劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命

千葉県木更津市・印西市・成田市・千葉市・松戸市・佐倉市・八街市・酒々井町、東京都大田区・渋谷区・練馬区・世田谷区、神奈川県葉山町・横浜市・相模原市

作品概要

(C)2018「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」製作委員会

誕生から10年。『コード・ブルー』 シリーズ最大のスケールと感動で贈る劇場版。

2018年7月27日公開
上映館案内

ストーリー

地下鉄トンネル崩落事故から3か月後、旅立ちの時が迫る藍沢たち。 その旅立ちが「別れ」を意味することに気づきながらも、彼らは10年間を共にした互いへの思いを抱えたまま、日々を過ごしていた。

しかしそんな彼らの思いに構うことなく、出動要請が入る。 成田空港への航空機緊急着陸事故と、東京湾・海ほたるへの巨大フェリー衝突事故という、「空」と「海」を舞台にした未曽有の大事故が連続発生。 史上最悪の現場に、彼らはいかに立ち向かうのか。 そしてその先に、答えはあるのか―。

地域・建築ばなし・プロダクションノート

「救命病棟24時」や「Dr.コトー診療所」など、これまでの医療をテーマにした人間ドラマは、スーパードクターが手の施しようのない患者を救う天才的な医師を描くことがほとんどでした。そのことが、現実の医療の足を引っ張っている可能性があると医療現場から指摘されていました。現実の医療現場では、医師が失敗と成功を繰り返して、必死に現場を支え、多くの命を救っています。医療ドラマがスーパードクターばかり描くため、一般の人々が決して失敗を犯さないようになり、また医療ドラマのようなスーパードクターを追い求めるようになり、そのことが、医療現場を疲弊させている、医療活動を妨げていると指摘されていました。

そのため、「コード・ブルー」は、ドキュメンタリーのような、現実的な医療現場を描くことを追求しています。

日本医科大学千葉北総病院は、全国で初めてドクターヘリが導入された病院です。

テレビドラマでは、自動車事故、列車事故、航空機事故などの大規模災害現場が描かれました。そこで、劇場版では、テレビドラマで描けなかった海難事故がメインに据えられています。

本作品の脚本の完成には、映画の舞台となる海ほたるの撮影許可が必要でした。撮影許可を得るには、国土交通省やNEXCO東日本(東日本高速道路会社)の承諾を得る必要がありました。

海ほたるの撮影許可においては、実際には海ほたるでは起こりえない座礁事故という設定が問題になりました。

海ほたるは、船は容易に近づけないように設計されており、台風がきても、座礁事故が起きない構造になっています。

海ほたるでの座礁事故は、フィクションであり、もし想定外の事故があった場合にも、海ほたるには迅速な防災体制が整っていることを周知できるという説明を行い、撮影許可がおりています。

海ほたるでのロケ撮影は、ドクターヘリの離着陸、座礁するフェリ全体を映し出すシーンだけにとどめ、撮影の一部は海上保安庁の横浜会場防災基地で行っています。

海ほたるでの撮影時間は最小限とし、利用客や営業への影響も最小限にしています。

海ほたるでは、全撮影スタッフでのメインロケハンが行われています。

座礁したフェリーの外観はVFXを施して表現しています。座礁したフェリーはCGです。岸壁に幅約15m、高さ約5mの巨大なグリーンバックを設営しています。グリーンバックは、最大20m/sの風速に耐えられるように設計されています。緻密な強度計算を行い、桟橋のコンクリートにグリーンバックを固定するための杭を打設しています。

そのグリーンバックを前に、俳優たちは、座礁したフェリーを想定したリアクションを行うという難しい環境の中で演技をしています。

横浜海上防災基地の桟橋に海上保安庁の巡視船を接岸し、座礁したフェリーに見たてた撮影が行われています。

フェリー車両甲板のシーンは、東宝スタジオの第9ステージにセットを組んで撮影されました。車の破損は、事故の衝撃を計算し、パワーシャベルを使って圧縮や転倒させています。

成田空港でのロケ撮影は、入退場に厳しい制限を伴う空港管理区域内に立ち入るため、キャスト・スタッフ・エキストラなど約200名の名簿や機材リストなど、膨大な書類を用意しています。

成田空港制限区域内でのロケ撮影では、実際の防災訓練が撮影に合わせて行われました。劇中の消防隊員、空港の防災スタッフ、医療スタッフなど、エキストラには、本物の職員も多数参加しています。

神奈川県相模原市の北里大学病院で、NICU(新生児集中治療室)病棟のシーンがロケ撮影されました。撮影現場では、北里大学病院が、医療・看護指導も行なっています。

ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)

千葉県
木更津市:海ほたる
印西市:日本医科大学千葉北総病院
成田市:成田国際空港
千葉市:神田外語大学、デストロイヤー
松戸市:松戸市総合医療センター

東京都
大田区:羽田空港基地、羽田特殊救難基地
渋谷区:shibuya dining ぷん楽、アニバーサリーアン恵比寿
練馬区:としまえん

神奈川県
葉山町:湘南国際村センター「国際会議場」
横浜市:横浜海上防災基地
相模原市:北里大学病院

【スタジオ】
東京都
世田谷区:東宝スタジオ

映画にちなんだもの

ドクターヘリ、結婚式、アルコール依存症、親子、脳死、AED、エクモ、ビデオメッセージ、フライトナース

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:ハムエッグ

支援

消防監修:佐倉市八街市酒々井町消防組合

特別協力:
日本医科大学千葉北総病院、成田国際空港株式会社、NEXCO東日本、東京湾アクアライン管理事務所、東京湾横断道路、海上保安庁、第三管区海上保安部、東京海上保安部、横浜海上保安部、羽田空港基地、羽田特殊救難基地

ロケーション協力:
NAAセーフティサポート株式会社、国土交通省東京航空局、東京空港交通株式会社、国際空港上屋株式会社、成田市消防本部、日本貨物空港株式会社、神田外語大学、日本通運、日本海運、アニバーサリーアン恵比寿、北里大学病院、東京ベイクルーズシンフォニー、木更津ロケーションサービス、木更津市消防本部、千葉県フィルムコミッション、湘南国際村センター、Authentique、としまえん、スエトシ牧場、ZOOKISS、KCAオペレーションズ株式会社、shibuya dining ぷん楽 、松戸市総合医療センター

キャスト

山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみか、新田真剣佑、かたせ梨乃、山谷花純、丸山智己、平埜生成、杉本哲太、安藤政信、椎名桔平

スタッフ

監督:西浦正記
脚本:安達奈緒子
プロデュース:増本淳
プロデューサー:若松央樹、甘木モリオ
音楽:佐藤直紀
主題歌:Mr.Children「HANABI」
音楽プロデューサー:千葉篤史
撮影:安藝孝仁
照明:稲木健
録音:小松将人
美術制作:柴田慎一郎
美術デザイン:飯塚洋行
美術進行:竹田政弘
装飾:佐竹諭
衣装:加藤哲也
ヘアメイク:南部美年
VFXスーパーバイザー:冨士川祐輔
VFXプロデューサー:井上浩正
VFXディレクター:菅原悦史、高橋正紀
編集:柳沢竜也

作品データ

ゆかりの地図

海ほたる
海ほたる

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