映画「ノア 約束の舟」主演ラッセル・クロウ、緊急来日舞台挨拶(東京・六本木)

2014年5月19日(月)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて映画『ノア 約束の舟』の主演ラッセル・クロウさんの緊急来日舞台挨拶が行われました。

写真:ラッセル・クロウさん  (C)JIMOVIE CO.,LTD

世界39カ国でナンバーワンヒットの本作。主演のラッセル・クロウさんが、世界で最後の公開地となる日本に5月19日(月)に到着、3年半ぶりの来日となりました。

写真:ラッセル・クロウさん  (C)JIMOVIE CO.,LTD

ラッセル・クロウさんは、自らがオーナーになっているシドニーのラグビーチームのキャップを被るなど、熱心なファンと思われる数名の方が客席から熱心に手を振っているのを見つけると、「そこのみんな、特にありがとう!」「みんなはうっかりラグビーチームとか買わないようにね!」と声をかけました。

また、ダーレン・アロノフスキー監督が”ノアを演じることができる俳優はラッセル・クロウだけだ”と言っていたことを紹介し、主人公ノアの役作りについて尋ねると、
「今までで一番困難な役だった」
「ノアの役は、考え過ぎると複雑になってしまうと思った。とにかくシンプルに、神に与えられた使命を達成しようとするキャラクターを作り、それをベースにしていった」
「ダーレンに“ノアを演じれるのは君しかいない”と言われたのは本当に光栄だけれど、撮影が始まった途端、あまりに大変な撮影だったからオファーを受けた自分を呪ったね(笑)。観てくれたら、何がそんなに大変だったかわかってくれると思うよ。」と、本作の撮影を振り返りました。

また、本作の撮影の中で何が一番大変だったかと尋ねると、
「水・・・。冬のロングアイランド(箱舟はアメリカ・ニューヨーク州のロングアイランドに建造され、洪水シーンなどのロケ撮影を行った)の水は凍るように冷たかった。一日12時間、そこで撮影だからね。」とエピソードを紹介。
「ダーレン監督がインタビューで「洪水シーンで使った水は、温めて使った」とか言っていたらしいんだけど、それは嘘(笑)。彼は、低予算のインディペンデント映画の俊英として脚光を浴びた人なんだよ。水を温めるなんてことに、1セントだって使おうとする訳がないよね!(笑)」と、撮影の裏話を語ってくれました。

写真:ラッセル・クロウさん  (C)JIMOVIE CO.,LTD

イラを演じたエマ・ワトソンとの共演については、「素晴らしい女優になったと思うよ。彼女にとって、イラの役は大きなチャレンジだったと思うけれどやり遂げた。彼女とは親子のような関係だった。撮影はとてもつらいものだったけれど、毎週日曜、エマと一緒にワルツのレッスンに通ったんだ。あれが唯一の楽しみだったね。」とコメントしました。

日本のファンに向けてのメッセージとして、
「この映画は、ダーレン・アロノフスキーの最高傑作になった。撮影はかなり大変だったけれど、観る方も結構大変だと思うよ(笑)。楽しんで観れるけれど、明日の朝起きても、映画の中のメッセージについて色々考えさせられたりもする映画なんだ。」

また、日本について、
「日本にくるといつも楽しい。いろんな日本酒を飲んだりしている。いつも東京だけで帰ってしまっているので、いつか子供たちを連れて東京以外の所にもいってみたいよ。」と語りました。

最後に、客席にいたファンの方々の客席まで歩き、握手やハグをするなどサプライズなファンサービスがあり、つかの間のファンとの交流が行われました。

作品概要

(c) 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

世界を呑みこむ大洪水を前に、重大な使命を負ったノア。
<世界のはじまり>を背負った男が箱舟に乗せたのは希望か、絶望か──

ストーリー:
ある夜、ノア(ラッセル・クロウ)は眠りの中で恐るべき光景を見る。それは、堕落した人間を滅ぼすために、すべてを地上から消し去り、新たな世界を創るという神のお告げだった。大洪水が来ると知ったノアは家族と共に、罪のない動物たちを守る巨大な箱舟を作り始める。やがてノアの父を殺した宿敵がノアの計画を知り、舟を奪おうとする。壮絶な戦いのなか、遂に大洪水が始まり、ノアの家族と動物たちを乗せた箱舟だけが流されていく。閉ざされた箱舟の中で、ノアは神に託された驚くべき使命を打ち明ける。箱舟に乗ったノアの家族の未来とは?人類が犯した罪とは?そして世界を新たに創造するという途方もない約束の結末とは──?

作品名:『ノア 約束の舟』
全米公開:2014年3月28日
原題:NOAH
監督・製作:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』『レスラー』)
脚本:ダーレン・アロノフスキー、アリ・ハンデル
出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、ローガン・ラーマン、ダグラス・ブース
作品クレジット:(c) 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 
オフィシャルサイト:http://www.noah-movie.jp/
日本公開日:2014年6月13日(金)全国ロードショー!

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