画のストーリー上の舞台

京都府京都市・丹後半島、神奈川県鎌倉市・江の島、長野県信濃大町・白馬村、滋賀県彦根市 など

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

京都府京都市
下鴨宮河町 下鴨神社(葵祭でピッタリコンの啖呵売)
鴨川のそば(作次郎の鼻緒を直してあげる)
上賀茂 御薗口町 神馬堂(名物の焼餅を食べる)
五条坂 鐘鋳町(加納作次郎宅に宿泊する)
京都府与謝郡 伊根町(かがりを訪ねる)

神奈川県鎌倉市
極楽寺 成就院:あじさい寺(デートをする)
七里が浜沿いのレストラン(寅さん・満男・かがり食事をする)
神奈川県藤沢市
江ノ島神社参道(三人が歩く)
江ノ島亭(夕日を浴びながら会話)

長野県大町市
木崎湖畔(後立山を望む風景、木崎湖畔に佇む:タイトルバック)
白馬村 大出吊り橋(タイトルバック)

滋賀県彦根市 金亀町 彦根城近く 埋木舎のそば(作次郎と再会)
国鉄舞鶴線(現・北タンゴ鉄道)

映画にちなんだ商品・料理など

やきもち
(京都上賀茂名物・やきもち。上賀茂神社近く明治五年開業の老舗「神馬堂」。正式には葵餅という)

ヨモギ
(さくらとおばちゃんが、江戸川堤でヨモギを積んでくる。柴又名物草団子はヨモギ(キク科・多年草)を餅に練り込み独特の緑色を出す)

作務衣(さむえ)
(作次郎の弟子近藤が着ている)

歌 「草津節」
BGM「祇園小唄」

 

キャスト

渥美清、倍賞千恵子、いしだあゆみ、前田吟、下條正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、吉岡秀隆、杉山とく子、関敬六、津嘉山正種、柄本明、片岡仁左衛門 ほか

スタッフ

作品データ

ゆかりの地図

京都府伊根町 神奈川県鎌倉市極楽寺
京都府与謝郡伊根町
極楽寺駅(神奈川)

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