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ビロクシ、ガルフポート、レブンワース、セントルイス（アメリカ）

作品概要

監督・脚本ポール・シュレイダー×製作総指揮マーティン・スコセッシ
『タクシードライバー』のコンビが再び手掛ける“復讐と贖罪”の傑作スリラー

2023年6月16日公開

ストーリー

ウィリアム・テル(オスカー・アイザック)は、風変わりなギャンブラーだ。米国軍刑務所で10年間服役し、独学で「カード・カウンティング」と呼ばれるカードゲームの勝率を上げる裏技を学んだ彼は、「小さく賭けて小さく勝つ」がモットーで目立たず、匿名でいることを好む。

ある日、ウィリアムはギャンブル・ブローカーのラ・リンダ(ティファニー・ハディッシュ)と出会い、大金が稼げるというポーカーの世界大会への参加を持ちかけられる。さらにその直後、二人の男と遭遇する。一人は、かつて上等兵だった自分に“消えない罪”を背負わせた男ジョン・ゴード(ウィレム・デフォー)、もう一人はウィリアムにゴードへの復讐を持ちかける若者カーク(タイ・シェリダン)だった。

ラ・リンダとカークとの運命的な出会いによって、謎につつまれたウィリアムの人生が徐々に明らかとなり、人生を賭けた復讐と贖罪のゲームの終章が幕を開ける。

予告編

予告編配信の使用許諾権：地ムービー

地域・建築ばなし・プロダクションノート

撮影は、2020年ミシシッピ州から始まりました。2020年3月に新型コロナのために撮影が一時中断され、残り1週間分の撮影は後日に行われています。

アメリカ各州の地方都市にある少しさびれたカジノが映画の舞台になっています。

ミシシッピ州は、ガルフポートにあるモーテル「Motel 6」、ビロクシにあるモーテル「ベイフロントイン（Bayfront Inn）」でロケ撮影されました。

カンザス州は、レブンワース砦にある「アメリカ合衆国教化隊（United States Disciplinary Barracks：USDB）」で外観がロケーション撮影されました。

劇中には、アトランテックシティー、ボルティモア、オーランド、セントルイス、オレゴン州、ポートランド、カンザスシティなど、アメリカ各地の地名が出てきます。

ロケ地：都市・地域・施設（建築物・土木構造物）

アメリカ（USA）
ミシシッピ州（Mississippi）
ビロクシ（Biloxi）：ベイフロントイン（Bayfront Inn）
ガルフポート（Gulfport）

カンザス州（Kansas）
レブンワース砦（Fort Leavenworth）：アメリカ合衆国教化隊（United States Disciplinary Barracks）

ミズーリ州（Missouri）
セントルイス（St. Louis）：ミズーリ植物園（Missouri Botanical Garden）

映画にちなんだもの

ポーカー、カジノ、ギャンブラー、ギャンブルブローカー、ブラックジャック、テキサスホールデム、ダーツ、スロット、ピンボール、カジノルーレット、ティルト（頭に血が上って冷静な判断ができなくなっている状態）、WSOP、カクテルラウンジ、アブグレイブ捕虜収容所、拷問、刑務所、グーグル、ストリートビュー、モーテル、ライトアップ、贖罪、復讐、外傷性ストレス障害（PTSD）

映級グルメ

映画に出てくるグルメ：ジョニーウォーカー、コーヒー、マンハッタン、ソーダー水

キャスト

オスカー・アイザック、ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォー

スタッフ

監督：ポール・シュレイダー
脚本：ポール・シュレイダー
製作総指揮：マーティン・スコセッシ、他
プロデューサー：ブラクストン・ポープ、ローレン・マン、デビッド M. ウルフ
音楽：ロバート・レヴォン・ビーン
撮影：アレクサンダー・ディナン
美術：アシュレイ・フェントン
編集：ベンジャミン・ロドリゲス・ジュニア

作品データ

製作年：2021年
公開日：2023年6月16日（金）
製作国：アメリカ、イギリス、中国、スウェーデン
配給：トランスフォーマー
上映時間：112分
映倫区分：R15
受賞歴等：インディアナ映画ジャーナリスト協会賞最優秀男優賞・バリャドリッド国際映画祭脚本賞受賞。ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品。
原題・英題：The Card Counter
オフィシャルサイト: https://transformer.co.jp/m/cardcounter/

ゆかりの地図

アメリカ合衆国教化隊

United States Disciplinary Barracks

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