映画人:クリス・ブラウン

クローズアップ

プロデューサー:クリス・ブラウン(Chris Brown)

プロフィール

1983年からインディペンデント映画の製作に関わる。
イギリス出身、現在、オーストラリア国籍。
オーストラリア、イギリス、ロサンゼルス、ニューヨークで活躍。
手掛けた作品は、『狼の血族』(84)、ゴールデン・グローブ賞受賞、アカデミー賞にもノミネートされた『モナリザ』(86)、デヴィッド・ボウイ、シャーデー、レイ・デイヴィス出演『ビギナーズ』(86)、ガイ・ピアース、ダニー・ヒューストン、ジョン・ハート、エミリー・ワトソン出演、ヴェネチア国際映画祭グッチ賞、オーストラリアのIF最優秀映画賞を受賞した『プロポジション -血の誓約-』(05)など。
2008年、イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、サム・ニール出演の『デイブレイカー』を製作。ライオンズ・ゲート・フィルム配給により全米2,700スクリーンで公開され、全世界で6,000万ドルの興行収入を記録。
11年、オーストラリア初の3Dアクション映画『パニック・マーケット3D』を製作総指揮。オーストラリア・シンガポール初合作映画であり、中国で歴代外国映画第15位の初日興行成績を記録。
最新作は、コリン・ファース、ニコール・キッドマン、ステラン・スカルスガルド、ジェレミー・アーヴァイン、真田広之出演、ジョナサン・テプリツキー監督『レイルウェイ 運命の旅路』。
04年、オーストラリア・スクリーン・プロデューサーズ協会からインディペンデント・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーを授与された。
現在、エド・プレスマンと共に、アクション映画『ブラッド・スポーツ』(87)の再映像化に取り組んでいる。監督は『Vフォー・ヴェンデッタ』(05)のジェームズ・マクティーグ。オーストラリアとブラジルで撮影し世界各国で配給される予定である。
第26回東京国際映画祭の国際審査委員・コンペティション審査委員長。

第26回東京国際映画祭へのメッセージ

東京国際映画祭の審査委員に選ばれ、大変光栄に思っています。
この映画祭は1985年に始まり、いまやアジアを代表する映画祭のひとつです。私はここで「アジアの未来」部門の作品を見ること、そしてその地域から生まれた新しい才能に出会うことを期待しています。
そして、上映後に行う他の審査委員の方々との刺激的で建設的なディスカッションも非常に楽しみです。
若い頃から、新藤兼人監督『鬼婆』(64)や、黒澤明、大島渚、北野武監督作品など、日本映画の熱心なファンだったので、今回は特にうれしいのです。
私はプロデューサーとして日本映画界と長く関わってきました。東京に戻ることは、いつも私の喜びです。東京はエネルギッシュで創造性にあふれ、上品さも兼ね備えた街です。
今回、いつもにも増して嬉しく思っているのは、私の最新作であるコリン・ファース、ニコール・キッドマン、ジェレミー・アーヴァインらが出演する『レイルウェイ 運命の旅路』(ジョナサン・テプリツキー監督)が映画祭で上映されることです。
この作品には日本の名優である真田広之も出演しています。

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