全国コミュニティシネマ会議2012イン那覇:9/8−9開催(沖縄)

【イベント概要】
タイトル:全国コミュニティシネマ会議2012イン那覇
テーマ:「魅力的なまち、居心地のいい場所≒コミュニティシネマ」
日程:2012年9月8日(土)、9日(日)
会場:桜坂劇場 http://www.sakura-zaka.com/

内容:

【9月8日[土] :桜坂劇場  】

◎14:00 :主催者挨拶・コミュニティシネマセンター活動報告

◎14:15〜16:30:プレゼンテーションとディスカッション 「魅力的なまち、居心地のよい場所≒コミュニティシネマ」
中心市街地の空洞化、若年世代の流出、高齢化や過疎化の進行、等々…全国各地の地方都市が共通の課題を抱えている。那覇市も例外ではない…かもしれないが、なぜか、那覇は元気にみえる。 全国の映画館が疲弊する中、桜坂劇場だけは元気そうにみえる。 人をひきつけてやまない魅力的なまち・那覇。桜坂劇場の周辺にいる、那覇市の魅力のみなもとともいえる人たちが登場、自らの活動を語るとともに、桜坂劇場についても熱く語ります。

◎14:15〜15:15:プレゼンテーション

「 魅力的なまち・那覇をかたちづくる人たち〜桜坂劇場のまわりにいる人たち」 宮里千里さん
「シマ豆腐紀行 遥かなる<おきなわ豆腐>ロード」、「沖縄 時間がゆったり流れる島」、「ウーマク!オキナワ的わんぱく時代」等々の著者である宮里千里さんは、那覇市の上下水道局長でもある。そして、この夏、公開される映画「栄町市場 歌えマチグワ—」の舞台である栄町に住み、この町に深く関わっている。

まちなか研究所わくわく (NPO) http://www.machiwaku.com/ ※予定
みんなで決めてみんながつくるまちづくり、すべての人々が、自ら暮らすまちを想い、考え、納得してつくっていけるような市民社会の実現を目指して活動する「まちなか研究所わくわく」は、桜坂劇場にほど近い壷屋に事務所がある。市民自身がまちづくりに関わること、そのための様々な活動を、那覇はもとより、糸満市など沖縄各地で展開している。

ボーダーインク  新城和博さん 
「ボーダーインクは、1990年に那覇市で創立以来、シマからの視点で地元・沖縄に関する本を中心に多数出版してきました。これからも『時代とシンクロした超ローカル』な〈沖縄県産本〉づくりを目指します」とウェブサイトにある通り、数多くの沖縄関係本を出版している。その出版書籍の量と質に圧倒される。桜坂劇場のショップにもボーダーインクの書籍が多数置かれている。

このほかにも、桜坂劇場を取り巻く面白い人たちが多数 登場する予定。

◎15:20〜16:30 :ディスカッション「 居心地のよい場所≒コミュニティシネマ〜桜坂劇場 大解剖 ! 」
ライブハウス、カフェ、ショップ、コミュニティカレッジなど、地域コミュニティのアートスペースとして多様な活動を展開するコミュニティシネマ・桜坂劇場。 桜坂劇場を、コンセプト、施設概要、事業、予算、スタッフなど、様々な側面から分析、その魅力の秘密を探ります。
出演:  下地久美子(桜坂劇場) 、三浦展(司会、カルチャースタディーズ研究所主宰)、ほか。

◎16:45〜17:30 :「シネマエール東北 東北に映画を届けよう!プロジェクト」 レポート 
「シネマエール東北」では、上映者の皆さんのご支援を得て、1年間で200回を越える上映会を開催してきました。震災から1年を経た被災地の現在の様子とシネマエール東北の活動を、映像を交えて報告します。
報告者: みやこシネマリーン [岩手県担当] 櫛桁一則(支配人)  NPO法人20世紀アーカイブ仙台 [宮城県担当] 坂本英紀(理事長)

◎17:30〜18:30: コミュニティシネマのプレゼンテーション 
「楽隊のうさぎ 撮影快調!」  浜松シネマイーラ  ほか

◎19:00- :レセプション:会場:桜坂劇場1F 珊瑚座キッチン

【9月9日[日]:桜坂劇場】
2日目のプログラムは、「デジタル化とコミュニティシネマ」を取り上げます。
今回のシンポジウムは、6月30日のシンポジウム「独立系映画館のデジタル化の現状を知る そして 35ミリ上映環境の確保について考える」に続いて開催するものです。シネマコンプレックスでは、VPFを活用したデジタル化が着々と進行し、独立系劇場もデジタル化を進めつつあります。新作の大半がDCPで配給され、35ミリフィルムでの上映の割合は激減、デジタル素材のみで配給される作品も増えつつあります。
デジタル化の進行を止めることはできませんが、一方で、映画の歴史は、上映の歴史でもあります。コミュニティシネマは35ミリでの上映環境を維持すべきなのか。徹底的に討論します。

◎9:30〜12:30: デジタル化と映像文化の未来を考える —デジタル時代における映像メディア・キュレーター育成のためのワークショップシリーズ 
「徹底討論 「残す? 残さない?  −35ミリ上映環境の確保について考える」 
映画館のデジタル化の進行状況(コミュニティシネマ加盟館の状況)/ 公共ホール(シネマテーク)のデジタル化 映画館にとって35ミリ映写機は必要なのか 名画座にとって/ミニシアターにとって/観客にとって 映画専門公共施設(シネマテーク、アーカイブ)の役割 “文化”としての映画上映 35ミリ上映のためのミニネットワークの形成/  上映プリントの確保 / 巡回企画の提案 etc 
出演(予定): 内藤篤(シネマヴェーラ渋谷館主/弁護士) 近藤恭代(金沢21世紀美術館) 岡島尚志 (東京国立近代美術館フィルムセンター) 志尾睦子(シネマテークたかさき/高崎映画祭) ほか 配給会社等を予定 伊藤重樹(コミュニティシネマセンター) コーディネーター:岩崎ゆう子(コミュニティシネマセンター)

◎13:30〜16:30  「高校生の映画館 イン 桜坂」
“映画館離れ”が進む高校生を中心とした若い世代に、映画の魅力、映画館(ミニシアターやシネマテーク)という場所の魅力を伝えるためのプログラム、「高校生の映画館」を桜坂劇場で実践します。 地元の高校生100人が桜坂劇場に来館する予定です。上映作品は、高校生が映画館で見た経験がないであろうドキュメンタリー映画。盲目の両親とカルカッタの路地で暮らす3歳の男の子ビラルの日常を映し出し、2009年の山形国際ドキュメンタリー映画祭でコミュニティシネマ賞を受賞した「ビラルの世界」(10月中旬公開)です。この作品を見て、高校生はどのような感想を持つのでしょうか。
上映作品:「ビラルの世界」(2008/ソーラブ・サーランギ監督) 
ゲスト:高校生にもファンが多い魅力的なゲストを予定。
13:30〜15:00 映画上映 
15:15〜16:30 ゲスト・トーク+高校生を交えたディスカッション

◎16:30〜17:30: 高校生の映画館 イン 桜坂 ディスカッション
今回の桜坂劇場の試みについて、ヨーロッパシネマからのゲストを交えてディスカッションを行います。
パネリスト: マデリーン・プロスト(ブリストル・ウォーターシェッド) 下地久美子/中江裕司(桜坂劇場) 土肥悦子(司会/金沢シネモンド代表)

◎17:45 終了

お問い合せ:一般社団法人コミュニティシネマセンター

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