旅立ちの島唄〜十五の春〜

沖縄県南大東村・那覇市

作品概要

沖縄本島から東へ360km、絶海の孤島、南大東島には高校がない 。
子どもたちはみな十五の春に島を旅立つ―

 

中学卒業の春、少女民謡グループ”ボロジノ娘”たちは南大東島の島唄「アバヨーイ(八丈島の方言で“さようなら”の意)」を多くの人々の前で、家族への想いを込めて歌う。
子どもを送りだすすべての親と、親から巣立つすべての子どもが共感せずにはいられない感動作

DVD¥3,800(税抜)
発売・販売元:アミューズソフト
(C)2012「旅立ちの島唄〜十五の春〜」製作委員会

ストーリー

南大東島に住む仲里優奈は14歳の中学2年生。
父はさとうきび農家を営み、母は兄や姉が進学するときに那覇に渡ったままなぜか戻ってこない。家族は既に壊れかけていた。
3月、島の民謡グループ“ボロジノ娘”の現リーダーは中学卒業とともに沖縄本島へ高校進学のために島を去る。明日からは優奈がリーダーとして“ボロジノ娘”を牽引していくのだ。
そして優奈もまた、1年後には高校進学のために島を出なくてはならない。
島で過ごす最後の1年。ずっとふたりきりだった父と残されたわずかな時間、父をひとり残して那覇へ行く罪悪感、那覇での暮らしに対する不安と憧れ、淡い初恋、そして家族みんなで一緒に暮らしたいという想い……。
おとなになるには早すぎる年齢で人生の岐路に立つ15歳の春を迎えるまでの、父と娘、母と娘の1年間が丹念に描かれる。

地域ばなし

「ボロジノ娘」は、新垣民謡教室に通う小中学生メンバーで作られる民謡グループです。
(南大東島の別名は「ボロジノアイランド」、1820年にロシアの艦船ボロジノ号が、大東諸島を発見した時に船の名前にちなんで名付けたのが由来です。)

豊年祭のパレード、神輿、南北親善競技会、卒業コンサートなどのシーンで、南大東島の大勢の皆さんのエキストラ出演がありました。

南大東島での上映会が開催されました。

劇中には、南大東島、北大東島、沖縄本島、那覇市、牧志駅、八丈島、久米島、宮古島などの地名(地域)がでてきます。

南大東島は約110年前までは無人島でしたが、1900年に八丈島から23人の開拓者が上陸し、有人島の歴史が始まりました。

ロケ地

沖縄県
那覇市:泊港北岸、パレットくもじ、ゆいレール(車内)

南大東村
南大東島:南大東島小中学校、新垣則夫民謡教室、星野洞、海軍棒プール

映画にちなんだもの

南大東島の島唄(「おじゃりやれ」「ボロジノアイランド」「汽車ポッポ」「アバヨーイ」)

船「だいとう」、沖縄都市モノレール

太鼓、バレーボール、野球、相撲、カチャーシー、三線(さんしん)、湿布、サトウキビ畑、ステーキ屋、山羊(ヤギ)、ヤマトンチュウー、ドライヤー

映級グルメ

オリオンビール、黒糖、泡盛、琉球ガラス、チャンプルー、ハンバーグ

支援

協賛:オリオンビール(株)、ヘリオス酒蔵(株)、日本トランスオーシャン航空(株)、琉球エアコミューター(株)、JTA商事(株)

特別協賛・撮影支援:南大東村

キャスト

三吉彩花、大竹しのぶ、小林薫、早織、立石涼子、山本舞子、照喜名星那、上原宗司、手島隆寛、小久保寿人、日向丈、松浦祐也、若葉竜也、野吾沙織、島袋寛之、前原エリ、新屋隆史、玉那覇由規、崎浜秀彌、狩俣倫太郎、ひーぷー、普久原明

スタッフ

監督:吉田康弘
脚本:吉田康弘
プロデューサー:政岡保宏、比嘉洋、澤岳司
音楽:きだしゅんすけ
主題歌:BEGIN
挿入歌:砂川恵理歌
撮影:木村信也
照明:大城和真
録音:横澤匡広
美術:古積弘二
編集:村上雅樹

作品データ

ゆかりの地図

南大東島
25.83578,131.228428

JAL日本航空 先得

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